こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
2022年になって、新年の目標を考えてみたんですが全然思いつきません。
昨年は色々具体的な目標を立てたんですよ。
kindle本を1冊出すとか、本を100冊読むとか、映画を100本観るとか。
今年は具体的な目標が思い浮かばないのですが、ひとつ考えたのは
「あたりまえのことをあたりまえと考えない」
ということですね。
ちょっと抽象的ですが。
「仕事がしんどい」
「でも辛抱して仕事に努力する」
「石の上にも3年」
「これは時間がないから出来ない」
「毎日学校に行って勉強していい大学に入る」
「大学で勉強していい会社に入る」
「ゲームやり過ぎるとバカになる」
「苦労は買ってでもしろ」
「人からこう見られてるからこう振舞わなくてはならない」
40数年生きてきましたが、未だに20年前、30年前の価値観に縛られている。
もう古い考え方にとらわれる時代ではないんですね。
職場の先輩から飲み代おごられて面倒見てもらったから後輩にもおごらないといけないとか。
おじさんからお年玉もらって嬉しかったから甥っ子にもお年玉あげないといけないとか。
そういうのはもっともだと思っちゃいますよね。
2年前に仕事で疲弊して半年間休職したんですが、そのあと復職するときに「逆張りメンタル」で臨んだんです。
仕事を頑張らないとか上司にゴマをすらないとかですね。
「あたりまえのことをあたりまえと考えない」というのはそれと似ているんですが。
作家の森博嗣さんが「抽象的思考」や「客観的思考」の重要性を本に書いています。
抽象的に考えることでいろんな物事に引っかかりやリンクを見つけることが、発想力やアイデアの手掛かりになる。
「あたりまえのことをあたりまえと考えない」という抽象的な目標ですが、抽象的だからこそあらゆることに応用できる原理原則になるんですね。
知識や情報を蓄積することも大事ですが、やり過ぎると頭がパンパンになってしんどくなります。
思い込みや偏見で動けなくなったり思考停止に陥ります。
だからそんなときは一度全部ゼロクリアする。
オールリセット。
「あたりまえのことをあたりまえと考えない」というのは、つまり全部リセットすることです。
オールリセットすると、なんでもできるような気がしてきます。
思い込みや偏見がなくなると前向きに考えられるようになります。
年に1度だったり月に1度だったり週末に1回でもいいんですが、オールリセットするように決めるといいかもしれませんね。
本日の記事は以上です。
☟『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』森博嗣 著(新潮新書)