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【読書】勝間和代流読書術「翻訳書こそ読んだほうがいい」

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

年間50冊読むと決めて、2020年から3年間続けてきました。

 

当初は「年間100冊」と意気込んだのですが、ちょっと無理でしたね。

50冊が自分にとってはちょうどいいようです。

 

50冊でも月平均で4冊以上読まないと達成できません。

週1冊くらいのペースです。

 

結構骨太な本を読んだりすると、軽く1か月以上かかってしまいます。

 

かといって、ノルマを優先して薄い本や読みやすい本ばかり読むのもどうかと思うので。

 

読書にノルマを設定するのはナンセンスだという人もいますが、なんのスキルもないショボい事務職のおっさんが手っ取り早く生き残る道は、自分にノルマを課して、読書から学ぶしかありません。

 

ただし、「1回読んだ本を読み返しても1冊とカウントして良い」という、都合の良い自分ルールを設定しています(笑)。

 

というわけで、いま読み返しているのは、勝間和代さんの『勝間式 金持ちになる読書法』(宝島社2021)です。

 

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この本については、以前、読後レビューを書いています。

 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

本書は「「読書」は最強の錬金術です」というオビの見出しで、非常に刺激的な内容です。

 

「お金とは一種の情報である」

 

「読書を通じて情報強者になることができれば、逆に効率的に情報を取り扱うことができます。それは結果的にお金を得る力を身につけることにつながります」

 

「お金の流れというのは、情報の一種であり、お金にまつわる情報を読み解ける人は、お金に不自由することがなくなる。つまり、お金を稼ぐためには、情報を得る必要があるのです」

 

このように書いている勝間さんですが、勝間さんはどういう本を読んでいるのでしょうか?

 

勝間さん流の読書術です。

 

第1章の冒頭で勝間さんは次のように書いていて、とても刺さったので引用します。

 

翻訳書こそ読んだほうがいい

特に、私が読書について最も気に入っているところはどこかというと、外国の書物が比較的安価で、日本語で読めるということです。

日本はもともと、翻訳文化と言ってもいいくらい、これまでさまざまな外国語の書物を日本語に翻訳してきました。日本人が書いた本だけではなく、外国人が書き、海外で流通し、評価の高いものは比較的早く、かつ翻訳という工程を経ているにもかかわらず、日本人の著書と変わらない値段で読むことができます。

私自身、自分の人生を変えるような体験をした本というのは、日本人が書いた日本語の本よりも、海外の書籍を翻訳したもののほうが圧倒的に多いのです。ありとあらゆることで人生が変わるきっかけとなった本の8~9割は翻訳書でした

日本にいると、どうしても内向的になりがちです。ガラパゴス化と揶揄されることもしばしばですが、やはり日本のなかだけで完結してしまえることも多いでしょう。

これだけグローバル社会と言われるなかでも、海外の情報に生で接する機会が少ないのが日本の現状です。そのため、国内で普通に暮らしているままでは、世界の最先端の情報や日本人とは異なる考え方がなかなか入手しづらいのです。

しかし、翻訳書を読めば、最先端の研究者の情報や日本人がまだ体験したこともない新しい発想、考え方を学ぶことができます。この場合、本がまるでパスポートのように世界への扉を開いてくれるのです。

 

なるほどです。

 

日本はもともと翻訳が盛んな文化なので、翻訳という工程を経ているにもかかわらず、外国の書物が比較的安価で、日本語で読める

 

これは意外と、当たり前すぎてこれまで見落としがちだった事実ですね。

 

確かに、翻訳というコストがかかっているのに、比較的安価で読めるのでコスパ高いですね。

いや、いまだとAIで翻訳できるからコストかからないかもですが(笑)。

 

また、なかには結構高い翻訳書もあります。

 

例えば、社会学者でイノベーター理論の提唱者である、エベレット・ロジャーズという人が書いた『イノベーションの普及』(翔泳社2007)という本が、5,280円で高いなと思って、買って読むのをあきらめました。

528ページで結構厚い本かもしれませんが。

 

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僕が最近読んだ本では、オランダの歴史学者、ルトガー・ブレグマンが書いた『隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働』(文藝春秋2017)という本が非常に骨太でした。

 

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読むのに1か月以上かかった本というのが、これです(笑)。

このレベルの本は年に1冊しか読めませんね。

でも、とても興味深い内容なので、もう1回は読んでみるつもりです。

 

翻訳書というのは、翻訳された日本語が独特な言い回しになるので、読むのにある程度訓練が必要です。

 

いずれにせよ、勝間さんが言っているように、海外の翻訳書を読むというのは、日本人の本からだけでは得られない、新しい知識や情報が得られることでしょう。

 

チャレンジしてみる価値がありますね。

 

ちなみに勝間さんのYouTubeチャンネル「勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube」も面白いのでオススメです。

 

本日の記事は以上です。

 

 

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