こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は一昨年サイコパスのような糞上司と組んで適応障害のような状態となり半年間休職した人間です。
休職に至る前の半年間は異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容などで、気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤、自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。
最終的には毎日残業、土日出勤、パワハラ上司の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。
仕事で挫折して休職、その後の休職生活の経緯は『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』にまとめました。
休職中の内省生活そして復職してからの数か月のメンタルの動きについては『もう本業には全力で取り組まない。趣味と副業のウエイトを上げていく! ~半年間の休職から復職への体験記~』にまとめています。
同じような境遇の方は共感できる部分もあると思うので、是非お読みください。
精神科での診断名は「不安・抑うつ状態」というものでした。
うつ病ではありません。
その手前という感じですね。
休職してからいろいろ考えましたが、自分では「適応障害」だったのではないかと思っていますね。
次のような記事も書いています。
一番上の記事の中で次のように書いていたんです。
適応障害のさまざまな症状は、ストレスがなくなると改善されるのが特徴です。通常、ストレスが消失してから6か月以上症状が続くことはないとされています。
適応障害の治療としては、環境調整によりストレス因を除去することが先決です。
現在、職場復帰して1年以上経ちます。
元上司の糞パワハラ野郎とは顔を合わせなくなったので、ストレス原因は取り除かれたんですよ。
でも相変わらず仕事がしんどいんですね。
仕事には何とか行けてますが、朝が辛い。日中もキツいんです。
これは何でだろう?
先日、マイケル・チミノ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の名作『ディア・ハンター』を観たんですよ。
これはデ・ニーロとその友人たちのベトナムでの体験を描いたもので、何とも深い感傷と余韻を残す作品なんですが、ベトナムからの帰国後のPTSDの描写もあるんですね。
これを観て僕も軽いPTSDなのではないかと。
PTSDとは、「心的外傷後ストレス障害」といいます。
命を脅かすような強烈な心的外傷(トラウマ)体験をきっかけに、実際の体験から時間が経過した後になってもフラッシュバックや悪夢による侵入的再体験、イベントに関連する刺激の回避、否定的な思考や気分、怒りっぽさや不眠などの症状が持続する状態を指します。
多くの死を目の当たりにしたような人は、一生消えないPTSDを背負うことになるでしょう。
僕もあくまで軽い部類だとは思いますが、「イベントに関連する刺激の回避、否定的な思考や気分」というものが、ストレス因を除去しても1年以上続いています。
戦争体験のような重度なものでなくても、さまざまな出来事で世の中には程度の差こそあれPTSDのような症状に悩まされている人がたくさんいると思うんですよね。
本日の記事は以上です。