こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
さて2年前に休職して以降、自分と向き合うために読書に力を入れることにしました。
当初は「年間100冊読もう!」と意気込んだのですが、昨年は50冊。今年も50冊ペースですね。
それでも以前は年間2~3冊しか読んでなかったので、十分多読生活だと言えます。
休職してからたくさん本を入手するようになって、蔵書は170冊くらいになりました。
これまでに読んだ本はもちろん100冊超えているのですが、「読んでブログに100冊レビューを書く」ことを目標にしてきて100冊を超えました。
読書の記録や蔵書の管理は「ブクログ」というアプリを使用しています。
今日の読書レビューは、経営コンサルタントで投資家、事業家、作家の金川顕教(かながわあきのり)さんの『人知れず月収100万円を達成する すごい副業』です。
金川顕教さんの名前は書店でしばしば見かけると思います。
この本は1年くらい前にすでに読んでいたんですが、再読です。
1時間ちょっとで読めるんですよ。
すごく読みやすいんですが、副業のエッセンスが凝縮されているんです。
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近年、さまざまな企業で「副業解禁」の動きが広がっています。
また2018年には厚生労働省が「モデル就業規則」を改正し、副業・兼業の促進を後押ししています。
副業といっても漠然としていますね。
しかも「すごい副業」とは?
本書では副業で成功した人を集めての対談も掲載されているんですが、初心者が始めて結果が出やすいのがズバリ「物販(転売)」一択だというんですね。
ネットビジネスといえばアフィリエイトを思いつきますが、金川さんに言わせればアフィリエイトは誰でも再現できるものではなく非常に難易度が高いんです。
言い換えれば集客にかなりのテクニックが必要だということです。
そのぶん物販だと再現性が高く(誰でも再現できる)、やればやるだけ成果が出るんだといいます。
本書は「無在庫物販」か「有在庫物販」かといった物販を軸にして副業を発展させていく手法を解説していきますが、よく読み込めばほかの様々な副業の手法に応用できるものとなっています。
どういうマインドセットで副業に臨むか?
これについてかなり具体的に参考になるやり方が披露されています。
副業を文字通り片手間にやろうとすると絶対成功できない。
「傍ら」や「ついで」の副業ではなく、「起業する」というマインドで臨むべしなんですね。
どうやって単なる副業ではなく「すごい副業」、すなわち「起業」に持っていくのか。
動機の持ち方だったり時間の投資だったり何を足掛かりにして副業を育てていくかだったり、リスクの取り方や戦略の立て方など、メンタル面で重要な論点が数多く書かれています。
「掛け算思考でやる」「発信しながら稼ぐ」「人から学ぶ」「自己投資に注力する」
これらも重要なキーワードとなってきます。
とにかくこの本はあまりにもサラッと読めてしまうので見逃しがちですが、じっくり自分が取り組んでいることに置き換えながら読むとよいでしょう。
最後に、「営業力」を副業の切り札として丁寧に解説しているところは本作のハイライトです。
「すごい副業」はまず取り掛かりとして「起業するというメンタルで臨む」ということ。
そして副業を「すごい副業」たらしめるのは、すなわち「すごい営業力」だと金川さんは述べています。
本日の記事は以上です。
☟『人知れず月収100万円を達成する すごい副業』金川顕教 著(ポプラ社)