仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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いつでも辞表を出せるようにしておこうと決めたら、出向の気配が出てきた

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

今から約4年前、「毎日残業+土日出勤+パワハラ上司」の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。

 

約半年休職したあと、職場復帰。

 

もう仕事には全力で取り組まない。

趣味とか副業、家族との時間を大事にすると決めました。

 

ダウンした部署には結局2年間在籍。

別の部署に異動してそこに2年。

昨年また別の部署に異動して2年目。

 

仕事で挫折して休職、その後の休職生活の経緯は『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』にまとめました。

 

休職中の内省生活そして復職してからの数か月のメンタルの動きについては『もう本業には全力で取り組まない。趣味と副業のウエイトを上げていく! ~半年間の休職から復職への体験記~』にまとめています。

 

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心身が折れて休職してから何年になるのか。

そのあと半年間休職したのち、職場復帰してから何年になるのか。

これを計算するのが面倒になりつつあります。

 

もうそのくらい時間が経った。

ザックリ4~5年というところです。

 

今年50歳になりました。

 

職場復帰してからすぐ、当時の上司から、昇格に応じる意向はあるか打診されました。

その上司はよく話を聞いてくれる立派な上司でした。

 

そのときはとても、心身をタフにコントロールして、健全に仕事をやっていく自信が無かったので断りました。

チームをマネジメントして、同時に自分の仕事をこなして、他部署と折衝するというような役割をこなす自信がありませんでした。

 

そのあとの数年間というのは、葛藤の毎日でした。

まず仕事の目標とやる気を失ったので、出社するだけで精一杯でした。

 

僕も同僚と距離を取っていたし、同僚のほうもみんな僕と距離を取っているように感じました。

 

今の部署に異動してきたとき、気持ちを固めたんですよ。

「落ちるところまで落ちた。腹は決まった。悪いことも全部引き受ける。汚れ仕事をやる闘志が湧いてきた。やってやる」と。

 

しかし、自分の思惑とちょっと違った。

「汚れ仕事を引き受ける」と決意して1年以上経ちますが、汚れ仕事というか、軽い仕事を割り振られて窓際に追いやられて相手にされていない感じです。

 

あのとき昇格を引き受けて気丈に振舞っていれば、情報が集まり、仕事が集まり、人が集まっていたかもしれない。

 

しかしそんな仮定の話はまったく無意味だと思いたい。

 

休職した直後から、今後のテーマは一つでした。

 

もう仕事大好き人間ではなくなった。

一度パワハラ野郎に潰されて休職を経験したので、もう本業に絶対に依存しない。

絶対に同じレールには戻らない。

 

それでも、すでに子どもが3人いて住宅ローンも抱えていたので、辞めるという選択肢はありませんでした。

 

年下上司がいる今の部署に異動してきて、2年目を過ごしています。

ハッキリ言って、今の部署は仕事が重たくなくて、居心地が良い。

 

朝起きて出社するのが苦では無くなりました。

しかし、それに比例するように、いまの直属の上司や幹部連中に対する恨みつらみがつのっていきました。

 

気がついたらそのような愚痴をX(旧Twitter)に吐き出している。

ハッキリ言って、出世の機会を逃したのが心残りです。

 

今の年下上司はよくできた男です。

自分の身内に不幸があっても取り乱すことなく色んな部署で淡々と仕事をこなし、無能な上司を上手に手のひらで転がして機嫌を取っています。

 

心の平安を得るには人と比べないことが大切だとはいうものの、比べずにはいられない。

  

パワハラ上司を上手に扱うことができず半年間も休職に追い込まれた。

もう嫌いなヤツには気を使わないと決めて、時々感情的になることがある。

相変わらず仕事のやる気はなく体調が不安定。

業績評価に必須である、目立つ仕事ができない。

 

それが僕と年下上司との差になっているのだろう。

 

もう本業に絶対に依存しない。

絶対に同じレールには戻らない。

 

だから、いつでも転職できるように職務経歴書を精査して、自分の市場価値を上げて、いつでも辞表を出せるように準備をしておこう。

 

そんな僕の気持ちを見透かされたように、どうも出向の気配がでてきた。

幹部連中から捨て駒のように扱われて、来年度は出向ではないかという仮定が頭から離れなくなりました。

 

来年どうなるか分からない。

自分のキャリアが見通せなくなった。

 

来年出向しているかもしれないし、数年後にいまの会社辞めているかもしれないし、居残ってさらに窓際に追い込まれて気が変になっているかもしれない。

いや、もうすでに気が変になっている。

 

転職に失敗して両親や家族を路頭に迷わせているかもしれない。

 

しかし、これこそが自分の望んでいた自由そのものではないのか?

 

もう本業に絶対に依存しない。

絶対に同じレールには戻らない。

 

そう決めたときから本当の自由を得たのですが、実は自由になるのもしんどいものだ。

 

宇宙空間に放り出されて心身のコントロールを失う。

それを自らの意志と行動だけで制御し、自律しなければならない。

 

本当の自由とはそのようなものではないのか。

 

本日の記事は以上です。