40代オッサンtrrymtorrsonの雑記

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中野信子さんの『サイコパス』を読んで。パワハラ上司との闘いは自分との闘い

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

 パワハラ上司は部下をネチネチと精神的に追い詰めていきます。

 異常な人格により部下はうつ病や自殺に追い込まれます。

 そういう事例が後を絶たない。

 

 僕は得体のしれない威圧感のある上司からネチネチと責められ半年後に精神科に受診して休職することとなりました。

 

 当初は僕もパワハラを受けたという自覚は無くただ追い詰められて精神的に参って会社に行けなくなったと思っていました。

 休職期間に入ってから僕が組んだ上司は実はクラッシャーであり、僕はパワハラによって潰されたのだと自覚しましたね。

 

 僕が休職に至った顛末は、拙著『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでkindle本も出していますので、同じような境遇の方は読んでみてください。

 

 僕はここ2年ほど、部下をうつ病や自殺に追い込むパワハラ上司は「人格異常者(=サイコパス)」だという仮説を持ち続けてきました。

 

 『サイコパス』といえば中野信子さんですね。

 

    

 

 中野さんの『サイコパス』を読み終えましたが、結論から言うと「うーん・・期待していたものと違う」ですね。

 

 僕が期待するような身近にいるサイコパス上司などについての記述はほとんどなく、主に犯罪者に関する各研究分野における最新学説を網羅的に紹介する本という感じでした。

 

 しかしこの本で一か所だけ「サイコパス」と「パワハラ上司」を重ね合わせて説明している部分があるんです。

 

 カナダの犯罪心理学者、ロバート・ヘアという人が「サイコパシー・チェックリスト(PCL-R)」というものを開発しているそうです。

 つまりサイコパスかどうか自己診断するチェックリストですね。

 ヘアはサイコパスを「標準」「操縦」「男性的」という3種類に分けています。

 いずれのタイプにも共通する特徴は、感情が乏しい、共感能力がない、罪悪感の欠落、良心の呵責の欠如。

 

 ヘアはこのうち「男性的」に分類されるサイコパスの特徴として、次のように説明しています。

 

 このタイプは、攻撃的で弱い者いじめをし、周囲に不快感をもたらす傾向があります。ほかのタイプほど表面的魅力はなく、あまり他人を操らない、というか操る能力がありません。言葉よりも行動に出やすいタイプです。威圧的な態度、嫌がらせ、恐怖による支配を行い、うまくいかないことはすべて人のせいにします。自分はルールやマナーを破ることが多いのに、他人をネチネチと責めます。出世レースからは脱落し、重要ではない部署の管理職として、部下に威張り散らしている人間に多いでしょう。短気で頭に血が上りやすく、すぐ怒りをあらわにしますが、すぐにそのことを忘れ、何もなかったようにふるまうといった傾向があります。

 

 どうですか。まさにパワハラ上司、クラッシャー上司そのものではありませんか。

 サイコパス研究の第一人者ロバート・ヘアが、パワハラ上司をサイコパスの一形態としてきちんと認めているのですね

 

 繰り返しますが僕はここ2年ほど、部下をうつ病や自殺に追い込むパワハラ上司は「人格異常者(=サイコパス)」だという仮説を持ち続けてきました。

 人格異常者との闘いに打ち克つことが僕の中で一つのテーマとなっています。

 

 パワハラ上司とどう付き合うか?

 パワハラ上司に休職に追い込まれたあと復職してどう自分を立て直すか?

 

 もちろんサイコパスと直接対決したら100倍返しされますのでそうではなく自分との闘いなんです。

 パワハラ上司との闘いがいつしか自分との闘いに変わりましたね。

 40代半ばのオッサンになって初めて自分というモンスターを如何にコントロールするかという闘いに直面しています。

 

 

☟『サイコパス中野信子(文春新書)