こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
衆院選が終わりました。
ふたを開けてみればやはり自民党の単独過半数獲得となりました。
山本代表は自民党政府が消費税を増税するかわりに法人税を引き下げて大企業を優遇していると主張していましたね。
共産党も言ってたかもですが。
【れいわ新選組公式ツイートより】
消費税についてはもう一つあります。
もともと消費税は「年金・医療・介護・子育てに使う」という政府の公約があったんです。
【財務省ホームページより】
しかし、衆院選投開票前にSNSで「社会保障費には消費税の17%しか使われていない」とさかんに言われてましたね。
僕は頭が悪いのでこのカラクリの真偽のほどは分かりませんが、これがホントだとしたら国民を欺いていたことになりますね。
2020年度の税収は過去最高の60.8兆円を記録しました。
このうち消費税は20.9兆円で、約3分の1を占めています。
政府は消費税によって国民に重い税負担を強いて、しかも国民を欺いていたんでしょうか?
消費税の是非が争点になりつつあります。
しかしその前に盲点が一つあるんですよ。
それは社会保障費(年金・医療・介護)の財源構成なんですね。
例えば国民健康保険は国の負担がそもそも2割くらいしかないんですよ。
東京都の例ですが。
国庫支出金が19%となっています。
東京の国保料―国保への一般財源投入廃止、3割引き上げに相当 | 東京保険医協会
次は介護保険です。
国の負担が25%ですね。
【はじめての方へ】介護保険の仕組み|保険料はどうやって決まるのか|LIFULL介護(旧HOME'S介護)
最後に年金です。
国民年金だと約半分が税金ですね。
もっと詳しく見ると他の財源もありますが、ザックリした話として読んでください。
何が言いたいかというと、社会保障費の全部を国費で賄ってるんじゃないんですよ。
医療や介護や年金は、主に税金と保険料で賄っているんです。
給料は全然上がらないのに、医療保険料や介護保険料の負担がどんどん上がっていて家計をすごく圧迫してると感じませんか?
つまり社会保障負担で言うと、消費税の負担もさることながら、それより社会保険料負担のほうがデカいんですよ!
今回の選挙で社会保険料の負担を下げるって言ってた政党ありましたか?
もうすでに少子高齢化社会の真っ只中に突入していますが、給付がどんどん増えると保険料もどんどん上がる仕組みなんです。
このまま保険料負担が上がり続けると家計は崩壊しますよ。
今回の選挙では消費税の是非が話題になりましたが、それより保険料の高騰をどうにかしてほしいと思いませんか?
本日の記事は以上です。