こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
精神科医の和田秀樹さんが、プレジデントオンラインに次のような記事を書いておられます。
今の時代、会社で偉くなってもふんぞり返っていることはできない。
逆に言えば、偉そうにしているヤツは、努力で出し抜くことができる。
この国には、「頭のいい人間」が「頭の悪い人間」をだまして搾取するという構造があります。搾取される側にならないようにするには、勉強するしかありません。
このことは、すでに150年近くも前に福澤諭吉が指摘していることです。
『学問のすすめ』の「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という一節があまりにも有名なため、福澤は平等思想の持ち主だと思われがちですが、彼がここで説いているのは平等とはまったく逆のことです。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず「と言えり」、つまり「そう言われている」。福澤は、この有名な一節のあと、次のように語っています。
「けれども、実際の世の中を見渡せば、愚かな人と賢い人、豊かな人と貧しい人がいる。厳然とした格差社会になっている。その差を分けるものは何かと言えば学問である。だから勉強しなさい」。そう言っているのです。
実は、この国において唯一のチャンスとも言えるポイントは、「金持ちの子どもが勉強しない」ことだと私は思っています。
勉強して「頭のいい人間」になれば、頭の悪い「金持ちのボンボン」をだます側に回ることもできます。少なくとも、だまされて搾取される側にはならずに済むと言えるでしょう。
「この国において唯一のチャンスとも言えるポイントは、『金持ちの子どもが勉強しない』ことだ」
「勉強し続ければ、いい学校に入ってエスカレーターで成り上がった金持ちのボンボンを出し抜くことができる」
なるほど、そのように和田先生はおっしゃっています。
金持ちを相手に、専門知識の格差を利用した商売をすることが可能だということもできるでしょう。
和田先生は『頭がいい人の勉強法』という本に、このことを書いておられるようです。
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ところで、人事異動の季節になってきました。
アラフィフのこの年になると、ほんとにこの時期がしんどくなってきた。
もう仕事を頑張る気力は無いので、今年も昇進・昇格は無いような気がしてきた。
多分いまの幹部連中には好かれていない。
「若手を抜擢」というのがフレッシュで対外的にもウケが良くて、「やってる感」が出る。
若手で従順でフットワークが軽いヤツが断然使いやすい。
そうなると、僕らのような疲れた氷河期世代のアラフィフは扱いにくいし、独特の仕事観を持っているので上層部と摩擦を起こす可能性が高い。
いまどき権限だけ強くてラクな管理職なんて無い。
中間管理職になったとしても、またメンタルやられる可能性が高い。
そんなことをずっとグルグル考えているので、イライラしている。
去年の暮れからですが、ずっとイライラが止まらない。
将来の不安や職場の人間関係やポジションに神経を削られる。
プールに行っても利用者が増えてコースが空いてなくて嫌になって休会してしまいました。
男性ホルモン注射は、モノが入荷しなくなっている。
生活費にお金がかかり過ぎて、貯蓄や資産運用ができない。
おまけに、簿記3級を再受験したが、また落ちてしまった。
50代はしんどいというのを予測していましたが、本当にどんどんしんどくなっている。
どん底の50代、暗黒の50代。
それを迎え撃つ前から、すでに心は折れそうになってしまった。
尊敬する作家の佐藤優さんは、40代こそメンターが必要だと言っています。
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相談相手が欲しい。
いろんな道を歩んでいるいろんな人に話を聞いて、悩みを打ち明けたほうがよいのかもしれません。
身近にそういう「メンター」がいればとても力になると思います。
近所の会社の社長でもいい。
かかりつけの精神科の医者でもいい。
著名人では、佐藤優さんや、冒頭の和田秀樹さんなんかは僕らの「メンター」といえる人です。
同年代なので敬称略ですが、ホリエモンやひろゆきも、突き抜けた道を歩んだメンターといってよいでしょう。
ひろゆきの『1%の努力』を読み返してみると、いいですよね。
なんでも楽しめて、少しナメてかかるくらいがちょうどいい。
世の中は高校生レベルで成り立っている。
同じ仕事でも、高卒か大卒かで給料が異なる。大卒で偉そうにやっている仕事でも、高校生にマニュアルを渡せばできることも多い。
普段から肩に力を入れて頑張るんじゃなくて、「一発当てる」「ワンチャン狙って生きる」。
それで案外上手く回っていくのかもしれません。
普段からいろいろなところに手を広げておき、勘所を探り、うまくいきそうなものだけに集中する。
成功しているように見える人は、それが「努力だったのだ」と後付けされる。
能力があって、出世や競争に勝って、人を引っ張っていくことだけが仕事上の成功ではない。
自分のキャラを変えて、「いい人」として生きていくのも、「1%の努力」の一つかもしれない。
本当に追い込まれたときは、先人の知恵を借りる。
身近なメンターになんでも相談する。
普段からいろいろなところに手を広げておき、勘所を探り、うまくいきそうなものだけに集中する。
できる努力は全部やってみて、チャンスがあれば気に入らないヤツを出し抜いてやる。
でも普段から肩に力を入れて頑張るんじゃなくて、「一発当てる」「ワンチャン狙い」くらいでやる。
それを、楽しみながら、少しナメてかかるくらいで達成できれば最高ですね。
本日の記事は以上です。