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『リープ・マーケティング 中国ベンチャーに学ぶ 新時代の「広め方」』永井竜之介 著

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

 先日、『リープ・マーケティング 中国ベンチャーに学ぶ新時代の「広め方」』という本を読んでみました。

 この本は、成長著しい中国のベンチャー企業がどういう方法論で事業を拡大していったかということが書かれています。

 

 米国の巨大IT企業といえば「GAFA」が有名ですが、中国には「BAT」企業というのがあります。

 Bは「バイドゥ」、Aは「アリババ」、Tは「テンセント」ですね。

 バイドゥは中国で最大の検索サイトを運営しており、中国のGoogleといわれています。

 アリババグループは企業間電子商取引や個人向け電子商取引(Tモール)などを運営。また「アリペイ」というオンライン決済を運営していることで有名です。アリババには孫正義氏のソフトバンクが出資しました。

 テンセントは「ウィーチャット」というインスタントメッセンジャーアプリやSNSサービス、オンラインゲームコミュニティなどを手掛けています。

 またBATとは別に、動画共有サービス「TikTok」を運営する「バイトダンス」という企業が有名で、2021年にユニコーン企業価値世界第1位となっています。

 いずれも中国国内の巨大なマーケットだけでなく国外にも市場を拡大する超巨大企業ですね。

 

    

 

 本書では、これらの中国企業がどのような手法でビジネスを拡大していったかについて書かれているのですが、特にその優れたマーケティング戦略に着目し、遅れを取っている日本企業が中国ベンチャーに学ぶべきだということが説かれています。

 

 非常に刺激的な本で面白かったですね。

 本書を読んでおけば、これから経済ニュースなどを見るときによりいっそう理解が深まることでしょう。

 

 本書のそういった大筋の部分は読んでいただくこととして、ちょっと本筋からは逸れますが、コラム欄に面白いことが書かれてたんで紹介します。

 それは中国の学校教育に、物凄い勢いでスマート化、IT化が取り入れられていることです。

 

▶中国のある幼稚園では、中国語と英語で教育が行われ、保護者はその様子をリアルタイムでスマートフォンで確認することができる。

▶ある小学校では朝の登校の際、校門に設置された顔認証ゲートを通過して構内に入っていく。顔認証システムによって自動で子どもの出欠管理が行われる。

▶食堂でも同様に顔認証決済が導入されており、学生とスタッフの間で現金のやり取りはない。顔認証決済は保護者のキャッシュレス決済サービスと結びついていて、自動決済される。

▶毎日子どもが何を食べているかが記録され、栄養の偏り防止などの食育にも役立てられている。

 

 度肝を抜かれましたね。

 「監視社会だ」という批判は可能ですが、それを上回るメリットのほうが大きい。

 

 翻って今の日本の教育現場はどうでしょうか。

 文科省が進めているGIGAスクール構想というのがあって、うちの子も学校でタブレットを使っているようですが、どうでしょう?

 

 

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 要するに日本の教育は教員に重労働を強いる制度が延々と続いているんですね。

 

 生徒、児童にタブレットを持たせることが教育改革と言えるでしょうか?

 これでは教員をますます疲弊させることが明らかですよね。

 

 中国と日本の教育制度のスマート化、IT化の差はここが歴然と違います。

 教育のスマート化、IT化という一つだけを見ても、中国が遥か先を行っていることが分かりますね。

 

 『リープ・マーケティング 中国ベンチャーに学ぶ新時代の「広め方」』

 面白いのでぜひ読んでみてください。

 

 本日の記事は以上です。