こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
本業のサラリーマンに復職しました。
ホリエモン著『多動力』に書いてある「レアカードになる方法」を参考にして、凡人糞リーマンですが、自分の肩書きを下記のように列挙しました。
各事業の進捗状況を定期的に整理しています。
【本業のサラリーマン職×○○職(実家の家業のこと)×3児の父(ほとんど嫁さん任せ)×休職経験者×個人投資家(収益はごく少ない)×ブロガー(成果は出ていません)×写真家(写真AC(Photo AC)に投稿しているだけ)×作家(Kindle本を1冊出しただけ)×書評家(読書量は少ない)×映画評論家(ブログでレビューを2本書いただけ)×戦史研究家(読んだ本の内容ほとんど忘れた)×YouTuber(コピー動画を投稿しているだけ)×ラーメンライター(近所のラーメン屋さんに行って食べログに書くだけ)】
このなかで、僕は「ラーメンライター」という肩書を作りました。
ラーメンライターといえば、上村敏行さんが有名ですね。
決してプロのライターの方に盾突こうなんて思っていません。
ただラーメンが好きで、食べログにレビューを書いているだけです。
ラーメン店の厨房に入ったことなどないので、製法について薀蓄を語ることなどできません。
レビューを書くときは、「美味しかった」「このコッテリ感が好み」など、出来るだけ好意的に書くだけです。
僕の居住地は豚骨ラーメンが盛んな地域ですが、田舎のため数百件も食べ歩くことなどできません。遠征する時間もお金もありません。
ともかく、「ラーメンライター」の基本的なスタンスは次の通りです。
■ ラーメンライター
休職前からラーメンを食べて食べログに投稿はしていましたが、休職後丸6か月で 、食べて投稿した件数20件です。
せめて100軒分は食べてラーメンライターを自称したいところです。
新型コロナウイルス蔓延防止の観点からラーメン食べに行けませんが、徐々に終息に向かっているので、早く食べに外出したいですね。
今まで通算で100軒以上は行っていると思いますが、休職してから食べログに書いている件数でカウントしているので、先に書いた約20件しか行けていません。
100軒食べ歩きに到達するには、あと何年かかるのでしょうか。
さて、新型コロナウイルスによる外出自粛要請により、外食産業は深刻な打撃を受けたようです。
ホリエモンチャンネルで言っていましたが、外食産業は、ゼンショーやスシローなどの大手フードチェーンであっても、それほど規模が大きくはないそうです。
自動車などの他の産業の大手と比べて、中小の会社が圧倒的に多い。
しかも外食店は互いに競合なので、横の連携が取りにくく、省庁とのパイプがないため、国への発言権が弱いのではないか。
だから新型コロナウイルスへの対応について、特に家賃補助などの動きが鈍いのはそういう背景があるからではないか。
そういったことが言われていました。
また基本的に外食店は、家賃や仕入れ費や人件費を自転車操業的に回しているので、その日の売り上げが途絶えると、途端に経営が厳しくなるそうです。
先日、元プロレスラーでラーメン店「麺ジャラスK」を経営する、川田利明さんの著書『開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学』(タイトルが長い!)を読みました。
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このなかで、次のようなことが書いてあります。
ある調査によると、1年で新規オープンするラーメン屋はだいたい3,000軒だという。毎日10軒近いペースで、日本のどこかでラーメン屋が新たに暖簾を掲げていることになるが、恐ろしいことに閉店していく店も、やはり約3,000軒になるのだという。
その厳しすぎる現実を裏付けるように、10年以上続けられている店はわずかに1割というデータもある。
さらに驚くべき数字がある。なんと、約8割の店がオープンから3年以内に廃業に追いやられており、4割程度の店は開店から1年持たずに閉店している、という。なんとも残酷な現実だが、あらためてデータを見せられるとゾッとするよ。
俺が経験してきたように、なんだかんだで莫大な開店資金がかかるのに、単価の安いラーメンでは、それを回収するのは困難であることを意味しているわけだ。
本書で川田さんは、ラーメン店経営の厳しさをこれでもかと書いています。
本当に血のにじむような努力を、各店舗が重ねているのだと思わされます。
5年、10年と続いている店はほんの一握り。
僕もラーメンを食べに行くとき「今日も営業してくれてありがとう。美味しいラーメンをありがとう」と思います。
本書を読むと、そんな気持ちになります。
本日の記事は以上です。
☟『開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学』川田利明(ワニブックス)