仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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「セロトニン・トランスポーター」 日本人の8割か9割の人が不安遺伝子を持っている

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

僕は一昨年、本業のサラリーマンで疲弊&挫折して精神科を受診し診断書を書いてもらって半年間の休職生活を経験しました。

精神不安定な上司の糞ウザイ束縛でメンタルをやられました。

 

休職する前の「仕事:家庭:自由」の割合は、「90%:5%:5%」くらいになっていました。

ここまで仕事に突っ込むと異常だと思わないといけないですね。

 

過労の上に上司の監視下で自由度ゼロの下僕状態。

やらされ感が強いとサラリーマン勤めはしんどい。

上司からの命令で動くのが当たり前になっていると、本当に仕事が面白くない。

 

糞上司が人事異動で去ったあと元職に復帰して、何とかもうすぐ1年になります。

上記のような状態で休職したので、復帰してバリバリ仕事するわけないです。

 

そんな折、もうすぐ年度末になりますが、ここにきて仕事が5本、6本と立て続けにスケジュールが押してきて、辛い状況になってきました。

そんなに放置していた意識は無かったんですが・・・。

 

納期に間に合わない。

不安で不安でしょうがない。 

パワハラ上司は去ったのに、こんなに仕事に追い込まれることになろうとは。

前から何度か書いていますが、一度メンタル不調になり自信を失うと、ストレス耐性が大きく低下するんですね。

 

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今、元日本マイクロソフト代表取締役社長の成毛眞さんの『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』を読み返していて、こんなしんどいサラリーマン勤めでもしぶとくやり過ごせばいいんだと自分に言い聞かせています。

 

いま、40代以上のビジネスマンが考えるべきは、いかに会社で息を潜め、‟外の世界を切り拓くか”である。

ストレスがかからない仕事を選び、健康な身体を保ちながら、趣味やサイドビジネスに全力を注ぐ。

会社で上司や部下とケンカしたり、取引先に無理難題をいわれてため息をつくなど、息のムダ使いである。風に吹かれる柳のように、ニコニコ笑っていればいい。

頑張りが報われない時代になったのも、みなさんのせいではない。

だからこれ以上、会社に尽くさなくてもいいのだ。

 

こんなに不安感に襲われるのは自分の性格のせいなのか?

こんなとき要領のいいヤツはきっと適当にいいアイデアを思いついてさっさと面倒を回避するのかもしれない。

要領が悪くて後手後手に回り、日々状況を悪化させているのではないか?

状況が悪くなると自分で何とかしようとして周りに相談せず、何ら手を打つことなくさらに悪循環に陥っている。

不安だけが頭から離れない。

 

『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』には次のように書いています。

 

ストレスを抑制する物質の一つに、セロトニンがある。

これを運搬する働きをする「セロトニン・トランスポーター」と呼ばれる遺伝子があり、この遺伝子には長いタイプと短いタイプの二種類がある。

短いタイプの遺伝子を持っている人は、不安を感じやすくて傷つきやすい。

一方、長いタイプの遺伝子を持っている人は幸福を感じやすく、楽天的な傾向がある。

つまり、生まれつき不安遺伝子を持っている人もいれば、楽天遺伝子を持っている人もいるのである。

 

で、日本人はなんと8割か9割の人が不安遺伝子を持っているそうですね。

 

不安に苛まれるのは、僕だけではないのだ。

そう思うと少しは気が楽になります。

とはいえ、早くこの難局が終わらないだろうか・・・。

(傍から見たら難局ではありません。相談すればすぐ解決するレベル)

 

遺伝子操作技術により、「セロトニン・トランスポーター」を長くして楽天遺伝子に変えてほしいですね。

 

本日の記事は以上です。

 

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