こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕はもうすぐ50歳になりますが、テレビゲームが大好きだったので、いまでも時間を忘れて熱中したいと考えています。
ゲームのジャンルは何が好きかというと、シューティングゲームです。
ガンシューティングではありません。
いわゆる縦スクロール型の2Dシューティングが大好きでした(または横スクロールや一部の3D型も含む)。
前回、前々回の記事に引き続き、シューティングゲームについて書きます。
なお今回も、レトロゲームFAN を参考にしています。
また、コペンブログさんの 【名作STG】シューティングゲームのご紹介 も参考にしました。シューティングゲームの情報が、網羅的にまとめてあります。
これまでの記事では、アラフィフの僕がこれまでのシューティングゲーム遍歴を振り返りつつ、現在僕が所有しているシューティングゲームをリストアップしました。
今回、今後のシューティングゲームの動向も展望しようというわけですが、僕のシューティング遍歴は2004年の「グラディウスⅤ」(プレイステーション2)で途絶えていました。
展望どころか20年間もブランクがある(笑)。
なので、僕個人の視点で、ここ20年間の王道の縦スクロール型シューティングゲームシーンがどうだったのか、ここで整理したいと思います。
前回の記事で書いたように、プレイステーション2からプレイステーション3への過渡期では、いわゆる縦スクロール型シューティングが衰退して、3Dガンシューティングが激増しました。
プレイステーション3登場期における、家庭用ゲーム機の大きなトレンドは次の2つだと考えています。
「オンライン化」と市場の「グローバル化」。
まず、市場のグローバル化について。
北米市場などでは3Dガンシューティングの人気が圧倒的に高かったようです。
国内の市場だけでは、ましてマニアックな縦スクロール2Dシューティングではセールスが立ち行かなくなった。
次に、オンライン化について。
オンライン化に伴って、家庭用ゲーム機の遊び方が変わった。
同時にインターネットのブロードバンド化やテレビ放送のデジタル化、テレビモニターの高画質HD化に伴う、ゲームソフトの高解像度化による開発費の高騰。
こういったメディア環境の激変のなかでパッケージソフトが売れなくなって、ソフトのダウンロード販売が一気に普及しました。
こういった背景をまず押さえておきたいと思います。
Photo:ケイブ公式
こういう環境のなかで、プレイステーション2のあと、プレイするべき王道縦スクロール2Dシューティングのソフトのタイトルはどんなものがあったのか?
そのまえに、ピックアップするシューティングゲームについて、以下のものは個人的な趣味に合致しないので、除外したいと思います。
まず3Dガンシューティング。一部を除いて、パッケージに人間が載っているものはアウトです(笑)。
「エースコンバット」などのフライトシミュレーション、「アーマード・コア」などの人型ロボットアクションも除外。
縦スクロール2Dシューティングのなかでも、自機が人型のものは除外。思いつくものでは「エスプレイド」や「式神の城」など。
また、「オトメディウス」などのコミカル系、ファンタジー系も除外します。
キャラクターのセリフがあったり、ステージ途中でアニメーションが入ったりするのはちょっとキツイですね・・。
ゲーム機では、プレイステーション3、ゲームキューブ、XBOX、Wii、WiiUは除外かな。
調べたところ、注目すべきタイトルがあまりありませんでした。
ただ、XBOX360については、そのハードの性能の高さからか、ケイブの怒首領蜂シリーズやトライアングルサービスの作品が多数リリースされていますね。現時点でこれでしかプレイできないタイトルもあるようです。
▶XBOX360の注目すべきシューティングゲーム
「怒首領蜂大往生」(2002年ケイブ/5pb)「ライデンファイターズ エイシズ」(2008年セイブ開発/サクセス)、「雷電Ⅳ」(2008年モス)、「シューティングラブ。200X」(2009年トライアングルサービス)「怒首領蜂大往生ブラックレーベルEXTRA」(2009年ケイブ/5pb)「ケツイ~絆地獄たち~」(2010年ケイブ/5pb)「怒首領蜂大復活」(2010年ケイブ)「レイストームHD」(2010年タイトー)「怒首領蜂大復活ブラックレーベル」(2011年ケイブ)「レイディアントシルバーガン」(2011年トレジャー)「アンダーディフィートHD」(2012年グレフ)「シューティングラブ。10周年~ⅫZEAL&ΔZEAL~」(2013年トライアングルサービス)「怒首領蜂最大往生」(2013年ケイブ)「ケイブシューティングコレクション完」(2014年ケイブ)
ちなみに、XBOX360で当時プレイしたかったのが、知る人ぞ知る「オメガファイブ」というゲーム。
開発はナツメ、販売がハドソンという2008年の作品です。
自機が人型なのがアレですが、グラフィックが綺麗でバリバリのメカニカルシューティング。
ザックリ言って、僕が2004年の「グラディウスⅤ」を最後にシューティングゲームから離れて以降、「怒首領蜂」シリーズなどの弾幕系シューティングが、ずっとシーンの中心であり続けたようです。
ただ、その蜂シリーズも2013年の「怒首領蜂最大往生」が最終作であるので、その後の空白の10年間が生じていることになる・・。
以上のことを踏まえて、2023年現在、どんなゲームをプレイすべきなのか?
結論から言うと、プレイステーションストアかマイニンテンドーストアで膨大な数のシューティングゲームがダウンロードできるので、プレイステーション4かニンテンドースイッチが必須。
パッケージソフトでは売上げが見込めなかったシューティングゲーム。
廉価版、復刻版、あるいは同人ソフトのようなものまで山のようにあるではないか!
シューティング ゲーム | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
シューティング | 公式PlayStation™Store 日本
あまりにもタイトル数が多いため、いくつか注目タイトルをピックアップしていくつもりです。
これから記事を追記しないといけません(笑)。
まず最初にこれを挙げたいですね。
ダライアスバースト クロニクルセイバーズ オフィシャルサイト
Photo:オフィシャルサイト
「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」です(2016年ピラミッド/グレフ/角川ゲームス)。
なんと知りませんでしたが、この時期タイトーは家庭用ゲーム事業をスクウェア・エニックスに移譲していたようで、本作は開発も販売も別会社が手掛けたとのこと。
タイトーは家庭用ゲーム事業を再開。「ダライアスバースト アナザークロニクルEX+」(2021年ピラミッド/タイトー)をリリース。
それと、もう一つは、同人ゲームの世界です。
この記事を書くにあたり、YouTubeで凄い動画を見つけました。
スタジオシエスタという会社が2006年に製作した「ソルジャーフォース」というソフトです。
ダウンロード販売の拡大と一般化。
それに伴うレトロゲームの移植、復刻。
ソフトウェアの版権の引き継ぎなど業界の再編成。
これが直近の10年間に起きたことだったのではないか。
それと、一定のコアなファン層を維持する同人ソフトの世界。
大きなセンセーショナルな市場ではないかもしれない。
しかし、僕の知らないあいだに、王道の2Dスクロール型シューティングのアンダーグラウンドの裾野は大きく広がり、脈々と受け継がれていたようです。
本日の記事は以上です。