こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
明けましておめでとうございます。
新しい年が始まりましたが、サラリーマンが本業の僕にとっては「年度」で仕事をしているので、まだ3月が終わるまでは心機一転という感じではないですね。
年明け早々重い記事となりますが、昨年から非常に衝撃を受けておりますのでちょっと書きたいと思います。
「旭川女子中学生いじめ凍死事件」というものです。
同じ娘を持つ親として何ともやり切れない。
これが自分の娘だったらと思うと、親として真っ先に加害者に報復するでしょうね。
あまりマスコミではセンセーショナルに報じていないようですが、文春オンラインがかなり踏み込んだ取材をしています。
文春の記事は事件の真相までかなり食い込んだ執念の取材をおこなっており、現時点で旭川市長の独占インタビューを含んだ27回もの特集記事を連載しています。
僕は食い入るように各記事を読みました。
一読してマナーを守った抑制された記事ですが、それでも加害者のみならず中学校校長、教頭、担任教師への怒りを読者に抱かせる内容となっています。
案の定、ネットやSNSではこの事件に対して怒りや驚き、哀しみをぶちまける発信が溢れかえっていますね。
「特定班」といわれるネット民たちが事件の加害者や関係者を特定しネット上に晒すということが行われています。
僕もこの事件に耐え難い感情を禁じえませんが、ネットに溢れる情報やSNSでの発信は見るに堪えないものばかりです。
その点ではまだ文春やNHKの情報のほうがはるかに信頼性の高いものと思われます。
要するに文春やNHK以外のものはひどいノイズとしか思えませんね。
【Photo:NHK】
今回の事件もそうですが、この手の事件でいつも違和感を感じ不思議に思うのは、保護者らが学校側の対応に不満をぶちまけること。
臨時保護者会ではやはり学校側の対応に不満が集中して荒れたようです。
ネット上でも中学校校長、教頭、担任教師の顔写真と実名が既に拡散しています。
教頭らは加害者以上に鬼畜だと。
しかしこれはやり過ぎではないですかね。
一義的には加害者が非難されるべきでしょう。
文春の記事では確かに事件発生前後の学校や教頭や担任教師の対応のまずさが生々しく記述されています。
記事を読んだ人たちに怒りの感情を抱かせるに充分な内容となっています。
しかし文春の記事は本当に真実なのでしょうか?
自分がもしこの担任教師だったらどうでしょうか。
学校関係者は本当に事件を知りえなかったかもしれません。
知りえなかったことに対して、ネット上で吊るし上げられて今後一生背負って生きていかなければならない。
こんなに教師という職業が過酷だったら、誰も教師を志す人はいないでしょうね。
真相を知るのは加害者と捜査権限がある警察だけでしょう。
【Photo:文春オンライン】
僕がこの手の事件報道で考えるのは、次の一点だけですね。
僕がこの子の親だったら、すみやかに加害者の児童へ報復するということ。
法的には少年法に守られているので、被害者の親が自ら報復するしかないのですね。
この一点のみです。
――爽彩さんが亡くなったと知ってどう思いましたか?
「うーん、いや、正直何も思ってなかった」
A子に長時間話を聞いたが、最後までイジメに対する謝罪も、爽彩さんが亡くなったことに対するお悔やみの言葉もなかった。
加害者とされるA子、B男、C男、D子、E子。
文春の記事が真実だとしたらA子やB男やC男に対する怒りを禁じえない。
10歳を過ぎていたらこのくらい分別がないというのは有り得ない。
自分が人間か獣かの区別もついていないと言わざるを得ない。
加害者の児童らに同じ目に合わせる。
まさに湊かなえさんの『告白』です。
それだけですね。
本日の記事は以上です。