仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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休職して数か月経ち、生活費の不安の中で少し分かってきたこと

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

ブログを始めてから毎回同じ書き出しで恐縮ですが、昨年から仕事が辛くなり休職しています。

 

休職中のまま2020年に突入しています。

職場の取り扱いに基づくと、厳密に言えば病気休暇なのですが、自分としては休職という言葉がしっくりきています。

 

休職に至る前の半年間は異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容などで、気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントや残務処理でほとんど出勤、自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。

 

今まで約20年間サラリーマンとして働いてきて、約15年間は辛抱して何とか目の前の仕事を処理する日々。

約5年間は中堅となり多少周囲との摩擦もありましたが、遣り甲斐のある仕事内容をこなす日々。

しかし2019年に初めてキツい上司と組み適応困難となり休職に至っています。

詳しくは辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」というタイトルでKindle本を出版しております。似たような境遇の方はぜひお読みください。

 

休職して数か月が経過しました。

短い間ですがこれまで休職期間中に取り組んだことでいくつか気付いたことを書きます。

 

その前に、うちの職場の例ですが、病気休暇の場合一定期間給与が満額保証されます。

しかし、勤務実績で支払われる時間外手当やボーナスなどについてはカットされます。

僕の場合休職後の手取り収入は20%減になりました。

家族5人食べていくのに心もとない金額です。 

 

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20年間サラリーマンとして組織に属していましたが、初めて組織を長期離脱していることになります。これは初めて経験することです。

生活費の不安もあり、休職期間を有意義に過ごすため趣味と実益を兼ねる活動に着手しました。

 

さて、気付いたことの一つ目は、組織に属していないことそのものが休職期間中の不安の正体ではないかということです。

 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

気付いたことの二つ目は、最近書籍のタイトルでよく見かける「アウトプット」です。

アウトプットなんて、この年になるまで考えたことがなかった。

インプットだけでなくアウトプットを意識することが大事ということです。

 

僕が新しくやり始めたことのなかで、アウトプットに着目したものを挙げます。

 

■ YouTube投稿

個人的な趣味で編集している番組映像ストックが結構あったので、これを細々とアップしています。これが今までで一番レスポンスがありました。一定の条件をクリアすると収益化が実現できるようですが、お色気チャンネルは広告が出せないようです。

(約半年間取り組んできたYouTubeへの動画投稿については、アカウント停止処分を受けたので終了しました。)

 

trrymtorrson.hatenablog.com 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

■ ブログアフィリエイト

まだブログへのアクセスさえ少ないので、誰かがクリックして商品購入まで至るということはなかなかのハードルです。ネット検索の上位に入るためには、専門的でユーザーにとって有益なサイトである必要があります。

とりあえずは利益というより、「考えて記事を書き続ける」という行為そのものに価値があるように思います。何か考えて書く、という習慣をコツコツと続けてストックしていけば、将来kindle出版できる可能性もあると思います。

■ アマゾンKindle出版

出品して半月になりますが、誰かが買うということはハードル高いです。ともあれ、Kindle出版を一回やってみると分かりますが、何か本を読むにしても、将来自ら何かについて書く(アウトプットする)ということを意識すると、本を読む姿勢が全く変わってくると思いました。

■ 写真AC(Photo AC)投稿

海外旅行で撮った写真を細々と投稿しています。成果画面を見ると数件のダウンロードがありました。しかし換金できる条件にはほど遠いです。

ともあれ、個人的な趣味で旅行先で撮った写真を、意外にもこういう形で世に出すとは思ってもみませんでした。

僕は基本的に家に居ることが好きですが、アウトプットすることを考えた場合、外に取材に出かけるということはとても有益だと思いました。 

 

以上です。

 

まだどれも始めたばかりでコツコツやる必要があります。

初めてサラリーマンを一時離脱しましたが、自分で収益を得るという先が見えない困難さを多少垣間見たような気がします。

 

僕もこれまで働きつつ、余暇に本読んだりテレビや映画観たり音楽聴いたりする普通のオッサンです。

先日テレビで武井壮さんが言っていました。

下積み時代に好きなことをやりながらも必ず将来のアウトプットを考えていたそうです。

こういう視点は全くありませんでした。

彼は僕と同年代ですが、その思考法にとても感銘を受けました。

 

サラリーマンも20代30代にインプットしたものが、将来意外なところでアウトプットに活かされるのではないか。

若くして意識的にアウトプットに取り組むのはなかなか困難ですが、本を読むにしても何か目的をもって蓄積することを意識して読んだ方が良いと思いました。

 

ただし、収益に結び付けるには数年間継続する必要がありそうですね。

そういったことに気付くためには、僕の感覚からすると、少なくとも半年から1年間は本業を休んでもいいと考えます。

就職氷河期で苦汁をなめた同世代の中年オッサンの皆さんも、逆境をチャンスに変えていきましょう。 

 

本日の記事は以上です。

 

【「副業」を考えるオススメの本】

『サラリーマン副業2.0 人生が好転する「新しい稼ぎ方」』小林 昌裕(PHPビジネス新書)

人生の折り返し地点、40代の生き方を考えていると、巷の20代、30代の新しい生き方にも共感できるようになりました。著者は30代で成功を手にしているのですが、謙虚で合理的な文体です。即効性があり大変参考になりました。この本を読んでソーシャルレンディングに挑戦しました。