こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
働きたくないビジネスマン、仕事したくないサラリーマンの皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は働きたくないショボい事務職のオッサンです。
微力な個人でも、手っ取り早く社会を変える方法は無いのか?
それで、「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」という署名サイトを見つけました。
今年の初めに「Change.org」のことを書いたんですが、僕もすでにいくつかの案件にオンライン署名しました。
そのなかに、ある学生アルバイトさんが立ち上げた署名があり、激しく同意したところです。
大学生になり、学費や生活費のために始めたアルバイトですが、この1年半働き続けるなかで、特に理不尽に感じたことがあります。それは、レジ業務中はずっと立ちっぱなしであることです。私は17:00~21:00の4時間シフトに入ることが多いです。4時間のシフトでは、一切の休憩無しにレジで立ち続けることになるので、足は痺れますし、膝を痛め、腰も痛くなります。他の同僚の場合、平均で3~4時間、長い時は最大で5時間レジで立ち続けることも少なくありません。(私も4時間以上のシフトの場合はこうなります)。そのような労働環境で、誰もが異口同音に身体の痛みを訴えています。
レジ従業員は数時間も立ち続けることになりますが、実はその間、何の仕事も無い待機中の時間があります。こうした時間にも立ち続けることは無駄な仕事ではないかと感じていました。お客様を待つ時間だけでも、座ることのできる簡易な椅子が設置されれば、就業時間中の疲労は大きく改善できるのではないかと思います。
日本では、レジで店員が座っていることはほとんどありませんが、海外のスーパーではレジ係が座っていることが当たり前です。アメリカやヨーロッパ諸国をはじめ、隣国の韓国でもレジ従業員は椅子に座りながら業務をしているそうです。
そこで私は労働組合を通じて、運営会社である株式会社ベイシアに、待機中に座っていられる椅子をレジに設置することを要望しました。しかし答えはノー。会社は「非対応中であっても、レジ前の商品の整理やレジ台の清掃など仕事はある」と答えて、椅子は設置できない、と言われました。同時に「従業員の負担軽減については、別の方法を検討している」ということも聞いたのですが、それ以降も働き続けて、負担軽減がなされた実感はありません。
ゆくゆくは、「制服の自費購入の廃止」や「最低賃金ギリギリの低賃金の改善」なども訴えかけていきたいと考えています。また、私の働く店舗でレジへの椅子設置が実現された後は、ベイシアスーパーのその他の店舗でもレジに椅子が設置されるよう要求し、最終的には日本中どこのレジでも従業員が椅子に座っていることが当たり前となる社会にしたいと考えています。
素晴らしいです。
署名主さんのおっしゃる通りです。
個人商店などを除いて、座ってレジ番している人を、どこの店に行っても未だかつて見たことがありません。
僕はレジ打ちのアルバイトをしたことはありませんが、そこにちょっと座る椅子すら置かれていないことに、とても違和感を感じていますね。
僕がレジのアルバイトなら、ちょっと座りたいですもん。
お客さんが来た時だけ立てばいいじゃないですか。
「日本では、レジで店員が座っていることはほとんどありませんが、海外のスーパーではレジ係が座っていることが当たり前です。アメリカやヨーロッパ諸国をはじめ、隣国の韓国でもレジ従業員は椅子に座りながら業務をしているそうです」
僕も海外旅行に何回か行っていますが、椅子に座って、ムダな愛想笑いとか声かけとか無くて、客の顔も見ずに無言でレジ打ってましたよ。
これが当たり前ですよね。何の違和感もありません。
働き方改革総合研究所株式会社代表取締役の新田龍さんをフォローしていますが、新田さんも次のように発信しておられました。
おっしゃる通りです。
警察官は勤務中に制服で公然とコンビニ利用してほしいし、
— 新田 龍 (@nittaryo) 2023年5月16日
救急隊員や運転士さんは堂々と飲み物を飲んでほしいし、
店員さんは疲れたら座ってレジ打ってほしい。
「勤務中にサボるな!」みたいなクソクレーマーに配慮しすぎて、皆のために働いてくれてる人が遠慮しないといけない社会なんて異常だよ。 pic.twitter.com/zQAqsbGXr1
「日本は労働生産性が低い」っていわれて問題になっているじゃないですか。
まさに、レジ打ちに座って休憩さえ許さないようなムダな労働慣行が世の中にはびこっているから、日本は労働生産性が低いんですよ。
大学生は学業が本業だから、たかがバイトごときで消耗させたらいけませんよ。
レジに座って本読んだり、勉強したりすることを、今すぐOKにすべきだと思いますね。
こんなつまらないことで、学生を疲労させて潰してどうするんですか。
いち早くそういう改革をやったほうが、むしろ今の時代、企業イメージは爆上りすると思うんですけどね。
どうしてすぐやらないんでしょうか?
「勤務中にサボるな!」みたいなクソクレーマーは、国や社会が、いますぐ間違った考えを改めさせて、教育・啓蒙しなければなりません。
レジ打ち仕事に関しては、以前イオンの事例で書いたことがあります。
このときはパート職員の大幅な待遇改善と、画期的な業務見直しについて好意的に書いたんですが、こういった「労働生産性」の議論のまえに、やるべきことがあります。
署名主さんが発信されているように、「日本中どこのレジでも従業員が椅子に座っていることが当たり前となる社会」の実現が必要です。
もっと多くの人が、この主張に賛同して、署名してくれることを期待します。
本日の記事は以上です。