こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
先日、腕試しに日商簿記3級を受検してみました。
結論から言うと、落ちました。
簿記3級に落ちると、恥ずかしいそうです(苦笑)。
上のサイトは、18歳で日商簿記1級、21歳で税理士の資格を取得したという、スーパー資格ホルダーで有名な坂根崇真(たくま)さんのサイトです。
坂根さんは、ただの資格ホルダーではなく、新宿税理士事務所代表であり株式会社の代表取締役も務める凄腕実業家。
それはともかく、僕はもうすぐ50歳になるというタイミングで、簿記3級に挑戦。
資格Timesの記事によると、41歳以上で簿記3級を受検する割合は、約1割程度のようです。
僕は一般事務職ですが、会社の経理の経験はありません。
ではなぜ、簿記3級を受検したのか?
第1に、キャリアに行き詰まりを感じたので、新しい方面で自分の能力を活かせる場を探したい。いま流行りの、リスキリングです。
第2に、経済ニュースの記事や経済学の書籍を、もっと数字で理解したい。
この2つが大きな理由です。
例えば、簿記を取得すれば、財務諸表が読めるようになります。
財務諸表を見て会社の経営状況を知ることは、株式投資に必要ですし、中小企業を買って事業を継承(M&A)する際にも必要です。
税理士になれば財務諸表の作成を独占業務で行うことができるし、社会保険労務士になれば、会社設立の許認可業務を代行するときに、貸借対照表を見て資産的要件を満たしているか判断することができます。
45歳を過ぎてから、過労とパワハラで半年間の休職に追い込まれる。
それまで、何となく今の会社で定年を迎えるという一択でしたが、それが根底から揺らいだ。
今の仕事のやる気を完全に失って、「辞めて、転職するか?」というところまで追い込まれました。
何のスキルも無く、妻と子ども3人と住宅ローンを抱えて会社辞めるのは、あまりにもリスクが高すぎる。
それで離職は踏みとどまりました。
休職中にいろいろ本を読みましたが、藤井孝一さんの著書『週末起業』などを読んで、まあ今の本業サラリーマンを続けながら、副業(複業)で何かモノにしたい。
そういうことをずっと考えた結果です。
スティーブ・ジョブズになるんだ!
「点を打ちまくれ!」
「Connecting the Dots!」
アラフィフになって、まさかのモラトリアム期を再び迎えた詳細については、下の記事などで書いています。
前置きが長くなりましたが、今年(2023年)6月に思い立って、比較的安価な簿記3級のテキストを購入。
11月に試験なので、正味5か月ほどの勉強期間がありました。
しかし、正直舐めていたと思う。
グダグダ。
ほかにやることがいろいろあったので、勉強は後回し。
なかなか勉強に身が入らず、勉強時間は週に1時間くらいでした。
試験の直前になって、上のテキストを一通り終わらせました。
仕訳の理解に時間を取られ過ぎて、補助簿や精算表、財務諸表がまったく理解不足。
まあ試験を受けてみての感想は、非常に厳しい闘いでした。
テキストよりも難度の高い応用問題ばかりだった印象。
大学受験レベルの勉強が必要です。
受験勉強なんて約30年ぶり。
アラフィフのおっさんからしたら、使ってなかった脳細胞を使うイメージです。
【簿記3級を受けて分かったこと】
▶舐めてはいけない
▶試験時間60分は予想以上のスピード勝負
▶正味1か月程度の勉強時間では合格できない
▶市販の安いテキスト1冊仕上げただけでは合格できない
▶想定模試を最低3回はやっとくべき
▶受験生の95%は高校生
要するに、勉強不足だったということです。
決して、上のテキスト「スッキリわかる日商簿記3級」が悪いわけではありません。
また挑戦します。
次は、大人しく体系的に学べる通信講座を利用します。
坂根崇真さんがオススメしていた「スタディング」で勉強します。
いってらっしゃい!
本日の記事は以上です。