40代オッサンtrrymtorrsonの雑記

40代半ばの普通のオッサンが、失われた20年を取り戻すブログ

壊れても回り続けることを選ぶか、歯車生活から亡命することを選ぶか。『40代でシフトする働き方の極意』佐藤優 著

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 筆者が仕事を休職して、このブログを書き始めてから約半年になります。

 40代サラリーマン。社会の中核にして使い捨て歯車。世間の40代のオッサン方は今何をして、何を考えているのでしょうか?

 社会が目まぐるしく変化しています。気がつけば、職場には下に30代、さらにその下に20代が増えてきました。

 ガラケーを粘って使っていましたが、昨年の今頃、仕事で無いと不便になり、遂にスマホを導入しました。

 その後、昨年中盤に仕事と上司にギブアップして休職。ニート生活に入りました。いやニートと軽々しく言ってはいけませんか?月給の8割程度は保証されていました。

 それでも妻と子ども3人で食べていくのに一抹の不安がありました。

 休職して立ち止まって考えたのは、冒頭に書いたことです。40代中堅ヒラリーマンが、ガチガチ(と自分で思い込んでいた)に組織化された職場から離脱して、ガッツリ引きこもり生活を営む意味とは何か?

 繰り返しますが、世間の40代ヒラのオッサン方は、今何をして、何を考えているのか?

 そのころ読んだのは、佐藤優氏の『40代でシフトする働き方の極意』です。

      

 佐藤氏は1960年生まれで、筆者よりだいぶ年長ですが、外務官僚であった40代前半の現役バリバリのときに、背任・偽計業務妨害容疑で逮捕、有罪判決を受けています。

 同じくホリエモンも30代前半の現役バリバリの時に逮捕、有罪判決を受けて服役。耐え難い独房生活のことを著書に書いています。その堀江氏が自分の著書のなかで佐藤氏のことを取り上げているのですが、堀江氏によれば佐藤氏は1年以上独房に入っていたそうです。

 佐藤氏は著書『国家の罠』のなかで、服役したことについて次のように書いています。

‟現役時代には、仕事の関係で付き合いたくない人々とも付き合わなくてはならなかったが、これで人間関係を1回リセットできるので、実に爽快な気分だった。公判闘争にエネルギーの4分の1、残りは読書、思索、著述と気の合う人々と話をすることに使うようになった。ようやく自分の好きなことを中心に生活を組み立てることができそうだ。これからは人間関係を広げずに、静かに国内亡命者として生きていこうと思った。もはや時代に積極的に関与していくことはないが、時代を見る眼だけは持ち続けたいというのが私の考えだった”

 さっき40代サラリーマンは社会の中核にして使い捨て歯車と書きましたが、自分で「使い捨て」という考えに甘んじてはいけない。その考えの誤りに気付かなければなりません。

 経済成長が右肩上がりでモーレツに働いていたのは、自分の親世代以前の話。今から30年も40年も過去の話となったのです。

 これから将来、30年近く労働しなければならないのです。

 さて、昨年やっとスマホを導入しましたが、他にも写真や動画、ビデオテープ、カセットテープ、DVD-RAMの整理、古いPCやデジカメやガラケーの処分、CDプレーヤーの修理など、まず身辺整理に着手しました。

 身辺整理が落ち着くと、新しいテクノロジー(?)の導入に着手しました。

 電子書籍(アマゾンkindle)をPCとスマホに導入。YouTubeへの動画投稿。ドコモ光、ドコモdカードに加入。スマホ歩数計アプリや読書管理アプリを導入。U-NEXT加入。楽天ポイント投資やソーシャルレンディング投資を開始。はてなブログに投稿開始。kindleダイレクトパブリッシングの出版に着手。ストックフォトサイト「Photo AC」に写真投稿開始。ツイッターアカウント開設など。

 サラリーマンを仮の姿として過ごしながら、佐藤氏のように「国内亡命者」として生きるということを考えよう。そのための環境を整えているのです。

 われわれは資本主義社会の中で生きている。この与件を外すことはできない。資本主義は労働力の商品化なくして成立しない。労働力が商品化されれば、そこから必ず搾取が生まれる。ソ連崩壊後、資本主義の発展が社会主義革命によって阻止されるという危険がなくなったために、資本家は躊躇なく労働者を搾取できるようになった。その結果、日本においても中産階級が急速に没落している。その矛盾が日本では格差の拡大という形で現れている。(『40代でシフトする働き方の極意』)

 われわれ40代サラリーマン、オッサンたちは(勿論それ以下の世代もですが)、中流生活を維持できるか転落するかという状況にあり、格差が下の方へ拡大しているというのです。

 この状況を冷静に認識して、現実的な対策を立てなくてはならない。

    壊れても回り続けることを選ぶか、歯車生活から亡命することを選ぶか。

 そのため、自分の立ち位置を俯瞰で見る。生活の在り方、収入源を複数確保していく。

 サラリーマンとして組織に所属しつつも、一方では「国内亡命者」としての精神の構えを持っておかねばならないのです。

 

 

 【「40代」を考えるオススメの本】

☟『40代でシフトする働き方の極意』佐藤優(青春新書/青春出版社)