こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕はブログを始めてから、約5か月に亘り自分が休職に至った経過、休職中の過ごし方、心の動きやメンタルの立て直し、復職してからの経過を書いてきました。
自分は果たして「うつ病」あるいは「新型うつ」なのか?
「適応障害」なのか?
バーンアウトしたのか?
僕の元上司だった人物はいわゆる「クラッシャー上司」だったのか?
上司自体が「未熟型うつ」だったのか?
こういったことを何度となく記事にしてきました。
僕が休職に至った顛末は『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本も出していますので、同じような境遇の方は読んでみてください。
毎朝活気が湧いてきて、生き生き楽しく仕事する。
仕事が楽しいとプライベートも楽しくなるという好循環をどうやって生み出すのか。
40代の疲れたオッサンは、これをどう実現すればよいのか。
復職して2か月になりましたが、頭が痛い、体がだるい。
昨年仕事が辛くなり休職する前までは、仕事に突っ込み過ぎていました。
キツイ上司と組んだ途端、体調を崩し心療内科のお世話になりました。
同じ轍を踏むわけにはいきません。
キツイ上司と組んで悩んでいる20代、30代、40代の方は多いと思います。
パワハラ上司が決まって言うのは、「部下のことを思って指導している」「部下の成長のため」「スキルアップのため」ということですね。
ではなぜ、彼らはキツイ言動をするのか?
パワハラ上司への対策・対処法はあるのか?
彼らはとんでもない勘違いをしています。
本当に部下のことを思っているのであれば、そこに「優しさ」や「思いやり」がなければならない。
それは、いつの時代であろうと同じではないでしょうか。
彼らは勘違いしているのです。
彼らは次のような誤ったマインドで仕事をしているのです。
松崎一葉さんの著書『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』ではパワハラ上司の心理を次のように分析しています。
(彼ら勘違い上司には)「やらねばならない。やり遂げたら、次をやらねばならない・・・」というエンドレスな焦燥がある。初めのころは自分一人でもそれをやり遂げることができたが、次第にやらねばならないものは大きくなっていくので、自力では間に合わなくなってくる。そして、部下をこき使うようになる。部下を潰してでも自分の目標を達成させようとする。
全然部下の成長のためではないのです。
ただ自分の目標を達成したいだけなのですが、自力でそれができないから、部下を手足のように使っているだけなのです。
そして、"自分の手足"が思い通りに動かないから、ブチ切れているだけなのです。
松崎さんは、そういう上司を「クラッシャー上司」と呼び、共感性が欠如して他責的で、部下や同僚に対して家族に対するのと同じ甘えがあり、その上司自体が、未熟型うつになるような若者と同じ精神構造を持っていると言っています。
彼らのようなクラッシャーの甘え野郎には、どういう心持で対処するべきか。
ジェリー・ミンチントンの著書『うまくいっている人の考え方』には次のように書いています。
▶ 「他人を変えようとしない」
▶ 「他人に対する悪い感情はさらりと忘れる」
▶ 「他人を批判しない」
▶ 「自分の怒りを理解する」
怒りを持つことは必ずしも悪いことではない。
また、衝突したことのある相手に対して、無理に友好的な態度をとる必要はない。
しかし、いつまでも相手に対する怒りの感情を持ち続けることは、いつの間にか自分を苦しめているのだ、というものです。
また、ホリエモンの著書『時間革命 1秒もムダに生きるな』で次のように書いています。
牢獄に入っているのでもないかぎり、誰もあなたに「マズい残飯を食べろ!」なんて強制したりはしない。
あなたが勝手にマズいものばかりを食べて、ストレスを抱え込んでいるだけなのだ。
だから、ストレスを生む時間は、極力減らすべきだ。
不快な人間がいたら、その人とは関係を断ったほうがいい。その場で怒鳴りつけてもいいが、わざわざ軌道修正してやる義理はないから、あとはスッパリ‟切る”のがいちばんだ。
嫌いな人間について、ダラダラと愚痴を言うのはやめよう。
それが「腐った残飯」だと気づいているのに、いつまでそんなものを大事に持っているつもりなんだ?
勝手にブチ切れておいて「部下の指導のためだ」と言う勘違いの甘え上司は不快ですよね。
ですから、不必要な糞上司との関係はスッパリ切ることにしましょう。
本日の記事は以上です。
☟『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』松崎一葉(PHP新書)
☟『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
☟『時間革命 1秒もムダに生きるな』堀江貴文(朝日新聞出版)