仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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「不安・抑うつ状態」とは?「うつ病」と違うのか?

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

40代半ばの僕は仕事や家庭に忙殺されて失われた20年の自分の時間を取り戻したいと模索しています。 

昨年から、仕事が辛くなり休職しています。休職中のまま2020年に突入しました。職場の取り扱いに基づくと、厳密に言えば病気休暇なのですが、自分のなかでは休職という用語がしっくりくるのでそういうことにしています。 

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容などで、気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤、自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には、上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。 

詳しくは辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」というタイトルでKindle本を出版しております。似たような境遇の方はぜひお読みください。

 

僕の場合、かかりつけ医の診断は「不安・抑うつ状態」というものでした。

抑うつ状態」とは、うつ病手前の状態であって「うつ病」ではない。

血液検査や問診の結果、うつ病の診断基準には至っていないということですね。

 

うつ病の診断基準とは、以下のようなものです。 

▶ 気持ちが落ち込む

▶ 物事に興味がない、あるいは楽しめない

▶ 集中力や注意力が衰えている

▶ 人生の敗北者だと気に病む、家族に申し訳がないと感じる

▶ 自分を責めたくなったり、自分には価値がないと思ってしまう

▶ 将来に対して悲観的な見方をしてしまう

▶ 自分の体を傷つけたり、死んだほうがいいと思ってしまう

▶ 寝られない、睡眠中に目が覚める

▶ 食欲がない 

 

僕の場合、ほとんど該当なしです。

在職中は食欲が減退して体重が落ちましたが、それ自体は大したことないです。

冒頭にも書いたように「仕事のやる気を失った、出勤したくない」という状態です。

サボりたい、というのもちょっと違っていて、今まで20年以上勤めてきて、そういうことはなかったのです。

かかりつけ医の言葉を借りると、職場環境の変化、上司との関係の問題によって、「不安・抑うつ状態」に置かれている。病気や症状というより「そういう状態に置かれている」ということのようでした。

 

その後ネットで調べるうちに、適応障害という表現が一番近いのではないか、と思うようになっています。 

 

梅谷薫さんの『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』を読みました。

梅谷さんによれば、‟「ズル休みだろう!」と責めてくる上司もいるが、それに屈してはならない。むしろ「体は正直だ。自分にもっと正直にならなければならない」と考えて、これからの進路を真剣に考えた方がよいのである。”と。

こういう状態に置かれてしまった以上、自分を正当化して対処するよりほかないですね。 

 

本日の記事は以上です。

 

【40代オッサン、オススメの本】

『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』梅谷薫(講談社+α新書) 

内科医である著者は、メンタル不調者に全面的に寄り添い、他人を支配しようとする者は許さないという姿勢を貫いている。豊富な経験に裏打ちされた的確な言葉、表現の文章で、読むと非常に勇気づけられる。