仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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パワハラ上司への感謝の気持ちは数日で飛んだ。1年経っても精神に寄生してくるような気味悪さ

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して8か月が経ちました。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しましたが今も棚卸しを継続しています。

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくないという状態になったのです。 

詳しくは辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」というタイトルでKindle本を出版していますので似たような境遇の方は読んでみてください。

 

先日、休職経験を与えてくれたパワハラ上司に感謝の気持ちが湧いてきたと書きました。

その数日後、ゲッティさんのツイートを見てとても共感しました。

 

糞みたいな上司に手足のように使われて、仕事ぶりがそいつの意に沿わなかったから数日間ブチ切れられた。

人格に怖さのある上司だったことを思い出した。

糞みたいな男の人生を生きて、半年間を無駄にした。

そう思うと、先の感謝の気持ちは数日で飛びました。

 

休職する前の半年は本当にキツかった。

 

その前はある特定の部署に10年以上在籍し、それなりに専門知識も身につけていましたが、新しく異動した部署では勝手が違った。

新しいことをほぼゼロから勉強し直さないといけない。

 

異動先の上司が得体の知れない威圧感のある人物。

いつも監視されている感じ。眼つき顔つきが何となく怖い。ちょっと気に入らないことがあると電話中でも注意してくる。

朝何となく機嫌が悪い。仕事の指示が30分おき、短いときは10分おきとかで細かい。

マニュアル通り、指示した手順通り仕事しないと不機嫌になる。指示する仕事の量が半端ない。

こういう状態が半年続き、当方は徐々に心身に変調をきたしてきました。

仕事の電話は執務室でやると上司が聞き耳立てているので、個人の携帯を使用し外でやっていました。

 

元々異動したばかりで慣れない仕事であり、指示される作業量も半端なかったため、平日は勿論残業。

土日もイベントが入ったり、上司から仕事のアポが入ったりするし、平日にこなしきれない仕事を土曜に片付けたりしていました。

自宅に帰っても仕事のことが頭から離れない。

夕食前に資料の整理。夕食中も資料片手。寝る前にも翌日の仕事の段取りを整理する日が続きました。

高圧的で他者依存が強く、精神に寄生してくるようなパワハラ・クラッシャー体質の男。これまでの仕事上の人間関係で経験したことのない状況に追い込まれました。 

 

あるときコイツの指示を無視して業務を進めたため、逆鱗に触れ激怒させる。

そして、その翌日も怒りは収まっていなかった。同僚の面前で怒号を浴びせられた。

瞬間湯沸かし器ならまだいい。その翌日もネチネチ小言を言われた。

 

直属の部下が自分の手足のように動かなかったので、気に入らなかったのではないかと推測しています。

「もうコイツとはいっしょにやっていけない。普通じゃない」

即座にその上の上司と人事部に相談し休職しました。

 

この上司の下で半年やってきたわけですが、その時何度も繰り返し読んでいたのが、ホリエモンの『考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言』という本です。

 

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未来というのは、心がけとその際の行動でいくらでも変えられるものだ。

いちばん怖いのは未来を恐れ、「心ここにあらず」の状態になってしまい、停滞してしまうことだろう。不安にさいなまれ、思い悩み、考え込んでしまうと守りに入り、行動できなくなる。

そういう意味で「考えたら負け」の時代がやってくる。

 

本書のまえがきでホリエモンが言っているように、常軌を逸した上司のプレッシャーにより、「心ここにあらず」の半年を余儀なくされました。

そんななかでこの本を繰り返し読みました。

 

あのホリエモンでさえ多くの失敗をし不安にさいなまれて生きているのだ。

自分も頑張らねば。で、結局潰れましたが・・・。

 

精神疾患になる前に休職という行動を選択したのは正解でした。

「他人の時間」ではなく「自分の時間」を生きる。

これは、今現在でも自分に言い聞かせている言葉です。 

 

本日の記事は以上です。

 

☟『考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言堀江貴文 著(宝島社新書)