仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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【備忘録】40代オッサンが仕事で疲弊し病院を受診し休職に至った顛末

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

今回は僕が仕事で疲弊し病院を受診し休職に至った顛末を書いてみます。

 

職場の規定に従えば、正しくは病気休暇なのですが、自分のなかでは休職の方がしっくりくるので、ここではそのように書くこととします。 

 

初めて直面する職場での耐えられないストレス

 

会社員にしろ公務員にしろどんな職場においても、特殊な人間関係下、職場環境下に置かれるとメンタル不調を引き起こすことになるのではないでしょうか。

 

メンタル不調に陥る一般的な要因としては、上司、同僚と性格、ソリが合わない。仕事がキツい。拘束時間が長い。休みがない。

様々な要因が複合的に絡んで、疲労から精神的に参るということが挙げられると思います。

 

一方で、同僚から言われたのですが「仕事がきついのは耐えられる。精神的に参るのは結局人間関係のストレスだ」と。

「仕事もきつかった、上司もきつかった」と言ってしまうと、聞いてる方からするとちょっと分かりにくいのかもしれません。

 

僕のケースでは、人事異動後で慣れない仕事であり、仕事がなかなかシビアな内容、土日の休みも余り取れず徐々に疲労が蓄積していったのに加えて、直属の上司のスケジュール管理、上司の指導、上司のマニュアルの束縛がきつく、裁量の余地がなかったことがオーバーフローしたのだと思います。

 

ストレスが限界を超えた時点で、別の上司を通じて人事担当者に相談しました。

病院へ受診したいと願い出たとき、人事担当者から「仕事がキツいのが原因か」「上司がキツいのが原因か」と二択で質問されたので、僕は「上司の当たりがきつい、半年堪えたが限度を超えた」と訴えました。

 

結局、上司と合わないことによって、仕事のやる気を完全に失ったというのが人事担当者への答えでした。

結局自分では上司のパワハラに負けたと思いたくないのですが「パワハラがありました」と答えちゃったほうが受け取る側は分かり安く収まるのかなと思ったのでした。 

 

心療内科を受診する

 

人事担当者と面談したのち、迷うことなく近隣の心療内科を受診しました。

駆け込んだといったほうが正確かもしれません。

(後日、受診した診療科が「心療内科」ではなく「精神科」だったことが判明)

 

医師に概略を話すと「休養することを勧めます、診断書を書くので休みますか?」とのこと。

まだ年度途中です。やりかけた仕事がまだありました。

「何とか1年間は上司の下にいて、仕事を全部把握して、こいつ以上の成果を上げて追い出してやる、絶対負けられない戦い」と息巻いていた矢先のことでした。

 

「えっ、先生このタイミングで休むんですか」と。

自分で判断できないので、いっしょに病院に来てくれた妻に判断を仰いだほどです。

しかし、同時に「仕事のキツさから解放される。解放されちゃっていいの?」と嬉しさがこみ上げてくる感じだったと思います。

 

医師の診断はこうでした。

「心身面で異常をきたしていない。全然問題ない。仕事は継続できる。しかし我慢すると発症してしまいます。明らかに上司と合わないのが問題である。休養を勧めるため便宜上《不安・抑うつ状態》と診断名を記載しておくが、これは病ではなく、そういう状態に置かれているということです」

 

20代でも30代でも40代でもメンタル不調に陥ることはあり得ると思いますが、人並みに真面目で責任感があると、若いときに仕事で折れるのは辛いと思います。

しかし40代にもなると、ある種開き直りというか「上司のヤツが悪い、こんな目にあわせやがって」という気持ちが支配していましたので、ある種気が楽でした。

「この際休んでやる」と。

 

その日のうちに、2週間療養が必要な旨を記載した診断書を妻が代わりに職場に提出してくれました。

ここからが、約5か月半にわたる休職生活の始まりでした。 

 

本日の記事は以上です。

 

【休職した直後に読んだ本①】

☟梅谷薫著『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』 

 

【休職した直後に読んだ本②】

☟松崎一葉著『クラッシャー上司』