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初任給が上がるといって喜んでいる場合ではない。働き方激変の予兆か

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

昨年からの猛烈な物価上昇。

国や企業は対策に追われています。

 

先日、物価上昇と賃上げのことをちょっと書きました。

 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

物価上昇への対応だけでなく、グローバル企業は人材獲得のため賃金を上乗せする動きが活発になってきました。

 

www.iza.ne.jp

 

上の記事は、各社が初任給を引き上げていることを報じるものです。

 

初任給が大幅に上がるといって、喜んでいる場合ではありません。

この流れは今後の労働市場のみならず働き方を激変させる予兆かもしれません。

 

なぜかというと、初任給を大幅に引き上げて見栄えを良くして若者を獲っても、終身雇用や年功賃金が崩壊しているので、そのあと定期昇給してくれる期待はまったくできないからですよ。

 

採用後数年で社内教育を行い、専門スキルを身につけさせ、仕事の適性を見極められる。

それで使えないと分かると、厳しい能力評価を行い給与の上げ下げを行う。

年俸制導入やジョブ型雇用への移行やリストラが急激に進行する可能性があります。

 

トヨタ社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言したのは、もう数年前の2019年です。

 

www.geppo.jp

 

この記事のなかで書かれているのは、生産性が低くて高給の中年社員はもういらないということです。

若手を高待遇で抜擢する代わりに、中年を降格して競わせる、戦力にならない40代や50代を整理していく、という流れです。

もう中年社員はお荷物だということは明らかですね。

まるでプロ野球選手のような厳しい成果主義が求められそうです。

あるいは、本格的なジョブ型雇用への移行が加速するのでしょうか。

 

本日の記事は以上です。