こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
前回、「職場復帰」の記事を書いたのは2月でした。
そのときは非常に精神的に追い込まれていました。
3月の人事異動が控えていたこと。
予想以上に難しい日商簿記3級の受験を目前に控えていたこと。
貯金がほとんど無く、妻とも喧嘩が絶えず、家の中が荒れていたこと。
いろんなものが上手くいかなくて停滞していました。
出世競争のラインから外されて、仕事を干されて、情けない中年太りのヒラのおっさん状態で「50代」の大台に乗ることを、何よりも怖れていました。
それを僕は、ドイツの哲学者、カール・ヤスパースが言った「限界状況」に直面していると分析したわけですが。
その後誕生日を迎えて、あっけなく50歳になりました。
まず、怖れていた人事異動はやり過ごしました。
周りが昇進するなか、明らかに低評価を下され、今の地位に残留。
あまりにも幹部連中の都合の良い人事にしばらく怒りが治まりませんでしたが、気持ちを切り替えました。
かねてから進めていた「一人プロジェクト」、社内フリーランスに専念すると。
一人プロジェクトといっても、社内で何かプロジェクトを立ち上げて評価を上げようというわけではありません。
そうこうしているうちに、我が家の家計に僕はメスを入れました。
新NISAの運用はもう待った無し。
手を付けないようにしていた娘3人分の教育資金取り崩し。
児童手当や入学祝い金の貯金を、投資用資金に移行させました。
これには妻の説得を要しました。
一刻も早く新NISAの運用に舵を切らなければならないのに、妻はぼーっとしていました。
それをなんとか説得して、一部を投資口座に移行。
そしてもう一つ、禁断の企業型確定拠出年金の解約に踏み切りました。
ある程度まとまった金が用意できました。
それを元手に、S&P500やオールカントリーやインド株など6本の投信積立に投入。
また、融資型クラファンの「バンカーズ」、不動産クラファンの「COZUCHI」、さらには、ロボアド投資の「ウェルスナビ」にも一気に投入しました。
NISAで投資を始めたからといって自動的に増えていくわけではありません。
毎月定期的に積み立てていくための種銭が必要です。
そのための策として、先ほどのクラファンで6か月モノや12か月モノの案件を何本も回転させて、種銭を作っていくわけです。
【バンカーズ公式ロゴ】
それ以外にも、些細なことですが、メルカリの物販やKindle書籍の販売で種銭作り。
仕事上の難題を抱えて苦労している人には申し訳ありませんが、業務中にKindle書籍のネタ原稿執筆という、禁断の手法に着手しました。
先日その原稿を書き終えて、さらに「ココナラ」で書籍用表紙の作成業務を外注。
本業以外で、初めて仕事の取引をしました。
この経験は大きい。
いくらでも応用が利くし、アイデア次第でいくらでも副業を拡大できると感じました。
ほかにもあらゆる方法で、投信積立に投入する種銭をかき集めていきます。
数か月前はまったく金が無かったのですが、ここにきて思い描いていた投資が回転し始めた。
一方、日商簿記検定3級もまた受験。
現時点では合否が不明ですが、これを取らないと先に進まない。
5年後の「55歳で早期退職」というのが、どんどん頭のなかで膨らんでいます。
僕のオヤジも、そのくらいで早期退職しています。
しかし、いまの勤め先の業務経歴では、まったく潰しが効かない。
考えてみると、要するに今の職場で仮に出世できたとしても、まったく何の役にも立たないのだ。
退職できるという確実な見通しが立たなければ、とてもじゃありませんが実行は不可能です。
スティーブ・ジョブズになるんだ!
「点を打ちまくれ!」
「Connecting the Dots!」
なりふり構わずやっていかないと、一刻の猶予も残されていないのだ。
本日の記事は以上です。