仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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特別定額給付金はベーシックインカムの社会実験だったのか?

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

昨年仕事とパワハラ上司で疲弊して、約6か月休職、職場復帰して3か月半経ちました。

 

その間、ゆるゆると仕事をこなしていき、休むときは休む、平日は残業しない、帰宅して趣味や副業活動に時間を割く、ということを継続してきました。

 

何度となく「もう二度と仕事に突っ込まない」という固い決意を表明して趣味や副業に軸足を移していましたが、復職してからずっと週5日勤務がとてもしんどかったです。

 

しかし、職場復帰して仕事が忙しくなる時期に入ってきました。

 

 

寝てなかったので爆睡。

仕事をやり切った感。

この感覚は実に1年半ぶり。 

 

久し振りに仕事がハードな一週間を過ごしてリラックスした週末を過ごしている今、「ああ、これが世間の標準的な40代サラリーマンだなあ」という感慨に包まれています。

 

繰り返しになりますが、「もう二度と仕事に突っ込まない」という決意を固めました。

一方で、週5勤務を「やり切った感」で終えたい。この両端で揺れています。

 

ワークライフバランスを上手く保つ。

要領よく気持ちの切り替えをする。

仕事をやり切ったら次は、休みながらゆるゆると仕事をこなす。

 

自分が労働環境に満足さえしていればそれでいいのかもしれない。

しかし一方で、自分の労働の価値を客観的に測るとどうなのか。

 

客観的に見て僕がやっているような本業の一般事務の仕事は、地域にとって、あってもなくても構わないのではないか?

必要不可欠なものではないのではないか?

 

ホリエモンは著書『僕たちはもう働かなくていい』でベーシックインカムについて触れています。

 

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世界の食糧事情は供給過剰の状態だ。

食べ物は有り余っている。

飢えて死ぬなど、少なくとも日本で普通に暮らしているうちは、あり得ない。

余剰の資源の分配も含めて、労働を強いる以外に、人々の生活を支える政策の取り組みは、具体的に始まっている。

それがベーシックインカムだ。

ベーシックインカムとは、すべての国民に政府が生活費として一定額を支給する制度のことをいう。

テクノロジーの進化や、貧富の急速な拡大を受けて近年、世界の有識者の間で議論が重ねられ、社会実装が進められているシステムだ。

食べるために仕方なく・・・という感じで、嫌々働いている人々は、大きな目で見ると、経済を‟マイナス成長”させている。

そんな無駄な不利益を防ぐためにも、ベーシックインカムを導入して、無理に働いてもらわないことは有効だろう。

 

マイナス成長うんぬんのところは、もうちょっと説明が必要だろうと思います。

別の著書でホリエモンは次のように書いています。

 

「食べていくために」安い仕事で我慢している人たちが、実は経済発展において、大きなネックだ。

低い待遇で働こうという集団がいる以上、労働単価は上がらないのだ。

言葉を選ばずに言うけれど、すごく迷惑な存在だ。

堀江貴文『これからを稼ごう』徳間書店

 

言い換えると、低賃金で働いている人がベーシックインカムの導入で働くことを止めれば、そこがロボットやAIに置き換えられて雇用の流動化を生み出し、社会にイノベーションをもたらすということだろうと思います。

 

はっきり言って、僕がやっているような本業の一般事務の仕事も、ベーシックインカムに置き換えられて全然差し支えないのではないか?

 

思えば先日の、新型コロナウイルス流行に伴う経済対策のための「特別定額給付金」は、ベーシックインカムの社会実験だったのではないでしょうか。

 

職場復帰して久し振りに1週間ぶっ通しで仕事したという、つかの間の充実感というか自己満足を得たわけですが、僕の仕事など1週間丸々休んでも全然差し支えないように思います。

 

特別定額給付金の検証を行い、ベーシックインカム導入の具体的な検討を行ってもらいたいですね。

 

ベーシックインカムが本格的に導入されて継続的に給付されると、食べていくための労働という価値観が根底から覆されるでしょう。

 

本日の記事は以上です。