仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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40代以上のビジネスマンが考えるべきは、いかに会社で息を潜め、外の世界を切り拓くか

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

僕は一昨年、本業のサラリーマンで疲弊し、挫折して半年間の休職生活を経験しました。

 

パワハラ上司に屈して仕事ができなくなり、適応障害のような状態で精神科を受診して診断書を書いてもらい病気休暇を取得しました。

実態としてはもう休職だと思っています。

 

20年以上務めてきた一般事務の仕事。

こんなに辛くて面白くなくなったのは初めてでした。

 

数年のあいだ同じ部署にいれれば仕事を覚えて面白みを掘り下げられます。

人間関係に問題がなく、部下が仕事の下請けをこなしてくれて、自分は事業の方向性を企画するポジションにいれば面白みも感じられますが、そうじゃなければ一般事務の仕事なんて面白いわけがない。

 

休職して客観的に見たら大きなマイナスですね。

あいつはちょっと精神的に病んだので、キツイ仕事はもう任せられない。そういうふうに見られているでしょうね。

 

復職してもうすぐ1年になりますが、そのマイナスを少しずつゼロに戻すべく努力してきました。

 

しかし、ゼロからプラスにはならないんですね。

40代半ばにもなればある程度責任あるタフな仕事をこなすのが当たり前ですから。

僕はもうそういう「責任あるタフな仕事」はしないと思っているし、きっと周りからもそれはできないと思われているんですね。

 

それはそれでよし。

でも家族を養わないといけないので、経済的には圧倒的に本業に依存しています。

それでも前から書いてきたように、人生設計では「家庭、教養、財産、趣味、健康」を考えることがきわめて大事で、仕事はその次でいいんだという考えに軸足をシフトさせようと思っています。  

 

そのあたりの考えを『もう本業には全力で取り組まない。趣味と副業のウエイトを上げていく! ~半年間の休職から復職への体験記~』というKindle本にまとめています。

同じような境遇の方は共感できる部分もあると思うので、是非読んでいただきたいですね。

 

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精神疾患は人生の大きな転換期。

メンタル不調による適応障害とは、人生のパラダイムシフト。

この辛さは、人生の劇的な革命期を迎える生みの苦しみなのかもしれない。

 

昨日、成毛眞さんの『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』を読み返したんですが、成毛さんは「世の9割のサラリーマンは、もう仕事に全力を注ぐ必要はない」と言ってます。

 

いま、40代以上のビジネスマンが考えるべきは、いかに会社で息を潜め、‟外の世界を切り拓くか”である。

ストレスがかからない仕事を選び、健康な身体を保ちながら、趣味やサイドビジネスに全力を注ぐ。

会社で上司や部下とケンカしたり、取引先に無理難題をいわれてため息をつくなど、息のムダ使いである。風に吹かれる柳のように、ニコニコ笑っていればいい。

頑張りが報われない時代になったのも、みなさんのせいではない。

だからこれ以上、会社に尽くさなくてもいいのだ。

 

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出世コースから外れたのは僕だけじゃなくて、世間の9割のサラリーマンは出世コースからはずれているのだ。

 

繰り返しになりますが、家族を養わないといけないので、経済的には圧倒的に本業に依存するしかない。

でも、もう残業するのは緊急時だけにしたい。

時間と命をムダ使いせず、基本は定時に帰る。

 

定時に帰るということは残業手当がつかないから、僕の場合、極端に言って月5万円くらい収入減なんですが、これはもうそういうものだと思うしかない。

 

「ワーク」と「ライフ」をリバランスして外の世界を切り拓く。

これを、今後3~5年かけて実現していきたいですね。

それが40代のいま考えるべきことだと思ってます。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』成毛眞PHPビジネス新書)

☟『もう本業には全力で取り組まない。趣味と副業のウエイトを上げていく!』trrymtorrson 著