こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
パワハラ上司に潰されて休職してから、復職を挟んでもう1年以上経過しました。
人事部の配慮により、これまで何人も潰してきたパワハラ上司が外部機関に飛ばされ、僕は職場復帰を果たすことができました。
休職期間中にブログを始めてから、約1年に亘り自分が休職に至った経過、休職中の過ごし方、心の動きやメンタルの立て直し、復職してからの経過を書いてきました。
自分は果たして「うつ病」あるいは「新型うつ」なのか?
「適応障害」なのか?
バーンアウトしたのか?
僕の元上司だった人物はいわゆる「クラッシャー上司」だったのか?
上司自体が「未熟型うつ」だったのか?
こういったことを何度となく記事にしてきました。
僕が休職に至った顛末は、拙著『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本も出していますので、同じような境遇の方は読んでみてください。
毎朝活気が湧いてきて、生き生き楽しく仕事する。
仕事が楽しいと、プライベートも楽しくなるという好循環をどうやって生み出すのか。
40代の疲れたオッサンはこれをどう実現すればよいのか。
これまでの記事で、元上司のことを「糞上司」「恥知らずの甘え野郎」とののしってきました。
休職した当初は「自分がパワハラ上司に潰された」という現実を受け入れるまで時間がかかりました。
「僕を休職に追い込んだ恥知らずな甘え野郎の元上司を絶対に赦すことはできない。」
皮肉にもこの怨念が、休職以降の活動の原動力になっている面があります。
このようなネガティブな感情は克服した方が良いと思いますが、同時に、原動力の源を風化させたくないという信念めいたものもあります。
仕事の人間関係、上司との関係に悩んでいるとき、どう考えればよいか?
ホリエモンの著書『時間革命 1秒もムダに生きるな』には一つの明快な考え方が示されています。
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とくにみっともないのは、ストレスを感じているのに、不平を垂れ流しながら、現状に甘んじている人だ。
「会社の上司が無能すぎる!」とか「あの職場って本当にクソなんです!」とか「うちの夫はまったくダメで・・・!」などといつも怒っている人は、一度頭のなかで思い浮かべてみるといい。
あなたは川に浮かびながら、誰かが食い荒らした「残飯」を手にして、「こんなマズい食べ物はない!なんだこれは!」と文句を言っている。だったら、そんなものは捨ててしまえばいいのに、それでもその「残飯」を後生大事に持っているのだ。
そんな人が「相談」などと称してぼくのところにやってきて、「堀江さん、この『残飯』ってすごくマズいんですよ。ひどくないですか?」などと言ってくる。
「ふざけるな!!さっさと捨てろ!」
そんなふうにぼくが怒鳴りたくなる気持ちを、少しはわかってもらえるだろうか。
牢獄に入っているのでもないかぎり、誰もあなたに「マズい残飯を食べろ!」なんて強制したりはしない。
あなたが勝手にマズいものばかりを食べて、ストレスを抱え込んでいるだけなのだ。
だから、ストレスを生む時間は、極力減らすべきだ。
不快な人間がいたら、その人とは関係を断ったほうがいい。その場で怒鳴りつけてもいいが、わざわざ軌道修正してやる義理はないから、あとはスッパリ‟切る”のがいちばんだ。
嫌いな人間について、ダラダラと愚痴を言うのはやめよう。
それが「腐った残飯」だと気づいているのに、いつまでそんなものを大事に持っているつもりなんだ?
いますぐ投げ捨てればいいだけのことだ。
「ストレス時間」を徹底的に減らせ。
糞上司の愚痴ばかり言っているのは、「残飯」を後生大事に持っているのと同じ。
思わず笑ってしまうほど明快です。
ホリエモンの言うように、糞上司という「残飯」を投げ捨てて前に進むということはもちろん大事ではあります。
パワハラ休職からの復職というのは、「マイナス」から「ゼロ」に戻しただけです。
先にも書いたように、糞上司に100倍返ししてやるという怨念が休職以降の活動の原動力になっているのは事実です。
しかし、先日の記事で「パワハラ上司には感謝しかない。休職期間を与えられたのは自分にとって強みとなった」ということを書きましたが、あれだけ恨んでいた糞上司に芽生えた「感謝の気持ち」に自分でも驚きです。
復帰してからの同僚の配慮のおかげであり、自分の努力の賜物とも思いますが、やっぱり1年という期間は心境の変化を与えてくれます。
現在の心境は「感謝しながらの怒りの倍返し」といったところです。
本日の記事は以上です。
☟『時間革命 1秒もムダに生きるな』堀江貴文(朝日新聞出版)