仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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「自分は個人商店の経営者」辛い仕事を乗り越えるメンタルセット

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

仕事人間だった40代半ばの僕が仕事に押しつぶされて休職。

この機会に、仕事や家庭に忙殺されて失われた20年の自分の時間を取り戻したいと模索しています。

転んでもタダで起きるな、逆境をチャンスに変えよう。休職してからは無数の本を読み、メンタルの立て直しについて考えました。

 

そのうちの一冊が成毛眞さんの著書『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』です。そのなかに次の一節があります。

自分は「個人商店の経営者」だと考えてみよう。いま勤めている会社の仕事も、個人商店の経営者として引き受けている仕事の一つだと思えば、適度な距離感を保てるようになる。対価以上の仕事をするのは、自営業には厳禁だ

 

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休職に至る前の半年間は異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容などで、気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤、自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。 

詳しくは辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」というタイトルでKindle本を出版しております。似たような境遇の方はぜひお読みください。

 

休職して数か月間が経過しましたが、相変わらず仕事に臨むやる気は湧きません。

 

前にも書きましたが、もう世の中は低成長時代に入っているので、全ての世帯にベーシックインカムを導入して最低限の生活費を保障をするとともに、1日の法定労働時間を5~6時間にしてほしいと本気で思います。日本のような経済大国であれば、今以上に借金が増えても国は簡単に倒産しません。

 

本題に戻ります。

仕事が辛い。どうやって健全なメンタルを維持するか。

長期休職された経験がある方の書いたものをいくつか読むと、メンタル回復の段階を初期・中期・後期に分けたとき、休職初期に当たるのは3か月程度のようです。

中期を経て後期に差し掛かると、自分の中で何かが変わり、仕事をしたいという欲求が回復してくるという方がいました。

 

休職まで至らずとも、組織の中で働くサラリーマンはどうしても上司、同僚、取引先などからくるストレス、または他人からの仕事上の要求が過大となり自分でコントロールできない状態、それを過度に背負いすぎるとオーバーフローします。

 

ホリエモンの言葉を借りれば、他人にコントロールされている「他人の時間」を生きているのではないか?自分の意志で自らがやりたいことをやる「自分の時間」を生きているか?ということを考えてみるべきです。

 

場合によっては僕のように、思い切って(医師に休養を勧められたのですが)病気休暇を取るというのもアリだと思います。

休養中にこれからの進路を考えた方が遥かに有意義ではないでしょうか。

本業に影響がない範囲でではありますが、休職期間中に副業活動を行い、月に定期収入(5万円程度)を得ることが出来ればそれが自信につながる。

自信が出てくれば、副業と本業がシームレスになっていく。

 

僕はいま本業への復職を正直恐れていますが、「自分は会社の犬ではない、個人事業主、個人商店の経営者だ」「ブログのネタ探しに職場にいってやろう」くらいの気持ちで臨もうと思っているところですね。

 

本日の記事は以上です。

 

 ☟『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』成毛眞PHPビジネス新書)