仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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「仕事行きたくない病」「仕事休みたい病」には、意外と解熱鎮痛薬が効くかもしれない

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して8か月が経ちました。

一般事務系のサラリーマンです。

 

相変わらず「仕事行きたくない病」「仕事休みたい病」に襲われています。

しかし、この「病気」には、意外にも頭痛薬(解熱鎮痛剤)が効いています。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しました。今も棚卸しを継続しています。

 

休職に至る前は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には毎日残業、土日出勤、パワハラ上司の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。

詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出していますので似たような境遇の方は読んでみてください。

 

休職しているあいだ、元の通り復職して仕事ができるのか、8時間以上も職場に居て耐えられるのか、復職して朝起きて出勤できるのか、上司と顔を合わせられるのか、同僚からどう思われるのか、仕事でまた失敗しないか、今まで通り子どもの世話が出来るのか・・・。

こういったことを長期間悶々と考えていました。

 

休職直後からずっと同じ精神科にかかって「スルピリド」と「クロチアゼパム」という薬を服用してきました。

復職して半年以上経ったころ、病院を変えてみました。

個人開業のメンタルクリニックに行ってみました。

 

丸1年服用してきた「スルピリド」という薬ですが、別名「ドグマチール」というのを初めて知りました。よく聞く名前です。これは継続です。

また、「サインバルタ」という、これもポピュラーな抗不安薬を新たに処方してもらいました。

通常、薬は減らしていくものですが、増やしてしまいました・・・。

 

依然として以下の症状に悩まされています。

 

▶朝出勤するのが億劫。

▶休みたい気分に襲われる。

▶上司や同僚とのコミュニケーションが億劫。

▶簡単な仕事が手につかない。身が入らない。

▶ちょっとしたストレスがかかると、精神が不安定になる。

▶思考停止になりそわそわして不安になる。

 

僕の場合、「スルピリド」や「クロチアゼパム」という抗不安薬は効き目が落ちています。「サインバルタ」は眠気が強くてちょっと合わない感じです。

 

しかし冒頭に書いたように市販の頭痛薬(解熱鎮痛剤)が効いています。

市販のジェネリックの安いイブプロフェン配合薬です。

これが「仕事行きたくない病」「仕事休みたい病」を緩和・解消してくれます。

自然に仕事に身が入ってきて、上司や同僚とのコミュニケーションも億劫でなくなります。

市販なので病院に行って処方箋もらう必要もありません。

 

「くすりの適正使用協議会」のサイト「くすりのしおり」によれば、イブプロフェンの作用と効用として次のように書いています。

 

炎症や痛みの原因とされるプロスタグランジンの産生を抑制することにより、炎症や痛みをやわらげたり、熱を下げたりします。
通常、関節リウマチ、関節痛、神経痛、背腰痛、頸腕症候群、月経困難症、手術・外傷後などの消炎・鎮痛、急性上気道炎の解熱・鎮痛に用いられます。

 

あまり望ましくない自己診療ですが、「仕事行きたくない病」「仕事休みたい病」の原因は意外にも神経痛なのではないかと思っています。

 

もちろん副作用の恐れがありますので、くれぐれもご注意ください。

 

「くすりのしおり」には、イブプロフェンの副作用について次のように書いています。

 

主な副作用として、出血時間の延長、黄疸、発疹、かゆみ、蕁麻疹、湿疹、紫斑、霧視などの視覚異常、食欲不振、吐き気・嘔吐、胃部不快感、腹痛、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

 

また、エスエス製薬のホームページには注意事項として次のように書いています。

 

痛みや発熱のもとを改善するのではなく、主に症状を一時的に和らげる対症療法として使われるものです。症状が改善しない時に漫然と使い続けてはいけません。人によっては胃腸障害、めまい、腎機能・肝機能の悪化が生じることがあります。副作用が疑われた時には服用を中止し医師や薬剤師にご相談ください。成分の重複を避けるため、他のかぜ薬や解熱鎮痛薬との併用に注意しましょう。

 

あまりに仕事が辛いなら、服薬して症状を緩和した方がマシです。

復職して仕事を軌道に乗せるためには、長い時間と手間をかけて自分なりに仕事を掘り下げていくことが必要だと思います。

 

精神論で「病気」は治らない。

まずは自分にあった薬で体調を整えてから、仕事が軌道に乗ってきて初めて精神論の出番です。

 

精神論と言えば、精神科医和田秀樹さんの『もうちょっと「雑」に生きてみないか』という本を時々読み返します。

 

負けは負け、できないことはできないとあっさり認める

いい加減は、良い加減

雑でも何でも、やらないよりマシ

 

気楽に手を着けて終わらせる。人に頼む。人を使う。

こういうことができるのが、中堅になるということ。

焦らず、ゆっくり行きましょう。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『もうちょっと「雑」に生きてみないか』和田秀樹 著(新講社