仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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「褒めて伸ばす教育」は正しいのか?

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

人事異動内示の時期になりました。

アラフィフのこの年になると一年一年がしんどいです。

異動してもしんどいし、残ってもしんどい。

若いうちはいろいろ経験したほうがいいのは間違いない。

だが、もうこの年になると、同じ仕事を休み休み淡々とやっていたい。

 

業務量をたくさんこなす。

早く仕事を終わらせる。

新規の事業をやり遂げる。

そんなことをしても、給料が上がるわけでもなければ褒められるわけでもない。

 

若いうちは元気が出る嬉しい言葉をかけてくれる同僚がたくさんいます。

でも、50近いおっさんに励ましやお褒めの言葉をかけてくれる人はいません。

むしろそんなことを期待していたらイタイおっさんです。

同年代のマネジメント層は部下を褒めて叱って洗脳して統率する御身分ですから。

 

でも、本音を言えば、おっさんでも褒められると嬉しい。

よし、頑張ろうという気になる。

 

【Scratch公式ロゴマーク

 

うちには小学生と中学生の娘が3人います。

 

褒めて育てるのが正しいのか?

叱って育てるのが正しいのか?

 

実際はこんな単純な二択ではなくて、正確には、どんなときに褒めてどんなときに叱るのか、そのバランスをどう取るのかということになるでしょう。

 

僕の感覚では、7割くらい褒めて3割くらい叱るのがちょうどいい気がします。

僕もそんなふうに育ったので。

 

就職氷河期で厳しい状況で、社会人になってそれなりにしんどい思いもしましたが、20代から30代にかけて、比較的すんなり過ごしてしまった。

 

40代後半になってから、上司のパワハラと過労が重なってバーンアウトしてダウンしました。

半年間も休職。

現在、イライラを募らせるアラフィフ不満中年。

 

こういう結果を引き起こしたことについては、両親の教育と20代、30代の過ごし方が甘かったと言わざるを得ません。

 

一方、妻の方は母親が厳しく、短大を卒業して就職してからも先輩に叱られ詰められる日々だったようです。

そんな妻は朗らかで交際範囲が広い。

 

どんな経験だろうと無駄なものは無くて、今後の糧になり学びになります。

 

とは言うものの、子どものときに「褒めて伸ばす」方式の教育を受けて、優等生で社会に出たとします。

就職した勤め先が、徹底的に叱られ詰められる職場だったら、その会社が良いか悪いかは別として、その子は折れてしまうでしょう。

 

人間をモノのように扱っていいわけはありませんが、その意味では「褒めて伸ばす教育」は正しいとはいえないことになります。

 

人を褒めたり励ましたり元気付けたりする心のゆとりを持ちたいと思いますが、それを人に期待するのは筋違いというものです。

 

おっさんになって、人に褒められて助けられることを基本的には期待できない。

間違いや失敗を責められるだけのことが多くなる。

そういうものだと諦めるしかない。

 

娘の教育の話に戻ります。

下の小学生の双子が、プログラミングで遊べるサイトの「Scratch」がやりたいというので、ノートパソコンを貸したら延々とやっています。

 

scratch.mit.edu

 

Scratch(スクラッチ)は、アメリカにある非営利団体Scratch財団がマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ ライフロングキンダーガーデングループ(MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)と共同開発する、8歳から16歳のユーザーをメインターゲットとする無料教育プログラミング言語及びその開発環境、コミュニティサイトである。(Wikipedia

 

誰から言われるでもなく好きでハマってやってることで、自然にスキルアップして、凄い作品ができたら「コレ、凄くね?」と自己満足。

 

褒めて伸ばしたり叱ってしつけたりというのも当然やりますが、子どもたちが勝手に何かにハマって、自分で自分を褒めて自己肯定感を上げられれば、それが最強かもしれません。

 

本日の記事は以上です。