仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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パワハラを労働基準監督署に訴えたら賠償金を勤め先から受け取ることができるのか?

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

僕は一般事務系サラリーマンですが過労と上司のパワハラにより疲弊し、約半年の休職を経験しました。

 

休職中、元の通り復職して仕事ができるのか、8時間以上も職場に居て耐えられるのか、復職して朝起きて出勤できるのか、上司と顔を合わせられるのか、同僚からどう思われるのか、仕事でまた失敗しないか、今まで通り子どもの世話が出来るのか・・・。

こういったことを長期間悶々と考えていました。

 

仕事も家庭も自分の時間も充実させて、尚且つ、疲弊して潰れないようにするにはどうしたらいいのか?

休職して復職した今でも、このことを最重要課題として日々考えています。

休職に至った顛末については『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を書いています。似たような境遇の方はお読みください。

 

一昨年から徐々に家業の負担、家庭の負担が増していき、そして昨年、職場の異動、精神不安定なパワハラ上司のプレッシャーで心身が限界を迎え休職を経験しました。

 

これまでこのブログで何度も書いているとおり、休職に至ったのは、理不尽な量の仕事を押し付け、不要な精神的プレッシャーをかけるマネジメント能力のない糞上司が直接の原因でした。

 

復職した今では元上司を「糞パワハラ野郎」と軽い気持ちで書いていますが、休職した当時は疲弊しきっており、自責の念に駆られ、元上司に「体調が戻らず体が動きません、申し訳ありません」と詫びを入れながら休みに入ったのでした。

自分で言うのも何ですが、休職直後は、お人好しが表に出たのでした。

 

パワハラ上司にいじめられて折れて休職に追い込まれた」という事実を受け入れたくなかった。

休職期間中に職場でも公式にパワハラ認定され、周知の事実になりました。

おそらく職場のほとんどの人間が知っているでしょう。

 

復職してからは元上司が別の部署に飛ばされたので顔を合わせなくてよくなりました。

仕事も普通に出来るようになりましたが、何となく「パワハラ被害者」とずっと後ろ指を指されているような気がしています。

 

また、休職する前と後で給与収入が2割減少しました。

約半年休職したことで今後の昇進にも響いてくると思います。

僕は片田舎に居住しているので、近所でも「彼は仕事を長期間休んでいたようだ」と周知の事実となっています。

 

元上司に対する怒りを正しいエネルギーに変えて前向きに仕事に取り組もう。

前向きに生きていこう。そういう気持ちは当然あります。

 

しかし上に書いたように、「このパワハラ野郎から、精神的苦痛を被った。慰謝料を請求してやろうかこの野郎」という、怒りもふつふつと湧いてくるのです。

 

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次のようなサイトがあることをTwitterでみぢからさんから教えてもらいました。

 

このなかで、次のようなエピソードがありました。

 

復職した「金ドンドンさん」は、可能な限り自分の職場環境を改善しようと思い、労基署に行って会社から賠償金をもらう手立てを教えてもらいました。

それから私は会社と交渉を始めました。労基署という後ろ盾が私を勇気づけてくれました。少しずつですが会社は改善してる気がしています。

 

労基署に相談して、パワハラ野郎に賠償金を請求できるのか?

ネットで労働基準監督署パワハラ相談できるか調べてみました。

 

あるサイトによれば、令和元年、労働局への相談約118万件/年のうち、労動問題の紛争に関するものが約28万件、そのうち、職場のいじめや嫌がらせの件数が約9万件にも登り、働く人の45人に1人が何かしらの労動問題を抱えているそうです。

 

全国の労基署には「総合労働相談コーナー」というものがあるようです。

基本は社内での解決を図りますが、ダメな場合は「民事調停」や「労働審判」を申し立てる。

ここで和解が成立しなければ、弁護士に相談して「パワハラ訴訟」を起こすとありました。

 

別のサイトでは、労基署に通報→労基署が調査→違法性があったら「勧告」→従わなければ「逮捕」もあり得る、という流れを紹介していました。

 

先の「金ドンドンさん」の事例は、労基署の対応の流れを後ろ盾にして会社と交渉し、会社の対応が悪ければ弁護士を通じて法的措置を取るということだろうと思いました。

労基署が会社と交渉して、賠償金を分捕ってくれるわけではないようです。

 

本日の記事は以上です。

 

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