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【職場復帰14】復帰後のストレス耐性の低下に注意。病気休暇半年からの職場復帰

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して5か月が経ちました。

長期の休職や病気休暇中の方の参考にと思い、復職後のレポートを書き残しておきます。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しました。今も棚卸しを継続しています。

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくないという状態になったのです。 

詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出していますので、似たような境遇の方はお読みください。

 

元の通り復職して仕事ができるのか、8時間以上も職場に居て耐えられるのか、復職して朝起きて出勤できるのか、上司と顔を合わせられるのか、同僚からどう思われるのか、仕事でまた失敗しないか、今まで通り子どもの世話が出来るのか・・・。

こういったことを長期間悶々と考えていました。

 

復職してから5か月になりますが、自分で考えながら仕事を回していくこと、上司から指示されること、同僚や部下に配慮しながら、仕事を依頼すること。

これを何とかこなしています。 

 

働きたくないけど働かないといけない。

復職は長期戦。いや、これからの仕事人生が長期戦です。

 

先日、佐藤優さんの著書『40代でシフトする働き方の極意』から引用しつつ「ストレス耐性」について書きました。

佐藤さんは本書で次のように書いています。 

 

遺伝的要素と環境、この二つの因子によって発症するのがうつ病などの精神疾患です。

ですから一度、自分の近親にうつ病双極性障害などの精神病を発症した人がいないか、確認してみることをおすすめします。

もしいたとすれば、自分にもその因子があると見て警戒した方がいいでしょう。

仮に因子があるとしても、環境がよくストレスの閾値を超えなければ発症を避けることができます。

自分の過去を顧みて、プレッシャーやストレスでめげそうになった経験があったら思い出してみましょう。

それがどのくらいのストレスだったか?一つの目安になるかもしれません。

それ以上のストレスやプレッシャーをできるだけ避けるようにする。

仕事をしている以上、難しい部分があるかもしれませんが、少なくとも自分の限界値を想定しておくだけでも予防につながるはずです。 

 

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休職してみて分かったことは、これ以上頑張ると潰れる、という感覚をかなりハッキリと理解することができたことです。

 

休職して良かったことは、自分のストレス耐性を知ることができたこと。

 

職場復帰してからは、残業しない、日中こまめに休憩する、仕事を家に持ち帰らないというふうになりました。

頑張りすぎると勝手にブレーキがかかるようになりました。

 

年の功とも言えるかもしれません。

身の丈以上に頑張らない、自分の強みを伸ばす、楽しいことに専念する、今はそんなことを心掛けるようになりました。

 

しかしです。

先ほど「ブレーキがかかる」と書いたように、無理するのが怖くなる。

モチベーションを維持できない。

複雑な仕事が重なると拒絶反応が起こる。

以前はこなせていたことが随分手前で頑張れなくなる。

 

仕事に対する拒否反応、気分の落ち込みを、何とか服薬で盛り返しています。

一度抑うつ適応障害で休職した場合、職場復帰後のストレス耐性の低下には注意が必要です。

 

ストレス耐性を知ることは、同時に、ストレス耐性の低下を引き起こしてしまう。

簡単に言えば、メンタルが弱くなる。何かにつけてメンタルのせいにしてしまう。

 

この現象に対して、どこかで折り合いをつけて、どうにかしないといけない。

これの解決法を探っている段階です。

 

職場に復帰して、あっという間の5か月を何とか乗り越えましたが、仕事に対する恐怖を克服するには、もう少し慣れる時間が必要です。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『40代でシフトする働き方の極意』佐藤優 著(青春新書/青春出版社

 

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