こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
復職して4か月が経ちました。
僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。
身の回りの棚卸し作業をしています。
3月中旬から復職しましたが、今も棚卸しを継続しています。
休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。
気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。
自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。
最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。
詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出版しております。似たような境遇の方はぜひお読みください。
7月の連休が終わりました。
週5勤務の始まりです。
5日のうちのどこかでバイオリズム最低の日がやってくる。月曜が辛い。前日の日曜の夕方から憂鬱になる。原因不明の不安が襲ってくる。
まさに「サザエさん症候群」。
働きたくないけど働かないといけない。
僕がメンタルを病んだからというのもありますが、多くのサラリーマンにとって月曜はしんどいのではないでしょうか。
ブルーマンデー症候群という言葉もあるように、この悩みは万国共通のようです。
ネットで「サザエさん症候群」を検索すると、それこそ無数の解説サイトがヒットします。
そのなかでも僕が読んで秀逸だと思ったのは、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社の「Work Switch」というサイトです。
サザエさん症候群についての記事がありましたが、無くなってしまったようです。
▶体を動かして疲れをとる「アクティブレスト」の導入
▶ルーティンワーク&作業興奮を活用する
▶「次の休み」の予定を立てる
▶月曜日の朝に「お楽しみ」を用意しておく
▶日曜日の夜に‟少しだけ”仕事に着手しておく
▶オンとオフという考え方を止める
Twitterのなかでも秀逸のツイートをしている人がいます。
日曜日を『一週間の振り返りの日』にする。
・成長に向けて順調か?
・見直す点はないか?
・どのように改善するか?(やす(yasu)@感謝の心の営業マンさん)
月曜日は上手く使う
仕事の始まりということで憂鬱に感じてるなら大間違い
「週の始まり」ということはまた新たに出発できるタイミング
気持ちを切り替えて今までできてなかった作業をしたり、新しいことに挑戦する(インフルエンサル@SNSアドバイザーさん)
日曜日にしっかり振り返りをして月曜日にスタートダッシュをする。
仕事に追われるのではなく仕事を追うという姿勢に共感します。
それでもやっぱり月曜はしんどい。朝がツライ。
メンタルを患う前から、この気分はなかなか克服できない。
なかなか根強いものがあります。
以前読んだ本に書いてあったのは、平日を4分割して、4コマ、4タスクをこなしていくやり方です。
4つタスクがこなせれば、その日は良しとする。
これなら、それほど疲れないのではないかということです。
先日、外山滋比古さんの著書『思考の整理学』を読みました。
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外山さんは1923年生まれの現在96歳。
東京文理科大学英文学科を卒業し、『英語青年』編集長を経て、東京教育大学、お茶の水女子大学で教鞭をとっている。お茶の水女子大学名誉教授。多数の著書があります。
本書『思考の整理学』は、東大生協、京大生協で刊行から34年たった今でも1番売れている本だそうです。
思考を寝かせて発酵させる。
寝かせて整理する。
「くよくよすることはないさ。明日の朝、7時には解決しているよ」
英国の19世紀の小説家ウォルター・スコットは、いまここで議論するより、ひと晩寝て目をさましてみれば、自然に落ち着くところに落ち着いている、ということをよく言ったそうです。
外国に「見つめるナベは煮えない」ということわざもあるそうです。
本書の冒頭に何回か出てきます。
仕事に対する得体の知れない不安をじっと見つめていても解決しないときがあります。
とりあえず寝てしまうことで、睡眠中に頭が整理されて解消されることが案外多いかもしれません。
また、とりあえず月曜日は1週間のウォーミングアップ程度に考えるのもいいかもしれません。
月曜日は雑でいい。
嫌なことからは逃げていい。
そんなふうに考えるようにしています。
どうしようもなく気が滅入るときは次の本を読んでいました。
参考までに掲載しておきます。
本日の記事は以上です。
☟『もうちょっと「雑」に生きてみないか』和田秀樹 著(新講社)
☟『人生の9割は逃げていい。』井口晃(すばる舎)