こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
ビジネス書を読むというのは、その本の著者が提示したテーマについて自分で考え、自分のライフスタイルをその本に書かれてある理想のライフスタイルに寄せていくという行為です。
僕は出世したいとか仕事で成功したいとかのためにビジネス書を読んでいるのではありません。
今から約2年前にクソ上司のパワハラにより半年間の休職を経験しました。
出世したいとか仕事で成功したいという欲求は失せました。
クソ上司は何らペナルティを受けることなく今まで通り給料をもらい普通に暮らしています。
それが許せない。
休職期間中に「くそ、人生また1から勉強やり直さないとダメだ!」と思い至り、年間100冊本を読むという目標を立てました。
でも年間100冊というのは3日に1冊のペースなので、なかなか困難なことが判明しました。
それからは年間50冊ペースですね。
会社に依存せず経済的に自立する。
読書を積み重ねる。
これが今の僕の大きな目標なのですが、その両方を見据えた本を書店で見つけて即買いしました。
勝間和代さんの『勝間式 金持ちになる読書法』です。
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家が金持ちの人は、生活習慣で半ば無意識のうちに金持ちになる。そうじゃない人も読書習慣で金持ちになれるという話です。
知は力なり。お金の知識は、現代のサバイバル術。読書を通じて、無意識レベルからお金持ちになる習慣を身につける!
本を読んで、情報強者になる。これがお金の不安を解消し、お金持ちになる一番の近道なのです。
「無意識レベルからお金持ちになる」とはどんな意味でしょうか?
カレーのいい匂いがすると美味しいカレーが食べたくなりそのお店に入る。
勝間さんは読書で金持ちになるというのもそれと同じことだというんですね。
読書で金持ちになる、というのもそれと全く同じ話なのです。さまざまな情報を得ることで、どちらの方向に向かえば、自分にとってより良いことがあり、逆に悪いことがあるのか、感覚的に身につけることができるようになります。あとは、その感覚と想像力にしたがって、自分の道を歩いていくだけです。
勝間さんは、思考や行動は意識よりも無意識的に決まっていることが近年の脳科学などで明らかになっているといいます。
そこから次のように言っています。
ですから、良い本を読めば読むだけ、その情報が無意識に蓄積されていくので、ある一定の臨界点を超えれば、無意識はガラッと変化していきます。
無意識を変えるには、やはりそれなりの読書量と時間がかかります。読書が効いてくるのは、この無意識が変わったときなのです。
ホリエモンなんかもそうですが、「とにかく一歩を踏み出せ」「いくら読書をしても行動しなければ現実は1ミリも変わらない」みたいなことを言う人は多いですよね。
つまり行動至上主義です。
一方、本書での勝間さんの主張は、読書の積み重ねこそが無意識の領域に影響を与えて行動変容を促す、ということなんですね。
つまり「行動至上主義」へのアンチテーゼなんですよ。
たとえ、直接的に行動に結びつかなかったとしても、その読書は無駄とは必ずしも言えません。新しい情報が、知識として自分のなかで積み重なっていきますから、状況判断や行動への決断というものがより的確になります。
自分に欠けているものや足りないものを考えて、読書を通じてどこへ向かいたいのか強く意識することが大切です。
行動しなければ、と焦る必要はありません。
地道に読書を積み上げていきましょう。
ちなみに勝間さんのYouTubeチャンネル「勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube」も面白いのでオススメです。
本日の記事は以上です。
☟『勝間式 金持ちになる読書法』勝間和代 著(宝島社)