こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
仕事が辛くなり5か月半の休職生活後、復職して3か月が経過しました。
本業だけに献身するのではなく、外の世界に目を向けようと思っています。
こうやってブログを書くのもそうです。
ブログアフィリエイトを立ち上げて集客することはできるんでしょうか?
先日、富士通と理化学研究所の共同開発のスパコン「富岳」が計算速度を競う世界ランキングで1位になったことを書きました。
そのなかで、勝間和代さんの著書から次のように引用しました。
わたしがコンサルタントとして習った4Pというフレームワークでは、商品(Product)の品質と同じくらい、価格(Price)・広告宣伝(Promotion)・流通(Place)が大事で、その4つのPのバランスをとらなければならないのですが、日本では、多くのことが、ひたすらProductの品質を追いかけて、他のPをおろそかにする傾向があります。公的なものも私的なものも、さまざまな商品・サービスについて、とにかく準備して、売り出しをするものの、拡販はほとんどなされません。
その結果、せっかくの良いものも売れないのです。あるいは知られないのです。
なぜか日本の企業経営者や官僚は、マーケティングというかコミュニケーションを軽視するようなところがあり、いいことをやっていれば誰かがきっと気がついて引っ張ってくれるだろうといった甘えの習慣があるようなのです。
それほど圧倒的に凄いスパコンを日本人が開発したのであれば、勝間氏が言う他の3つのP「価格」「広告宣伝」「流通」でも圧倒的に世界一になったら、1億3千万人の日本人の生活が劇的に向上するのではないでしょうか?
さて、個人でもブログやSNSを使って複業ビジネスを行うことが可能になりました。
西野亮廣さんの著書『新・魔法のコンパス』を読みましたが、これは「お金」「広告」「ファン」という3つのビジネスキーワードについて、西野さんが考える普遍的なルールを書いた本でした。
「お金」「広告」「ファン」を制して、「誰も見たことがないエンターテイメントを作る」という自身の目的を達成しようという内容です。
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さっき書いた勝間さんの4つのPのうち、価格(Price)・広告宣伝(Promotion)・流通(Place)と重なってくるのではないでしょうか。
「お金=Price」「広告=Promotion」「ファン=Place」という具合です。
西野さんは、本書の第2章で「広告」というテーマについて書いています。
▶ニュースを出すな。ニュースになれ
▶積極的に相談をして、共犯者を作れ
▶セカンドクリエイターを押さえろ
▶集客したければ、「お客さんの一日」をコーディネートしろ
▶人は「確認作業」でしか動かない
▶「インスタ映え」に含まれているのは「集客」と、「排除」だ
▶リピーター獲得の方程式は「満足度-期待値」
「広告」ということについて7つの方法論、広告戦略を書いています。
7つの広告戦略のなかには、本格的にビジネスに取り組む覚悟がいるものもあると思います。
たとえば、ビジネス素人の副業サラリーマンにとっては、「セカンドクリエイターを押さえる」ということは、少々ハードルが高いと思います。
このなかで、一番応用が可能な戦略・法則は、「人は確認作業でしか動かない」というものではないでしょうか。
教科書で『モナリザ』を見たから、「本物を観てみたい」という‟確認作業”で、ルーヴル美術館に展示されている『モナリザ』を観に行く。
「ルーヴル美術館の奥に、何かよく分からないけど有名な絵があるよ」という誘い文句では、ボクらはルーヴル美術館には行かない。
つまり、ボクらはネタバレしているものにしか足を伸ばさない。
なるほど。
「人は確認作業でしか動かない」
例えば、ブログアフィリエイトを立ち上げる場合は、この法則を上手く記事に落とせば、ビジネス素人の副業サラリーマンでも集客することが可能かもしれませんね。
本日の記事は以上です。
☟『新・魔法のコンパス』西野亮廣(角川文庫)