こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は数年前に過労とパワハラ上司によって、半年間の休職生活に追い込まれた人間です。
現在は本業であるサラリーマンに復職していますが、もうアラフィフで仕事に全振りする気力は無いので、自由気ままに過ごしたいと考えています。
2024年の年初にいろいろと今年の目標を立てましたが、そのなかの一つが、長年寝かしてきた「オイゲン・ヨッフム指揮、シュターツカペレ・ドレスデン(Staatskapelle Dresden)のブルックナーの交響曲全集」を聴くことです。
偶然ですが、2024年はブルックナーの生誕200周年だそうですね!
もう十数年前の独身のころにクラシック音楽にハマって、ブルックナーも大好きだったんですが、ブルックナーファンであるにもかかわらず、今までじっくり鑑賞したのが交響曲第7番と第8番だけという(苦笑)。
2009年に新婚旅行で、本場のクラシックが聴きたかったので、オーストリアとチェコに行って、ブルックナーゆかりの地であるリンツにも訪れました。
ザンクト・フローリアン修道院(Stift Sankt Florian)ですね。
ブルックナー・オルガン(Brucknerorgel、Bruckner Organ)です!
ブルックナーは、修道院教会の地下墓所に埋葬されているそうです。
ウィーン市立公園に、ブルックナー像(Bruckner Bild)があります。
さて、僕が初めてブルックナーを聴いたのは、NHKの「クラシックロイヤルシート」だったかな、クリスティアン・ティーレマン(Christian Thielemann)がウィーンフィルを指揮した7番でした。
まずブルックナーの7番にハマって、朝比奈隆&大阪フィル、ギュンター・ヴァント&ベルリンフィル、ヘルベルト・フォン・カラヤン&ウィーンフィル、ヘルベルト・ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンなんかを購入して聴きました。
当時の誰かのブログを読んで、「ブルックナーは特に7番、8番、9番が神懸っている!」ということでしたので、次は8番を聴きたくなって、ヴァントの8番を聴きました。
そして、今日の今日まで7番と8番は繰り返し聴いてきました。
もうこの2曲だけで、お腹いっぱい、胸いっぱいになるんですよね!
そのころに街のでっかいCD屋さんで購入したのが、冒頭のヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデンのブルックナー全集です。
なお、「シュターツカペレ・ドレスデン」は、別名「ドレスデン・シュターツカペレ」「ドレスデン国立管弦楽団」「ドレスデン国立歌劇場管弦楽団」、さらには「ザクセン国立歌劇場管弦楽団」と呼ばれることもあります。
この全集は、国際ブルックナー協会の会長を務めたこともあるブルックナーの大家であるオイゲン・ヨッフム(Eugen Jochum)が、ドレスデンの聖ルカ教会で1975年から1980年にかけて録音したものです。
EMIレコードのもので、2000年リリースでしょうか?
ART(Abbey Road Technology)のクレジットがあります。
ART(Abbey Road Technology)とは、EMIアビーロードスタジオで開発された、デジタルリマスタリングシステムらしいです。
リマスタリングは、1995年から2000年にかけて行われています。
CDブックレットによれば、各曲の録音年は以下の通り。
▶1975年:第4番
▶1976年:第8番、第7番
▶1977年:第3番
▶1978年:第9番、第6番、第1番
▶1980年:第5番、第2番
ヨッフムは生涯で2回ブルックナーの全曲録音を行っているそうで、これは2回目のものです。
ちなみに、1回目は1958年から1967年にかけて、ベルリンフィルとバイエルン放送交響楽団を指揮して録音したもの。
以下の記事に詳しい解説があります。
というわけで今年は満を持して、ブルックナーを聴き込んでその法悦の世界観に浸りたいと思います。
本日の記事は以上です。