仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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【職場復帰16】ストレス耐性が下がり心身不安定で一進一退。病気休暇半年からの職場復帰

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して7か月が経ちました。

長期の休職、病気休暇中の方の参考にと思い、復職後のレポートを書き残しておきます。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職し今も棚卸しを継続しています。

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には毎日残業、土日出勤、パワハラ上司の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。

詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出していますので、似たような境遇の方は読んでみてください。

 

休職しているあいだ、元の通り復職して仕事ができるのか、8時間以上も職場に居て耐えられるのか、復職して朝起きて出勤できるのか、上司と顔を合わせられるのか、同僚からどう思われるのか、仕事でまた失敗しないか、今まで通り子どもの世話が出来るのか・・・。

こういったことを長期間悶々と考えていました。

 

復職してから半年となりました。

【職場復帰15】の記事では次のように書いていました。

「ようやく仕事の勘を取り戻してきました。仕事しているあいだ、フロー状態になる。ゾーンに入るようになってきました」

しかし、ちょっとしたストレスがかかると途端に仕事の手が止まる。

思考停止になりそわそわして不安になる。

やっぱりまだダメだ・・・。

 

先月までの繁忙期が終わり比較的閑散期に入ったのですが、何か落ち着かなく仕事が手につかない。

仕事内容の変化に体が適応できず、じっくり腰を据えて仕事を掘り下げることができません。

 

病院を変えてみました。

個人開業のメンタルクリニックに行ってみました。

丸1年服用してきた「スルピリド」という薬ですが、別名「ドグマチール」というのを初めて知りました。よく聞く名前です。これは継続です。

また、「サインバルタ」という、これもポピュラーな抗不安薬を新たに処方してもらいました。

通常、薬は減らしていくものですが、増やしてしまいました・・・。

 

さて以前も書きましたが、休職してみて分かったことは、これ以上頑張ると潰れる、という感覚をかなりハッキリと理解することができたことです。

休職して良かったことは、自分のストレス耐性を知ることができたこと。

 

職場復帰してからは、残業しない、日中こまめに休憩する、仕事を家に持ち帰らないというふうになりました。

頑張りすぎると勝手にブレーキがかかるようになりました。

年の功とも言えるかもしれません。

身の丈以上に頑張らない、自分の強みを伸ばす、楽しいことに専念する、今はそんなことを心掛けるようになりました。

 

しかしです。

先ほど「ブレーキがかかる」と書いたように、無理するのが怖くなる。

モチベーションを維持できない。

複雑な仕事が重なると拒絶反応が起こる。

以前はこなせていたことが随分手前で頑張れなくなる。

 

仕事に対する拒否反応、気分の落ち込みを、何とか服薬で盛り返しています。

一度抑うつ適応障害で休職した場合、職場復帰後のストレス耐性の低下には注意が必要です。

 

職場で中堅になると、とにかく仕事が集まってくる。

ストレス耐性が低下しているので、ちょっとの残業が辛い。

 

復職は一進一退。

行き詰ったら、和田秀樹氏の『もうちょっと「雑」に生きてみないか』という本を時々読み返します。

負けは負け、できないことはできないとあっさり認める

いい加減は、良い加減

雑でも何でも、やらないよりマシ

 

気楽に手を着けて終わらせる。人に頼む。人を使う。こういうことができるのが中堅になるということ。

焦らずゆっくり行きましょう。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『もうちょっと「雑」に生きてみないか』和田秀樹 著(新講社

 

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