こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
昨年から、仕事が辛くなり休職しています。
休職中のまま2020年に突入しました。
職場の取り扱いに基づくと厳密に言えば病気休暇なのですが、自分のなかでは休職という用語がしっくりきます。
休職に至る前の半年間は異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容などで、気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤、自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。
最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。
詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出版しております。似たような境遇の方は共感する部分もあると思うので是非お読みください。
さて、病気休暇・休職期間中のバイトは「問題行動」なのか?
ネットのニュースから気になる記事を抜粋してみます。
ちなみに「問題行動」というのは、うつなど病気が原因で起こす問題のことではなく、旅行したり、バイトや副業したりで処罰の対象となるようなもののことですね。
■ 病気休暇中にパチンコやゴルフをしないという誓約を破ったとして、○○県○○市は環境課参事補佐の男性(49)を停職2カ月の懲戒処分にし、事務主査に降格したと発表した。内部調査に「1人で自宅にいると虚無感にとらわれるので、人混みの中にいたかった。軽はずみな行動で反省している」と話しているという。
■ ○○市は、通勤手当を不正に受給したり、病気休暇中に手相鑑定を行い収入を得るなどしたとして財政部の男性職員(41)を懲戒免職処分にした。
■ ○○県は、病気療養で休業中、性風俗店と認識した上で従業員として報酬を得ていたとして○○教育事務所の男性主任(29)を停職3カ月の懲戒処分とした。また、同主任は同期間中に、週1回から3回程度、運転代行業に従事し、30万円程度の報酬を得ていた。建設業にも従事し10万円程度の報酬を得ていた。同主任は風適法違反などの容疑で逮捕された。
■ ○○県は、病気休職中に風俗店に勤務し収入を得ていた健康福祉部出先機関職員の女性(37)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。女性は依願退職した。
公務員関連のニュースが多いですが、公務員の場合は原則的に副業が禁止されているようです。
また病気休暇中は療養専念義務というものもあるようで、悪質な違反の場合は処分されたり報道されたりするようです。
ニュース記事には良いとか悪いとか特に論評はありませんが、公務員の場合、こういった「事件」はマスコミに流すのが慣例なのでしょう。
当該職員の日頃の素行が悪かったから当局も表沙汰にせざるを得なかったのかもしれません。
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まあ記事に書かれている以上のことは分かりませんが、一つ一つ事実だけ見ると、処分がちょっと重いのではないかと思います。いったいいつの時代なのかと。
滅私奉公に反すれば、戦国時代のように切腹を言い渡されているのと同じではないでしょうか。
一方これらの「問題行動」に対して、「停職6か月とか処分内容甘すぎ」「税金泥棒だな」「真面目に公務員収入だけで生活してください。公務員とはそういう仕事です」といったつぶやきが一部みられますね。
公務員への嫉妬以外の何物でもありません。嫉妬するなら公務員になればいいんじゃないでしょうか。
公務員は税金で生活していると言いますが、税金で食べてるのではなく、治安や消防や公共インフラなど行政サービスの提供の対価で食わせてもらってるのであって、そう考えれば民間企業もサービスの対価で食わせてもらってるんでしょう。
行政の仕事に関与したことがあるので分かりますが、役所の仕事など多分7割くらいはやってもやらなくてもいい緊急性の低い糞みたいな(失礼)仕事でしょうし、ホントに要らないなら事業をカットするべきでそれは政治家の仕事でしょう。
それを言ったら民間企業だって実は不要なものを詐欺まがいの売り方で買わせているでしょう。
国が長年金融緩和政策をじゃぶじゃぶ打っているので、どこかに腐るほどお金があるはずだし、ほったらかしで糞みたいに稼いでいるヤツは沢山いるはずです。
ということは失業者や休職者にベーシックインカム払っても全然問題ないでしょう。
繰り返しますが処分がちょっと重いのではないか?
ケガがきっかけであってもメンタル疾患がきっかけであっても、無意味な仕事や理不尽な人間関係に適応できなくなり仕事に行けなくなることはあるのです。
要するに時代がもう変わっているのだから、公務員が病気休暇中に副業したって別にいいんじゃないでしょうか。
公務員こそ本業の無駄な仕事を止めて働き方改革すればいいと思います。
公務員が率先して改革を進めれば民間にも波及するのではないか。
公務員にしろ会社員にしろ、真面目に働き続けることだけが求められる時代ではない。
休んで遊んで金を回してどこかに偏在する富を再配分して還流させることがこれからの時代の仕事ではないかと思いますね。
本日の記事は以上です。
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