仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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世の中はトレードオフが原則だ。例外はない。『時間革命 1秒もムダに生きるな』堀江貴文 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

仕事で潰れて半年間休職していましたが、本業のサラリーマンに復職して2か月が経過しました。

 

半年近くに及ぶ休職生活で、仕事のことをきれいさっぱり忘れて、趣味・副業活動に勤しみました。

 

職場復帰するまえに、池田千恵さんの著書『「朝4時起き」で、すべてがうまく回り出す!』を読みました。

この本に書かれていたワタミの渡邉社長の言葉「仕事、家庭、教養、財産、趣味、健康が人生の6本柱」。

これにインスピレーションを得て、もう仕事には6分の1の力しか突っ込まないと決めました。

 

休職する前の「仕事:家庭:自由」の割合は、「90%:5%:5%」くらいになっていました。

ここまで仕事に突っ込むと異常だと思わないといけない。

仕事に突っ込む割合は最大でも50%までにしよう。

 

そして、休職期間中に、ホリエモンの著書『多動力』に書いてある「レアカードになる方法」を参考にして、僕は自称肩書きを下記のように列挙しました。

 

【本業のサラリーマン職×○○職(実家の家業のこと)×3児の父(ほとんど嫁さん任せ)×休職経験者×個人投資家(収益はごく少ない)×ブロガー(成果は出ていません)×写真家(写真AC(Photo AC)に投稿しているだけ)×作家(Kindle本を1冊出しただけ)×書評家(読書量は少ない)×映画評論家(ブログでレビューを2本書いただけ)×戦史研究家(読んだ本の内容ほとんど忘れた)×YouTuber(コピー動画を投稿しているだけ)×ラーメンライター(近所のラーメン屋さんに行って食べログに書くだけ)】 

 

この「肩書きの掛け合わせ」。

このブログでくどいほど何度も書いていますが、仕事で潰れた反動で、「仕事一本」はもうまっぴら御免だ。先に書いたように仕事は6分の1にして、副業(複業)をいろいろやってみようという考えです。 

 

仕事も家庭も自分の時間も充実させて、尚且つ、疲弊して潰れないようにするにはどうしたらいいのか?

このことを最重要課題として日々考えています。

 

さて、ホリエモンの「問題」の著書『時間革命 1秒もムダに生きるな』を読んでいます。 

僕はホリエモンの本を10冊近く読んできましたが、本書もホリエモン節全開です。

まえがきから「時は金なり」ほどバカな考えはない、「金」よりも圧倒的に「時間」のほうが尊い、金は取り返せるが、失った時間は取り返せない、というふうに始まります。

 

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なぜ僕にとってこの本が「問題」なのか?

本書に「シンプルとスピードが最強である」という一節があります。

 

「好きな仕事に思いっきり打ち込みたい。でも、家族と過ごす時間も大切にしたいし、趣味や勉強の枠もしっかりと確保したい。収入はたくさん欲しいけど、やっぱりリスクは取りたくないから、このままサラリーマンがいいなあ」

こういう人は、自分の欲望の本質がわかっていない。世の中はトレードオフが原則だ。例外はない。これらの希望をすべて叶えることなどまずできないし、そんな虫のいい話があるとすれば、眉唾だと思ったほうがいい。

「シンプルに考えて、自分時間に満たされた人生を生きる」とは、全部を思いどおりにして、「あれも、これも」をバランスよく手に入れるということではない。

むしろ、本当に大切にしたいこと‟以外”はすべて手放し、自分の根本的な欲求に向き合うことなのだ。

「自分にとっていちばん大切なことは何か?」それをシンプルに絞り込めた人こそが、自分の時間を手に入れているのである。 

 

本業に費やす時間が多ければ、副業に費やす時間が減る。

逆もしかり、ということか。

実際問題、本業も副業も平等に充実させていくということはかなりしんどい。

 

うーん、僕はホリエモンの著作の愛読者ですが、この一節は考えさせられます。

悩ましいです。

 

僕はホリエモンの『多動力』に書いてあったレアカードになる方法(藤原和博氏の方法論)に影響されて、「趣味を肩書きにする」ということを冒頭に書いたわけですが、これこそ「あれも、これも」思考です。

「仕事と家庭と自己投資、すべて成功させたい」という願望です。

 

ホリエモンの意図は分かります。

「あれもこれも」となって思考停止し、行動に移さないことがダメだ。

まずはシンプルに「一つのことにハマれ」と、ホリエモンは言いたいのだと思います。

 

マイクロソフトの伝説的プログラマー、中島聡氏も「マルチタスクを放棄せよ」「マルチタスクこそ、仕事が進まない理由の最たるもの」と言っています。

 

しかし「世の中はトレードオフが原則だ」という言葉には考えさせられます。

 

平日の日中の仕事を早く終わらせて、速攻で帰宅する。

家族に配慮しつつ、自宅の仕事場で趣味や副業に専念する。

これが理想ですが、趣味・副業に入れ込み過ぎると、本業に支障が出てくる。

 

逆に本業でトラブルや行き詰まりがあると、自宅に帰ってもそれを引きずって、どっと疲れが出る。

本業と副業はトレードオフなのか?

 

自宅で仕事上の専門知識の勉強、予習、ToDoリストの整理をやるべきなのか?

これは結構悩ましい。

自宅でも仕事をやりすぎたため、潰れて休職したのではなかったのか?

 

 先に書いたように、「仕事も家庭も自分の時間も充実させて、尚且つ、疲弊して潰れないようにするにはどうしたらいいのか?」。

このことが最重要課題です。

 

仕事のときは仕事にハマる、家族サービスのときは家族サービスにハマる、自分の時間があるときは自分の時間にハマる。

これを「悩んでいる暇もないほど高速で切り替えていく」ということを可能にしていきたいと思います。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『時間革命 1秒もムダに生きるな堀江貴文朝日新聞出版)