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映画『セッション』を観た。サイコパスのパワハラ教授が元上司に重なって見えた

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

僕は一昨年パワハラ上司のプレッシャーに耐えかねて半年間仕事を休職しました。

 

この上司、今考えてもサイコパス気質だったと思う。 

得体の知れない威圧感のある人物。

いつも監視されている感じ。

眼つき顔つきが何となく怖い。

ちょっと気に入らないことがあると電話中でも注意してくる。

朝何となく機嫌が悪い。

仕事の指示が30分おき、短いときは10分おきとかで細かい。

マニュアル通り、指示した手順通り仕事しないと不機嫌になる。

指示する仕事の量が半端ない。

こういう状態が半年続き、当方は徐々に心身に変調をきたしてきました。

 

高圧的で他者依存が強く、精神に寄生してくるようなパワハラ・クラッシャー体質の男。これまでの仕事上の人間関係で経験したことのない状況に追い込まれましたね。

 

先日U-NEXTで、映画『セッション』を観ました。

以前からずっと気になっていて観たかったんです。

この間まで見れなかったんですが、先日U-NEXTの洋画ラインナップに新着アップされていました。

原題は『WHIPLASH』(むち打つこと)といいます。

監督のデイミアン・チャゼルは2016年の作品『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞6部門を受賞した人物です。

『セッション』は、チャゼルが弱冠28歳で撮った2作目の長編作品です。

 

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【Photo:映画.comより】

 

セッション : 作品情報 - 映画.com

 

偉大なジャズドラマーを目指す主人公のニーマン(マイルズ・テラー)と、最高峰の音楽学校シェイファー音楽院の指導教授フレッチャー(J・K・シモンズ)との鬼気迫るレッスンを描いた作品です。

 

この鬼教授フレッチャー、学生に常軌を逸したパワハラ指導を行います。

他の楽団員も精神的に追い詰められています。

主人公も猛烈なパワハラ指導を受けてかなり精神的にも追い詰められるシーンがあるのですが、教授の威圧のさらに上を行く尋常でない情熱の持ち主でした。

そのニーマンとフレッチャーの魂の激突はどんな結末を迎えるのか・・・。

 

そんなストーリーです。

 

www.youtube.com

 

僕は自分のパワハラ体験と重ね合わせて釘付けになって一気に観たのですが、この映画賛否両論あったようです。

 

熱血指導の範囲を大きく逸脱したフレッチャーの言動に胸糞悪くなった人もいたでしょう。

一方で、部活やプロスポーツの世界、職人の世界、世界のトップクラスを目指すビジネスなどの世界では、このような潰し合いを実体験してきた人もいるでしょう。

そんな人たちは「こんなの大したことない」というメンタルタフネスな人もいると思います。

 

パワハラサイコパス気質の指導者は常人に理解できない独特の標準を持っています。

これに適応できる人と、まったく適応できず適応障害やうつ症状に追い込まれる人がいるでしょう。

僕は後者でしたが・・・。

 

パワハラ上司・サイコパス上司の独特の世界観は当人にとって絶対的に正義です。

最近ではパワハラが認知されてきて被害者がパワハラだと感じればそれはパワハラ行為に認定されるようになりました。

しかし劇中で主人公のニーマンは、フレッチャーの言動がパワハラに当たるかどうか問われて、それに肯定も否定もしなかったんですね。

この作品を観る者に解釈を委ねた感じでしたね。

 

パワハラ被害経験者の方も、そうでない方も是非ご覧になってください。

 

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本日の記事は以上です。

 

 

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