仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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サイコパス上司と組んで精神科行き。一つ確実に言えることは、僕自身はサイコパスではないということ

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

先日からパワハラによる自死に至った救命救急士の方のニュースを取り上げています。

自死に至ったのは40代管理職で、パワハラで彼を死に追いやったのは50代上司でした。

 

ニュース記事で、この上司の異常性が明らかになっています。

 

原因を調査していた第三者委員会の報告書によると、上司は約20年間にわたって月に最大3、4回、24時間勤務明けの係長宅を訪問し「反省会」として指導。このほか内線電話で業務に関するクイズを出題したり、担当外の業務をさせたりしていた。第三者委はこうした行為がパワハラに当たると判断。「心理的負荷が蓄積されて自殺に至ったと推定される」と結論付けた。(西日本新聞

 

www.nishinippon.co.jp

 

ご本人及びご遺族の心中の無念さを思うと怒りを禁じえません。

 

読者数1,600人以上でとても読みやすいブロガーのふぇでらおさんも、サイコパスのことを書いていて読ませていただきました。

サイコパスは身近にいるということですね。

 

yoshimor.hatenadiary.jp

 

梅谷薫さんの著書『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』では、サイコパスと明言はしていませんが、危険な上司の特徴として次の10項目が挙げています。 

 

▶無理なノルマや難題を押し付けてくる

▶指示の内容がころころ変わる

▶上司にへつへつしながら部下に威張る

▶手柄は独り占め、責任は部下に丸投げ

▶何を言っているのかさっぱりわからない

▶考えや行動がひとりよがりである

▶自分を非難する奴は絶対に許さない

▶陰でネチネチ「裏工作」する

▶何を言っても聞く耳を持たない

▶ライバルを叩き潰すことに異常な執念を持つ

 

梅谷先生のいう「危険な上司」は、このような特徴的な行動で部下を巧妙に精神的にじわじわ追い込んでいきます。

梅谷先生は次のように言っています。

 

あなたを不当に攻撃してくる人たちが望んでいるのは、あなたが彼らに「屈服」して、彼らの言いなりになることである。

彼らの「世界観」を認め、あなたが「自分らしい生き方」を放棄してしまうことである。

要するに彼らはあなたに、「魂」を売り渡し、自分たちの「奴隷」になれと言っているのだ。

その自分勝手な要求に、簡単に屈してはならない。

 

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サイコパスは他人を精神的に支配しようとしてきます。

僕の元上司は一挙手一投足を監視し、5分おき10分おきに指示してきました。

自分の数年間の仕事のやり方を僕に完全コピーさせようとしました。

僕が仕事の電話をしていると、そばから受け答えが違うと口出ししてきました。

 

毎日こういうことが続くと精神的に変調をきたしてきます。

江戸時代のような過剰な滅私奉公主義。精神まで侵食してくるような束縛感。しかも感情不安定で「瞬間湯沸かし器」。

僕はこの上司と組んで半年後に精神科に駆け込んだんですね。

 

ふぇでらおさんのブログにあるようにサイコパスは身近に存在します。

しかし一つ確実に言えることは、僕自身はサイコパスではないということではないかな?

サイコパスを単なる変な人で片付けてはいけません。許されざる者なのです。

 

本日の記事は以上です。

 

 ☟『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』梅谷薫(講談社+α新書)