40代オッサンtrrymtorrsonの雑記

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変化がない毎日を繰り返していても、新しいコンテンツを作り出すことはできるのか?

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

 ちきりんさんのVoicyが面白くて毎日聴いています。

 そのなかで「ネタなんて探してる場合じゃない」というお話があります。

voicy.jp

 

 発信プラットホームが「〇〇について発信してみましょう!」とやたらとお題を設定するのは、「発信したいけど発信したいことは何もない」という人が発信を止めちゃうからだというのですね。

 

 ちきりんさん曰く、発信することがなくて1週間とか悩んでいる時点で終わりの始まり。

 発信するネタがないからといってスマホやパソコンの前で何時間も悩むんじゃなくて、行動して経験を積んで刺激を受けて考えることが必要だと言っています。

 そういうことを継続してこれたからコンテンツクリエイターとして十数年もブログを続けてこられたと言っていますね。

 

 一方、森博嗣さんの著書『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』を読んだんですが、森さんはちょっと違うことを言っているんですね。

    

 

 森博嗣さんは、1957年生まれの作家で工学博士。某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、作家としてデビュー。小説からエッセイまで約250冊以上の著書が出版されている。仕事量は1日1時間であり、最大の関心事は模型製作。

 

 森さんは51歳のときに研究職からも作家業からも引退して、約束していたもの、お世話になった編集者から依頼されたものだけを書いているそうですが、1日にせいぜい1時間くらいしか書いていない。

 森さんの1日は、午前中庭仕事、午後に工作。夕方は犬の散歩と買い物。TVも映画も見ない。本は専門書と雑誌を読むだけで小説は読まない。

 そういう毎日を繰り返しているそうです。

 

 しかし、この「自由」は、ダイナミックでエキサイティングだというんですね。

 ほぼ、毎日これを繰り返している。違うことがしたいとは思わない。具体的なものを変える必要はない。毎日、考えることは全然違うし、興味もどんどん別のものへ移る。今は、ネットで世界のどこからでも情報を手に入れることができる。思考は、自由で常にダイナミックだ。しかし、具体的な(肉体の)生活は、質素で無変化であってもかまわない。むしろ、その方が健康を維持しやすい。健康は、思考を支えるためにある、と僕は思っている。

 

 毎日同じ日課を繰り返していても、「ダイナミックでエキサイティングだ」というところが深いし面白いですね。

 ちきりんさんが、発信することがないのなら「行動して経験を積んで刺激を受けて考えることが必要だ」というのと、森さんが「具体的な(肉体の)生活は、質素で無変化であっても、思考は自由で常にダイナミックだ」というのとは、随分違いますが両方うなずける話ですね。

 

 ちきりんさんと森さん。この両者が著作や発信を続けていられる理由は、「考えるのが好き」「思考し続ける」という共通点があるからのようですね。 

 

 ☟『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』森博嗣 著(新潮新書)