40代オッサンtrrymtorrsonの雑記

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パワハラ上司はサイコパスなのか? 中野信子 著『サイコパス』

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

 パワハラ上司は部下をネチネチと精神的に追い詰めていきます。

 異常な人格により部下はうつ病や自殺に追い込まれます。

 そういう事例が後を絶たない。

 

 松崎一葉さんの著書では、そういう上司を「クラッシャー上司」と呼んでいます。

 「クラッシャー上司」という命名筑波大学の松崎教授と東京慈恵会医科大学牛島定信教授だそうですが、当初はそういった人物を「潰し屋」と呼んでいたそうです。

 

    

 

 僕は得体のしれない威圧感のある上司からネチネチと責められ半年後に精神科に受診して休職することとなりました。

 

 当初は僕もパワハラを受けたという自覚は無くただ追い詰められて精神的に参って会社に行けなくなったと思っていました。

 休職期間に入ってから僕が組んだ上司は実はクラッシャーであり、僕はパワハラによって潰されたのだと自覚しましたね。

 

 僕が休職に至った顛末は、拙著『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでkindle本も出していますので、同じような境遇の方は読んでみてください。

 

 「クラッシャー上司」とはいったい何者なのか?

 松崎さんの『クラッシャー上司』では、4つの事例をもとにクラッシャー上司の実態を詳述しています。

 何ともおぞましい上司の事例が登場します。

 部下をうつ病や自殺に追い込む彼らはゾッとする人格異常者であり、サイコパスに違いない。

 僕はそう確信しており、このブログでも「パワハラ上司」=「サイコパス」というふうに書いてきました。

 

 『サイコパス』といえば中野信子さんですね。

 

    

 

 部下を奴隷のように扱い、失敗するとネチネチと責め続け、結果的に潰していく。

 松崎さんはこのような上司の特徴を「他者への共感性が欠如している」と評していましたが、中野さんの著書『サイコパス』にも同様の記述があります。

 

 中野さんの『サイコパス』では、認知行動療法の理論的基礎をつくったアメリカの精神医学者アーロン・ベックの言葉が紹介されています。

 

 サイコパスは自分自身を「強く、自立的な一匹狼」として捉えている。他の人間は「搾取されるに値する人間」、弱くてもろく、犠牲になる人間に見えているのだ。

 

 松崎さんの「クラッシャー上司」に通じるものがあります。

 

 しかし、松崎さんの「クラッシャー上司」と中野さんの「サイコパス」での記述には少し違いがありますね。

 

 中野さんの「サイコパス」には次のように書いてあります。

 サイコパスはあらゆる対象への愛情や愛着が欠如しているから、仕事に対する責任感が芽生えることがなく、今の仕事への満足感が低い。

 

 中野さんはサイコパスが必ずしも仕事がよくできるという捉え方はしていませんね。

 

 一方、松崎さんのいう「クラッシャー上司」の特徴は、基本的に能力があって仕事ができる。

 仕事ができて出世するうえに部下を奴隷のように扱うから、部下は精神的に逃げ場がなくなり潰されるのだと。

 

 その意味で「クラッシャー上司」はタチが悪いんですよ。

 

 僕は上に書いたように「パワハラ(クラッシャー)上司」=「サイコパス」という仮説を持っているのですが、中野さん的にはどうなんでしょうか?

 

 中野さんのサイコパスの行動要因について、4つの仮説を紹介しています。

 

1.欠如仮説(低い恐怖感情仮説)

2.注意欠陥仮説(反応調整仮説)

3.性急な生活史戦略仮説

4.共感性の欠如仮説

 

 僕らをうつ状態に追い込んだパワハラ上司はどれかの人格障害に該当しそうですね。

 パワハラ上司を精神病理学的に研究してもらいたいものです。

 

☟『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』松崎一葉(PHP新書) 

 

☟『サイコパス中野信子(文春新書)