こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
仕事で潰れて半年間休職していましたが、本業のサラリーマンに復職して9か月が経過しました。
休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。
気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。
自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。
最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。
詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出版しています。似たような境遇の方は読んでみてください。
休職生活を経験したおかげで、家と職場の往復ループから解放されました。
休職経験を柱として、この1年間でブログを300記事一気に書きあげることができました。
休職期間中にU-NEXTに加入し、好きだった映画鑑賞を約10年ぶりに復活することができたし、ラーメン食べ歩きや戦史研究もライフワークと位置付けて着手することができています。
投資については休職中から新しくソーシャルレンディングへの出資に取り組んでいます。
いわゆる「0→1」を達成し、コンスタントに収益が発生するという経験をすることができました。
休職経験は強みでしかないと思っています。
滋賀県教育委員会は23日、1日時点で病気休職している県内の公立学校の教員ら48人のうち、うつ病などの精神疾患で休職している人数が37人に上っていることを明らかにした。
県教委は「業務が複雑化し多忙になっていることや、パワハラなどのハラスメントを含む職場の人間関係などが一因と考えられる」としている。
県教委教職員課によると、事務職を除く県内の小中高、特別支援学校などの教員や実習助手ら約1万2千人のうち、精神疾患で休職しているのは全体の約0・3%の37人。
同課は「働き方改革を進め、職場環境の改善に努めたい。休職する前のメンタルケアにも力を入れたい」としている。
全国では2019年度に精神疾患で病気休職した教員らの数が5478人と過去最多となったことが文部科学省の調査で明らかになっている。(京都新聞)
このニュース記事は何を示唆しているんでしょうか?
「精神疾患で病気休職した教員が過去最多となっており状況が悪化している」と書いてないので、ギリギリ事実を色付けせず報道した良い記事ですね。
「精神疾患で病気休暇した教員らの数が過去最多となった」ことは良い方向ではないでしょうか?
しかしまだ全体の0.3%とは随分少ない数字ですね。
もっと休職率を上げないといけない。
滋賀県教育委員会教職員課は「休職する前のメンタルケアに力を入れたい」とコメントしていますが、間違っても休職しないようメンタルケアしてはいけません。
何を言いたいかというと、積極的に休暇を取るようケアすべきだということですよ。
昔はもっと雑に仕事していて済んでいたはず。
業務が複雑化し多忙になっている、パワハラなどのハラスメントを含む職場の人間関係が悪化している。
そうなら、休暇取る以外に解決策は無いでしょうと言いたい。
診断書書いてもらって(精神疾患で)病気休暇を取得した僕の経験では、休職も長期休暇も同じです。
ただ休職は処分扱いとなるのかな?
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元ライフネット生命社長で、現在、立命館アジア太平洋大学の学長を務める出口治明さんは、講演の中で「日本は2,000時間働いて成長率約1%。欧州は1,300時間働いて成長率約2%。欧州はサービス業主体だが、日本はまだ長時間労働の工場モデルから脱却していない。はよ帰って勉強しましょう」ということを言っていました。
社会派ブロガーのちきりんさんも著書で「生産性を高めるには、まず働く時間を減らそう」とハッキリ指摘しています。
繰り返しますが、精神疾患を発症するくらいならもっと休暇を取りましょう。
もっと労働時間を短縮して休暇取得率と生産性を上げていきましょう。
本日の記事は以上です。
☟『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』ちきりん 著(ダイヤモンド社)