こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
2019年10月から2020年3月まで過労とパワハラで休職しました。
半年間休職したときに映画を観まくりたいと思い、U-NEXTに加入しました。
復職してからも、月に3~4本洋画を中心に観ています。
そんな僕が、観た映画をとりあえず観た順に10本感想を書く第15回目。
今回観たのは次の10本です。
▶リピーテッド(2014年作品)監督:ローワン・ジョフィ 出演:ニコール・キッドマン、コリン・ファース、マーク・ストロング、ディーン・チャールズ・チャップマン
▶ダーク・プレイス(2015年作品)監督:ジル・パケ・ブランネール 出演:シャーリーズ・セロン、タイ・シャリダン、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ホルト、クリスティーナ・ヘンドリックス
▶パニック・ルーム(2002年作品)監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー、クリステン・スチュワート、ジャレッド・レト、ドワイト・ヨアカム
▶硝子の塔(1993年作品)監督:フィリップ・ノイス 出演:シャロン・ストーン、ウィリアム・ボールドウィン、トム・ベレンジャー
▶ザ・セル(2000年作品)監督:ターセム・シン 出演:ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン、ヴィンセント・ドノフリオ
▶マザー!(2017年作品)監督:ダーレン・アロノフスキー 出演:ジェニファー・ローレンス、ハビエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファー
▶スワロウ(2019年作品)監督:カーロ・ミラベラ・デイヴィス 出演:ヘイリー・ベネット、オースティン・ストウェル
▶アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年作品)監督:ジル・パケ・ブランネール 出演:マックス・アイアンズ、ステファニー・マルティーニ、グレン・クローズ、テレンス・スタンプ、ジリアン・アンダーソン、クリスティーナ・ヘンドリックス
▶アレックス(2002年作品)監督:ギャスパー・ノエ 出演:モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル
▶ナイロビの蜂(2005年作品)監督:フェルナンド・メイレレス 出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ダニー・ヒューストン、ビル・ナイ、ピート・ポスルスウェイト
(U-NEXTに加入して147本目)
今回の1本目、ニコール・キッドマン主演の「リピーテッド」です。
きれいな女優さんのサスペンスが観たくて。
言うまでもなく超スター女優のニコール・キッドマンですが、個人的には「デイズ・オブ・サンダー」の彼女しか知りません。
彼女、ハワイ生まれで、オーストラリアと米国の二重国籍なのですね。
数多くの話題作に出演し、物凄い数の映画賞を受賞。
そのなかでも「リピーテッド」はかなり地味目の作品ですが、やっぱり絵になる女優さんというか。
作品自体はコンパクトなサスペンス。
監督・脚本はローワン・ジョフィという人ですが、無名の人ですかね。
製作総指揮にはリドリー・スコットの名前もあります。
コリン・ファース、マーク・ストロング、ディーン・チャールズ・チャップマンというと、そのまんま「1917」の共演陣です(笑)。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その2。
「ダーク・プレイス」です。
シャーリーズ・セロン演じる主人公、劇中通して、荒んで痩せこけた眼光鋭い男のような演技なんですが、胸が締め付けられるラストを迎えた後の、彼女の美しさ。
このコントラストが非常に印象的でした。
共演陣は売れっ子女優のクロエ・モレッツ、「レディ・プレイヤー1」のタイ・シェリダンら。
なかでも僕は、主人公の母親役を演じたクリスティーナ・ヘンドリックスの豊満ボディの虜になりました(笑)。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その3。
「パニック・ルーム」。
「パニック・ルーム」というのは、緊急避難用の密室のことです。
暴漢が押し入り、ジョディと娘がそこに逃げ込むという設定です。
避難部屋のことを「パニック・ルーム」というネーミングにしているのが面白いし、内からは出れない、外からは入れないという設定で駆け引きが進んでいきます。
「実はこの部屋には凄い仕掛けがある」というわけではなく、ストーリーにそれほどギミックや伏線があるわけでもないのですが、ジョディ・フォスター見てるだけで一気に観れてしまう作品ですね(笑)。
暴漢役のドワイト・ヨアカムという人は、人気のカントリーミュージシャンらしいです。ジャレッド・レトもミュージシャン。
この作品でジョディの娘役だったクリステン・スチュワートは、このあと数々の映画賞を受賞するほどのスター女優になっているようですね。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その4。
「硝子の塔」。
シャロン・ストーンが昔から好きだったんで。
彼女が「氷の微笑」のヒットを受けて、その翌年に主演した作品です。
個人的な印象ですが、作品の前半は物凄く映像が古臭く感じます。
ファッションやデカいコードレス電話やソニーのブラウン管テレビが時代を感じさせますが、それだけではないんですよ。
監督はフィリップ・ノイスですが、彼の「ボーン・コレクター」も、何か古臭かったんですよね。
アンジェリーナ・ジョリーが凄く瑞々しくて良かったのに、彼女の良さを活かしきれてなかった。
いや、ストーリー自体はそんなにつまらない感じではなかったですよ。面白かった。
「硝子の塔」に戻ります。
作品の前半は演出に捻りがなくややガッカリさせられますが、ウィリアム・ボールドウィンとセクシーな展開になってから途端に彼女の色気が増してくるんですよね。
レストランでのエロいやりとりは「氷の微笑」より良かった。
ただやっぱり、フィリップ・ノイスが良くないなあ。
共演していたポリー・ウォーカーやコリーン・キャンプも、本来は凄くお色気ムンムンの女優さんなのに、なんであんな雑で勿体ない扱いなのだろうか・・。
デジタルリマスタリング修復したうえで、再編集したら良くなるんじゃないかな?
「氷の微笑」も最近、4Kレストア版が出ましたので!
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その5。
昔観て印象に残っていた作品、SFスリラーの「ザ・セル」です。
また観たくなって観てみたら、いやはや、これは名作ですよ!
映画をストーリーや脚本の緻密さ重視で観る人は陳腐だ、浅くてつまらないという人もいますが、僕は大好きです。
この作品を観ると、映画はビジュアルの演出がいかに大事か分かります。
石岡瑛子の衣装デザインもさることながら、とにかくビジュアルも音響も素晴らしくて1秒たりとも目が離せません。
インド出身のターセム・シン監督、本物のアーティストだと思いますよ。
前述のフィリップ・ノイスとは大違いだ(失礼)。
主演のジェニファー・ロペスがズバ抜けて美しい!
ちゃんと彼女の美しさを引き出しているのがいい。
ヴィンス・ヴォーンやヴィンセント・ドノフリオといったキャスティングも大ハマりで良い仕事をしています。
細かいところですが、チョイ役でミュゼッタ・ヴァンダーという女優さんが出てます。
凄く眼力があって色気があっていいですね。昔の木の実ナナみたいです(笑)。
【Photo:CINEMORE シネモア】
【解説】映画『ザ・セル』は解剖台の上でミシンとこうもり傘が偶然出会ったように美しいか?|CINEMORE(シネモア)
次にいきます。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その6。
ダーレン・アロノフスキー監督、ジェニファー・ローレンス主演の「マザー!」。
両者の作品は初見です。
冒頭から意味深な描写があり、また、ジェニファー・ローレンスの美しさとスタイルの良さをしっかりフィーチャーしているので、最初の数分でつかみはガッチリです。
とにかくこのジェニファーが美しくて、一瞬で彼女の虜になりました(笑)。
ストーリーが奇抜・奇怪。
彼女の美しさとは裏腹に、ハビエル・バルデムとジェニファーの怪演に度肝を抜かれます。
以下の記事は、本作についてネタバレを含めて余すところなく解説なさっているので、必見です。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その7。
ヘイリー・ベネット主演の「スワロウ」。
ヘイリー・ベネットの美しさと対照的に、何でも吞み込んでしまって止められなくなるというグロテスクな物語なので、ちょっと恐いラストを想像して最後まで鑑賞したんですが、そうではなかったんですよ。「ああ、そういう話しなのか・・」と。
良い意味で裏切られて、考えさせられる作品です。
ヘイリー・ベネットは「ガール・オン・ザ・トレイン」で知ってファンになりました。
彼女は役作りが上手くて、今回の「スワロウ」は大企業の御曹司の若妻役。
とにかく肉感的で凄い好き(笑)。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その8。
アガサ・クリスティー原作のミステリー「アガサ・クリスティー ねじれた家」です。
誰かがレビューで書いていましたが、多数の登場人物に対する疑惑の描き方が全然グロテスクでなく、ゾクゾクするような演出もない平坦な作品なので、退屈と言えば退屈だったかもしれません。
ただ僕は、クリスティーナ・ヘンドリックスが見たかっただけです(笑)。
小顔で美人なのに、ボディが反則なくらい豊満です。期待どおりでした。
主演のマックス・アイアンズとステファニー・マルティーニ、あまり有名な俳優ではなさそうですが、まれに見る美男美女ですね。
昔の名画を意識したような古典的な作風という感じですが、対照的に、衣装やお屋敷のインテリアがとにかく色鮮やかで現代的。
華やかな映像で、クリスティーナやステファニー、ジリアン・アンダーソンらの演技が映えますね。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その9。
モニカ・ベルッチ主演の「アレックス」(オリジナル・カット)。
ただ僕は、モニカ・ベルッチが見たかっただけです(笑)。
何でしょうかね、ジャンル的にサスペンス・スリラー?でしょうか。
結末から始まり、ストーリーが逆回しで進んでいきます。
前半(時系列的にはストーリーの後半)は混乱、暴力、破滅、猥雑を極めた映像。
そして、問題の凄惨なレイプシーンで観る者を絶句させる。
後半(時系列的にはストーリーの前半)には、男女の官能的な絡み。緑の美しい公園でのひとときと生命を宿る幸せ。
斬新で衝撃的な構成の作品ではあります。
一通り観たうえで、またレイプシーンから復讐へという流れを見直すと、「えっ?・・」と言葉を失う、救いのない結末がよく分かる仕掛けとなっています。
問題のレイプシーンが良いか悪いかというのは僕にとってはどうでもよくて、ただ美しくセクシーなモニカ・ベルッチが見たかっただけなんです。
その意味では、彼女の美しさ、匂い立つ色気は十分に堪能できます。
ただ、やっぱり作品の半分は不快な映像と音響で占められているので・・。
どうでしょうかね。
邦題が「アレックス」というのもなんか変だし。
彼女を見るのが目的なら、他の作品観たほうが良かったかな・・。
きれいな女優さんのサスペンスが観たい、その10。
今回のラストの作品は、レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ共演の「ナイロビの蜂」。
レイチェル・ワイズが好きなので。
監督はブラジル人のフェルナンド・メイレレス。
なかなかセンスの良い監督だと思いました。
主演の二人がバッチリハマって、演技が実に素晴らしいです。
レイチェル・ワイズが最高に美しいです!凄くいい。
作品の中盤まではとても良かった。
しかし、この手のストーリーのオチはどうしてもこのワンパターンな形にならざるを得なくて、終盤に急激に盛り下がってしまった。
あと、ラストにもっとグッとくる、号泣させる演出が欲しかったです・・。
原題は「The Constant Gardener」といいますが、「誠実な庭師」ってのがちょっと・・。
邦題の「ナイロビの蜂」というのが抜群にいいんですが、ちょっと勿体ない作品だったですね。
さて、今回のベスト作品を選ぶコーナーです。
「マザー!」のジェニファー・ローレンスや、「スワロウ」のヘイリー・ベネットが凄く良かった。
彼女らの魅力を引き出す撮り方をしていました。
作品では、ダントツで「ザ・セル」が良かったです!
ストーリーの序盤で、連続女性監禁殺人の真犯人に迫る捜査陣。
クライマックスかと思わせる特殊部隊の突入でしたが、そこには昏睡状態の犯人が。
そこから、超現実世界でのジェニファーとスターガーの心理戦が始まるんですね。
ラストの終わり方もスッキリして良かったです。
復職して4年になりました。
最近時間があれば映画を観てます。
やっと仕事と遊びの切り替えがこなれてきて気軽に映画を観れるようになったんです。
映画からつまらない日常を生き抜く力をもらっています。
仕事も大事ですが過労とパワハラで休職を経験してからは、もう仕事に全力で取り組まないことに決めました。
好きなことや家族との時間を優先させたいと思います。
これからも映画たくさん観たいですね。
本日の記事は以上です。
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