仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

40代中年の危機 休職と復職 働き方改革 ワークライフバランス 副業・複業 メンタルセット

ブルーオーシャンな考え方とは?キャラクターを持って新たな道を歩む

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

今から約1年前、「毎日残業+土日出勤+パワハラ上司」の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。

3月中旬に復職し9か月やり過ごして2020年を締めくくりました。

 

サラリーマン生活に経済的にも精神的にも支配されないためにはどうすればよいか?

落合陽一さんの『超AI時代の生存戦略』には次のようなことが書いてあります。

 

ブルーオーシャンな考え方というのは、他人と違うことをやっていくということを基本にすることだ。また、自分しかそれをやっていないけれど、それが正しいと信じることだ。

自分で信じた道を淡々とやっていって、その中で自己実現もしくはストレスフリーな環境をいかに実現していくかということが重要になってくる。

コモディティ化を避けるために、ブルーオーシャンな考え方、つまり全員が違う方向にキャラクターを持っている必要がある。 

 

-PR-

これはとても興味深くて大事な考え方です。

コモディティ化とは、「高付加価値を持っていた商品が競合の台頭により差別化要因が失われることで、一般的な量産品に成り下がってしまうこと」だそうです。

 

本業を20年もやっていると、仕事上の課題の見つけ方、資料整理の方法、根回しの方法、一応形をつけて仕事を終わらせる方法が身についてきます。

しかし僕は糞上司のやり方に隷属することを強制され、自分のやり方を否定されて疲弊して休職しました。

 

仕事上の課題にまったく興味・関心がなくなってしまいました。

職場復帰してからもう随分経ちますが、今でも仕事上の課題に興味が湧かない。

今の上司がマウントとって「これはこう考えるべきやろ」的なことを言ってきますが、内心「何言ってんだコイツ」と受け流しています。

 

なぜそういう思考になるのかというと、仕事が上手くいっているときというのは、自分のことより、自分以外のことに興味・関心を持てるからです。

どうしたら会社が発展するか、どうしたら商品が売れるか、顧客はどうしたら喜んでもらえるか、どうしたら社会がもっと良くなるか、こういったことに楽しく前向きに取り組めるからですね。

 

それが疲弊してメンタル不調になると、自分を守ることが最優先になります。

だから、世の中のことより自分のことが大事になる。

本業の方は最低限こなしていけばいいという考え方になる。

それでいいと思っています。

長く働いているとそういうこともある。

 

職場復帰する前からビジネス書などをよく読むようになりましたが、これが即本業に役に立つかというと役に立たない。

仕事上の課題を掘り下げて、同僚と話し合って情報を集めて考え抜いて解決するというのが必要で、ビジネス書から得た知識は関係ないからですね。

 

さっき落合さんの言ったことを繰り返すと、「他人と違うことをやっていくということを基本にすることだ。また、自分しかそれをやっていないけれど、それが正しいと信じることだ。自分で信じた道を淡々とやっていって、その中で自己実現もしくはストレスフリーな環境をいかに実現していくかということが重要になってくる」。

 

1年か2年はこういう回り道をしてもいいと思っているんですね。

「全員が違う方向にキャラクターを持っている必要がある」

今の時代、本当にこれが大事だと思います。

 

1年か2年は回り道をして違う分野でキャラクターを持てるほど積み上げたら、どこかで本業とリンクしてくる時期が来るので、そのときに本業に本腰を入れればいいのではないかと思うのですね。 

 

本日の記事は以上です。

 

☟『超AI時代の生存戦略』落合陽一(大和書房)