こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
復職して8か月経ちました。
僕は新型コロナウイルスが流行する前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。
身の回りの棚卸し作業をしています。
3月中旬から復職しましたが今も棚卸しを継続しています。
休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。
気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。
自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。
最終的には毎日残業、土日出勤、パワハラ上司の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。
詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出していますので、似たような境遇の方は読んでみてください。
昨日、最低時給が安すぎるという記事を書きました。
派遣や有期雇用といった非正規労働者が増加して、「家計補助」のレベルの収入だけで暮らす人が激増しています。
「車を持てて住宅ローンを組めて結婚して子が成人するまで教育費が賄えて老後資金も貯蓄できるという水準」が、最低賃金の全国平均であるべきだと思います。
そんなの無理。諦めろ。
そういうほうがおかしい。
誰もが将来に希望を持ち、楽しいライフプランを設計できるような世の中になることを求めるのが当たり前であり、政治の役割ではないでしょうか?
「日本の初任給って20年以上変わってないらしい。ひどすぎる…」ってツイートを見かけたんですが、そんなことはありません。正しくは「30年近く変わってない」です。
— 新田 龍 (@nittaryo) 2020年12月1日
(資料出所:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」) pic.twitter.com/uSsHBvg0dP
2012年(平成24年)後半から、衆議院解散をきっかけとして日経平均株価が急上昇、第2次安倍内閣の成立で期待感が高まり株価上昇が続き、V字回復したことは記憶に新しいです。
その一連の流れを俗に「アベノミクス」といいます。
現在もまだ上昇基調にあります。
民主党政権時代、一時は8,000円台まで落ち込んだのが、直近では26,000円台まで上昇しています。
それなのに、ブラック企業アナリスト新田龍さんのツイートのように、30年近く初任給が変わってないとは何ということでしょう。
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株価が上がっているのに企業の業績が上がらない。
大企業の論理は「経済の先行きが不透明で、設備投資に消極的である」というもの。
何故、大企業は優秀な人材に投資しないのでしょうか?
大企業が攻めに転じて人材に投資し、優秀な人材から新しい事業が生まれ、国際競争力が回復して初任給の全国平均も上昇し、その結果、冒頭の最低賃金も上昇していく。
そのような好循環を何故生み出そうとしないのでしょうか?
ワーキングプアが激増しても見て見ぬふり。
真面目にコツコツ働いている労働者をバカにしているのはだれか?
繰り返しますが、「普通」の家庭が「普通」の豊かさを享受できる世の中にならなければならない。
理想かもしれませんが、非正規雇用であっても、世帯主や単身者であれば、車を持てて住宅ローンを組めて結婚して子が成人するまで教育費が賄えて老後資金も貯蓄できるという水準であるべきです。
非正規雇用であっても、柔軟な働き方ができてライフプランが立てられる。
将来のヴィジョンを当たり前に描けるようになるべきだというのが当たり前の考え方ではないでしょうか。
本日の記事は以上です。