仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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菊池広域連合消防本部で40代管理職が無念のパワハラ自死。異常な上司に怒りを禁じ得ない

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

本業のサラリーマンに復職して丸1年になります。

仕事が回らなくなって挫折して休職を経験しました。

パワハラというと若手がオッサン上司に受けるイメージですが、私は40代オッサンで、50代上司からパワハラを受けました。

メンタル的に疲弊して精神科に受診し診断書書いてもらって病気休暇となりました。

 

また40代でパワハラが原因での自殺のニュースです。

事件があったのは菊池広域連合消防本部。

僕と同年代であり、さぞ無念であったろうと思います。

 

kumanichi.com

 

報告書によると、上司は別の署に勤務する係長に対し、本来の業務ではない約600冊の台帳の整理を依頼。月に数回、係長の24時間勤務が終わった午前9時ごろから係長の自宅に昼~夕方まで滞在して業務の指導をしたことなどが「業務上必要かつ相当な範囲を超えていた」として、パワハラと認定した。

 

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【Photo:熊本日日新聞

 

24時間勤務後に被害者の自宅で指導するなど、異常ですね。

亡くなった方は救急救命士で、普段から緊張を強いられる過酷な勤務だったと思われます。

 

このパワハラ野郎は自分と他人の区別もつかないのか?

この上司は「パワハラの自覚はなかったが、認定されたのは仕方ないと思う。係長が亡くなったことはとてもつらく、後悔している」と言っていますが、悔やんでも手遅れです。

仕事中毒のサイコパスだと断罪せざるを得ませんね。

 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

40代と50代では仕事観が違います。

 

50代全てとは言いませんが、一部の50代は「右肩上がりのバブル脳」であり、端から見て全く無意味な仕事を自分の尺度で長時間こなして成果が上がっていると勘違いして中毒になっているのでしょう。

一方、40代は右肩下がりの氷河期世代で、頑張っても成果が上がらないことに対して敏感であり、疲弊するのです。

 

前にも書きましたが、パワハラをしたこの50代上司は頭のなかがバブルで、仕事の成果が右肩上がりに湧いてくると考えていたのではないか?

50代以上にパワハラ事案が多いのは、自分がたいして苦労せずとも業績が上がっていた経験があり、その感覚が抜けてないからです。

言い換えれば、バブル脳の人間は成果が上がらない理由を部下の能力のせいにしているのです。

40代以下がメンタルが弱いとかそういう問題ではないのですよ。

 

不惑」の40代といいますが、毎日モンスターのようなサイコパス上司と顔を合わせて仕事を背負わされれば、精神的に疲弊するに違いありません。

 

遺族のことを思うと本当に無念で、心が痛みます。

 

本日の記事は以上です。