こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
これまで書いている通り、「オッサン逆転プロジェクト(人生逆転プラン)」の一環として、転職活動に取り組んでいます。
漠然と転職を考え始めたのは約1年前の2023年。49歳のとき。
過労とパワハラで半年間仕事を休んで、4年くらい経ったかな。
それから、転職サイトにいくつか登録したのが、今年(2024年)の2月だったかな?
転職サイトで検索かけて、まず大手のビズリーチ、インディード。
そして中年の転職で検索かけて、マイナビミドルシニア、日経転職版に登録。
あれ最初は5つじゃなかったっけ?
転職情報サイトはたくさんあり、それぞれシステムが違うので訳が分からなくなります。
一つ一つじっくり見て整理していったほうがいいですね。
【ビズリーチ公式ロゴ X公式アカウントより】
現職に在籍したまま、情報収集メインでやっているので、いわゆる「ゆる転職」になりますでしょうか。
仕事を休職する前は部署で中堅として仕事に専念しており、そこそこ評価は高かったはずですが、復職してみたら同僚がみんな見事に距離を取るようになった。
気を使われて腫れ物に触るような扱いをされるようになりました。
評価が高かったというのは錯覚でした。
業績評価というのはほんとに水ものです。
そのときの上司次第です。
僕は復職してから仕事に全力を出さないと決めたし、やる気を失ってしまっていたので、なおさら仕事できないヤツという評価が定着しました。
さらに年齢が50歳という、完全に働かないウザイおっさんというポジションが定着してしまった。
年下がみるみるうちに追い抜いて出世していきました。
こうして僕は、現職に「限界」を感じるようになりました。
なんの仕事もそうだと思いますが、仕事の意義というのが急速に変化している。
この年になったらベテランとして若手に仕事を教えたり経験を伝えたりするものだと思っていたら、違った。
20代30代の若手は優秀です。
仕事のやり方を聞くのは年が近い同年代か、せいぜい40代前半までの先輩です。
50代の僕は若手に教える機会もなければ、経験を伝える機会もない。
もう一つの限界は、いまの上司連中がちょうどバブル世代で、一種独特のマネジメント感覚を持っていること。
マネジメント感覚が欠落している人も多い。
氷河期世代の僕はバブル世代が何を考えているのか理解できない。
つまり、上とも下とも合わないんですね。
そういうところが、転職に傾いていった理由です。
こういう状況をしんどくて苦々しく思ってはいますが、悲しさや後悔は感じていません。
何よりまだ現職を辞めたわけではないので、経済的に追い込まれていません。
「なにくそ、やってやる」という気持ちが強いです。
前置きが長くなってしまいました。
転職を考え始めて、いくつか転職サイトに登録してからは、慌ただしく数か月が経過。
少々混乱しているので、頭の整理を兼ねて「転職サイトあるある小ネタ集」を。
転職活動に関して必要な知識は山ほどあります。
つまり結論を書くと、「転職スキル」というのはすなわち「転職活動スキル」なのではないか?
転職サイトあるある小ネタ集
▶知名度からいくと「ビズリーチ」ですが、求人が横文字を多用した難解な職種が多く、ハイクラス過ぎてどんな仕事か分からない。
▶「ハイクラス転職」とは、年収がハイクラスではなく、仕事の難易度がハイクラス。
▶ハイクラス転職とうたっているが、「年収400万円から」とか、年収が全然ハイクラスではない。
▶複数の転職サービスに登録したほうがいいと思うが、厳選しないと20にも30にもなる。
▶転職サービスは大手だけでなくローカル企業も無数にある。
▶転職サービス加入時に個人情報を詳しく登録するが、その求人に係る個人情報が企業間で売買されているような気がして怖い。
▶士業の転職「MS-Ajent」や医療福祉系「コメディカルドットコム」など、専門職種向けの転職サイトがある。
▶リクルートは「リクナビNEXT」「リクルートエージェント」「リクルートダイレクトスカウト」、doda(デューダ)は「doda」「doda X」、エン・ジャパンだと「エン転職」「ミドルの転職」「エン・エージェント」など、大手企業はいくつもブランドを持っていて、何が何か分からない。
▶インディード(indeed)は、意外にも米国企業でリクルートの子会社になっている。転職サービスというより、もとは求人情報専門検索エンジンらしい。
▶インディードにGoogleアカウントで登録するが、なぜか登録が消えておりログインできないことが何回かあった。
▶「キャリアアドバイザー」とか「エージェント」とか「ヘッドハンター」とか「スカウト」とか「コンシェルジュ」とかの違いが分からない。
▶言い換えると、その転職サイトはただの「求人掲示板」なのか、「転職仲介サービス」なのか、企業からの「スカウトサービス」なのか、登録してやってみないと分からない。
▶マイナビエージェントなどは、紹介できる求人が存在しないと面談が実施できずマイページのアドレスすら発行されない。
▶「企業ブロック設定」をしないと、転職活動が会社にバレてしまう。
▶リクルートエージェントなど、求人情報の「気になるボタン」はただのブックマークではなく、押すと相手企業やエージェントにも連絡が行ってしまう。
▶「日経テレコン」という、企業の業績データを調べられるサイトがある。
▶「オープンマネー」という、給与公開サイトがある。
▶「オープンワーク」という、会社の内部事情を見られる口コミサイトがある。
▶「キャリアタウン」は成功報酬型インターネット集客代行事業。つまりアフィリエイトサイト。
▶転職サイトに登録すると、求人情報メールが山のように来る。
▶求人情報メールはたいがい自動配信なので、細かな条件指定はできない。
▶地方在住で、希望転職地域を指定しているのに、求人メールの大半は東京都。
▶転職サイトに登録するとアドバイザーと面談することになるが、担当者がピンキリ。
▶転職サイトに詳しくプロフィールを登録しているのに、面談担当者は読んでいないのか、プロフィールに基づいた話をしてこない。
▶転職サービスにアドバイスを期待しているのに、面接官みたいなスタンスでくるヤツがいる。
▶求人側は転職サービス会社に着手金や紹介手数料を負担しているため、求職者にとって条件は厳しくなる。
▶正社員採用で2社掛け持ちのダブルワークは、副業可の条件でない限り難しい。つまり、ダブルワークしようとするとパートやアルバイト採用となる。
▶ずっと求人を出している企業はブラックかというとそうとは限らない。事業拡大や支店立ち上げなどの場合がある。
▶仮に採用が決まった場合は、応じるか否かの意思決定は早めにする必要がある。現職の引継ぎに数か月も待ってくれない。
▶「転職の軸は何ですか?」と聞かれて意味が分からなかったが、考えてみるとこれは自分が何をやりたいか?仕事で何を実現したいか?ということ。
▶即戦力採用は何かというと、求人情報の必須条件(職務経験や必須資格)が厳しいということ。
▶誰かが言っていたが「転職市場は実務経験偏重」。何かと実務経験を問われる。教えてくれないと人来ないよ。
▶「管理職採用」というが、そもそも「管理職」の存在自体がウザイ。
▶面接でパワハラ、モラハラが理由で辞めましたというのはNG。ハラスメント加害者はのうのうと生きているくせに、結局ハラスメント被害者は敗者という汚点を背負って活動しなければならない。
▶社会生活に不可欠な仕事(エッセンシャルワーカー)やインフラ維持の仕事が人不足と言われているが、人が足りないから報酬を引き上げようという動きはほとんど見られない。
▶人不足を報酬引き上げで補おうとせずに、外国人労働者を入れて補おうとしている。
▶労働力不足が深刻で早急に外国人を受け入れないといけないと言われているが、市場は本気で労働者を欲しいと思っていない。人不足はデマ。
▶人不足が深刻と言われているのに、求人企業側の努力が足りな過ぎる。
▶税金や車の維持費や保険料やスマホ代は数万円単位でボンボン飛んでいくのに、自力で月千円稼ぐというのは難しい。収入と支出が格差あり過ぎる。
▶格差社会、学歴社会、社会に出て働く厳しさ、転職、無理ゲー過ぎる。
▶中年での転職は地獄で無理ゲーと言われるので現職頑張った方がいいのかなと思うが、現職もやっぱり無理ゲー。
以上、「転職サイトあるある小ネタ集」として、現時点での独断や偏見、私見も含めて挙げてみました。
繰り返しになりますが、「転職に必要なスキル」と言いますが、それは正確ではなくて、「転職活動にスキルが必要」ということではないのか?
「スキル」といっても、「自分はこれができる」とか「こういうスキルがある」というのは、そうそうあるもんじゃないですよ。
転職活動をこなしていくなかで、「転職がうまくいくスキル」というものを獲得することが必要なのではないでしょうか。
本日の記事は以上です。