40代オッサンtrrymtorrsonの雑記

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和歌山県警のパワハラ自殺。加害者が退職金を受け取るのは許されない

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

 パワハラに関する事件を取り上げます。

 

 和歌山県警で2022年3月、40代男性署員が署内で首をつった状態で発見され、後日死亡と認定。県警は自殺と判断したとのことです。

 

mainichi.jp

 

 和歌山県警和歌山北署和歌山市)の40代男性署員が3月、庁舎内で自殺を図って死亡した問題を巡り、県警は18日、自殺した署員ら2人にパワハラをしたとして、当時署長だった湊隆弘警視(59)=警務部付=を停職6カ月の懲戒処分とした。また、自殺した署員の精神状況が不安定だと報告を受けながら放置し、別の署員3人にパワハラをしたとして当時副署長だった馬倉実警視(55)=科学捜査研究所副所長=を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。県警は「署員の自殺はパワハラが一因」としている。

 県警監察課によると、湊前署長は2021年10月~22年3月、課長級幹部が出席する署の幹部会で「(自殺した署員の)課だけ幼稚な問題が多い」と罵倒したり、幹部会でこの署員の課だけ部下を同席させ、署員の能力を疑問視させたりする嫌がらせを繰り返した。馬倉前副署長は21年5月、40代の署員ら3人に「報告もようせんのか。報告できない、能力がないなら辞めてしまえ」とののしった。

 男性署員は22年3月1日に庁舎内で自殺を図り、病院に搬送されたが同3日に死亡した。同課によると、同1日には湊前署長から署長室で「お前はみんなからうそつきと呼ばれている」などと嫌みを言われていたという。亡くなった後、署員の執務机からは署長とのやりとりや当時の心情を日記形式で記したノートなどが3冊見つかり、県警はその記述などからパワハラが自殺の一因と判断した。また他署員へのパワハラは、自殺をきっかけにした内部調査で発覚した。

 2人は18日、依願退職。県警の調査に対し、湊前署長は「言動が不適切だったと言われれば返す言葉もない。配慮が足らず責任を感じている」、馬倉前副署長は「署長の叱責に対してフォローはしているつもりだったが、職場環境を改善することができなかった」と話しているという。

 県警の的場克郎首席監察官は「組織として痛恨の極み。亡くなられた職員のご冥福をお祈りし、ご遺族と県民の皆様に深くおわび申し上げる。再発防止と信頼回復に努める」とコメント。また、遺族は県警を通じ「(自殺した署員は)実直で思いやりがあり、誇りと使命感を持って仕事をしていた。今は現実を受け止めるだけで精いっぱいです」とするコメントを発表した。【毎日新聞

 

 署内で首をつり自殺するというのは、相当な抗議の意思が込められていると推察します。

 記事ではパワーハラスメントの断片しか解りませんが、約半年にわたり嫌がらせが続いていたのだろうと想像します。

 

和歌山県警・春の人事異動内示 | WBS和歌山放送ニュース

部下に嫌がらせを繰り返し、自死に追い込んだとされる湊隆弘警視(59)

 

www.sankei.com

 

 自殺につながるパワーハラスメントを部下に繰り返したなどとして、和歌山県警は18日、当時の和歌山北署の署長だった男性警視(59)を停職6カ月、副署長だった男性警視(55)を減給6カ月の懲戒処分とした。2人は同日付で依願退職した。

 県警によると、今年3月1日、40代の男性警察職員が署内で自殺を図り、その後死亡。自身の心情や上司とのやり取りなどを記録に残し、パワハラの可能性を示唆していた。処分理由として、元署長は昨年10月ごろ~今年3月ごろの間、会議の場で男性を厳しく叱責するなどパワハラを繰り返し、元副署長は、男性が精神的に不安定になっていると認識しながら安全配慮を怠ったなどとしている。

 元署長は「非常に責任を感じている。職を辞して責任を取る」、元副署長は「責任を果たせなかった。甘んじて処分を受ける」などと話しているという。【産経新聞

 

 「非常に責任を感じている。職を辞して責任を取る

 「責任を果たせなかった。甘んじて処分を受ける

 

 何を言っているのか?馬鹿にしているのか?

 ことの重大さを理解していないようです。

 

 職を辞しただけで、責任を取ったことになるんでしょうか?

 

 

 依願退職とは何でしょうか?

 

 公務員の場合、懲戒免職であれば基本的に退職金は不支給となります。

 しかし、和歌山県警の事案の場合は懲戒免職ではなく依願退職

 

www.roudoumondai.com

 

 なかなか上の記事を読み込むのが難しいのですが、要するに依願退職とは通常の退職に近く、特に退職金を支給しないという規定がない限り、退職金は受け取れるということになるようです。

 

おいおい、59歳で退職金を受け取って辞職って責任を取ったことにはならないでしょう

 

 引き起こした事態の重さに対して、加害者から発せられた言葉の白々しさに啞然とするばかりです。

 

反社への対処法、和歌山市幹部らが研修 和歌山 /和歌山 | 毎日新聞

部下に嫌がらせを繰り返し、自死に追い込んだとされる湊隆弘警視(59)

 

 この事件について、Yahoo!のコメント欄から抜粋してみましょう。

 

▶「依願退職で3000万円程度の退職金をもらい天下りですよね。反省なんかしませんよ」

▶「依願退職ですか?まさか自殺者が出てるのに退職金満額は無いよな!夢や希望をもって警察官になっただろうに!本人はさぞ無念だったろうな!家族にも辛いね。」

▶「一人死んでるし、しかも、自身で認めてるのなら、免職でしょう。」

▶「退職金もらって逃げただけやろ。反省してるんならその退職金全額遺族に寄付してみろ。それぐらいの度量あるか?ないよな。」

▶「このバカな元署長は辞職して責任取るとかバカな事言ってるけど、自殺してなくなってるんだよ。辞職とれば責任とれんのかよ!こんな奴は名前を公開した方がいい。」

▶「✕パワハラ ◯自殺教唆」

 

 なるほど最後のコメントにあるように、パワハラというよりこれは自殺教唆ではないのか。

 

 自殺教唆とは何か?

 

 教唆とは、自殺意思のない方に、故意に自殺意思を生じさせることをいいます。 自殺を決意させる方法には、特に限定はありません。 たとえば、「死んでほしい」などと執拗にメッセージを送って、被害者本人を自殺に追い込む行為が自殺教唆にあたります。【ベリーベスト法律事務所】 

自殺教唆とは? どんな犯罪なのか弁護士がわかりやすく解説

 

 自殺教唆は犯罪です。

 

 「故意に」ということですが、加害者当人にその意思は無くても予測はできたはずです。

 引き起こした結果の重大さからみてこれは自殺教唆ではないのか。

 

 「現役の警視が部下に自殺教唆」というのがこの事件の実態なのです。

 

 ご本人及びご遺族の心中の無念さを思うと怒りを禁じえません。

 

 懲戒免職。退職金不支給。自殺教唆による逮捕が望ましい。

 

 責任を取るというより、故人及び遺族に対して罪を償うべき事案なのです。

 

 本日の記事は以上です。