仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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【職場復帰11】Twitterに悶々とした心情を吐き出すのもアリ。病気休暇半年からの職場復帰

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して3か月が経ちました。

 

長期の休職、病気休暇中の方の参考にと思い、復職後のレポートを書き残しておきます。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しましたが、今も棚卸しを継続しています。  

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくないという状態になったのです。 

詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出版しております。似たような境遇の方はぜひお読みください。

 

休職しているあいだも、精神的にしんどい時期がありました。「働かなきゃいけないけど働きたくない」「働きたくないけど働かなきゃいけない」という記事を、その頃に書きました。

 

元の通り復職して仕事ができるのか、8時間以上も職場に居て耐えられるのか、復職して朝起きて出勤できるのか、上司と顔を合わせられるのか、同僚からどう思われるのか、仕事でまた失敗しないか、今まで通り子どもの世話が出来るのか・・・。

こういったことを長期間悶々と考えていたのです。

 

復職してから3か月になりますが、自分で考えながら仕事を回していくこと、上司から指示されること、同僚や部下に配慮しながら、仕事を依頼すること。

これを何とかこなしています。

 

同僚との飲み会に参加することができました。その時の心境です。

 

https://twitter.com/trrymtorrson/status/1276562226577473538 

https://twitter.com/trrymtorrson/status/1276563720752132097

 

 Twitterでは病み垢というようですが、悶々としているときはTwitterに吐き出すのがいいですね。

 

 

6月28日の記事ですが、昨年度に長時間労働パワハラ精神障害になって労災を申請した人は、2,060人で過去最高を更新したそうです。

 

2,060人を多いとみるか少ないとみるか?

 

休職ではなく労災ですので、重いケースだと想像されます。

僕の経験から言うと、完全に潰れてからではなく「もうダメだ」と1回でも感じた段階で、人事に相談して休職してしまうほうが良いですね。

 

以前の記事に書きましたが、和田秀樹さんの著書『もうちょっと「雑」に生きてみないか』には次のように書いてあります。

 

どうして日本人は、どうしようもなくなるまで精神科で診てもらおうとしないのか。 

 風邪をひいて医者に行く人はいくらでもいます。でも、思い詰めて自殺未遂を起こすようになるまで精神科には行こうとしません。これが海外でしたら、保険制度の違いもありますが風邪ぐらいで医者に行く人はまずいません。でもメンタルヘルスに関しては、本人も周囲の人も治療には積極的になります。

(略)単純な事実だけを記しますが、20代30代の自殺原因でいちばん多いのはうつ病です。しかも日本の若年層20-39歳の自殺率は人口10万人当たり20人というデータがあります(2013年)。この数字は先進国の中では異様に高くて、2位カナダの12.2人を大きく引き離しています。特に深刻なのは20代の自殺で、その年代の死者全体の50%を占めているのです。

それほど深刻な病気なのに、よほどひどくなるまで精神科医に頼ろうとする人はいません。

 

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和田さんの指摘の通りだと思います。

僕の場合、ハッキリ言ってパワハラで休職しましたが、精神疾患と言えるかどうか微妙でした。

自分の意思で休職に持ち込みました。

疲労が蓄積して仕事の意欲を失って、診断は「不安・抑うつ状態」というものでしたが、うつ病症状は無しでした。

 

僕が見聞きした範囲では、うつ病の人の場合では、休職が長期になってくると、本人が復帰を焦って、医師が止めるというケースがあるようです。

僕の場合は復帰を焦ったというのはありません。

だからうつ病ではないのでしょう。

 

うつ病ではないが、仕事のやる気が起きない。

仕事に追われるのではなく追うだったり、自分で課題を設定して掘り下げて取り組むといったことができない。

やる気が出ない。休みたい。早く帰って、ゆっくり趣味や副業をやりたい。

これだけです。

 

このことをかかりつけ医に話したところ、100%に戻るには「1年から1年半かかる」と言われました。

焦らず、ゆっくり行きましょう。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『もうちょっと「雑」に生きてみないか』和田秀樹 著(新講社

 

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